ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2のレビュー・感想・評価
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Ten Year Adventure Comes to a Close
The epic final battle between the Death Eaters and school Dumbledore unfolds on the Hogwarts grounds. All the characters flash through a film that is much about as exciting action as it is about satisfying closure. There is a cool fire-breathing dragon under the Gringotts bank. If you have seen all the films you are now a total nerd. Eight films and not one was bad—an impressive feat. The End.
特別上映 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(吹替)で観賞
ハリー・ポッターシリーズもこれで大団円。若干ストーリーが駆け足ではありましたがトータルでは楽しめました。今作はネビル・ロングボトムとセブルス・スネイプが印象に残りましたね。
本格的にグリンデルバルトとの戦いが始まった2作目でした!
本格的にグリンデルバルトとの戦いが始まった2作目でした!
前作からの魔法動物との信頼関係がより詳しく描かれていて、日本人には馴染みの深い生き物もいて楽しく鑑賞しました。
一方で、闇の勢力との戦いでは一見魅力的な選択や、楽な選択に流されるのは簡単だが、困難だけど正しい選択には大きな勇気や痛みを伴うということも伝えてくれるような気がしました。
ハリーポッターシリーズから名前だけは出ていた、別の登場の仕方をしていたという登場人物もいて、ファンにはわかる!という重要な情報に終始驚きの嵐です。
衝撃の事実?からここで終わるのか!というラストで一気に次作を観たくなること間違いなしなのでレンタルで鑑賞される方は同時に借りておくことをおすすめします。
ファンタスティック・ビーストを観なおすのにハリーポッターの知識があ...
ファンタスティック・ビーストを観なおすのにハリーポッターの知識があった方が楽しいのかなと思って観始めたけど長かった。
後半になるほど暗くて気持ちが乗らなかった。
最終話の今作も爽快感無くモヤモヤした。
全話観たけど個人的に全くハマらなかったシリーズ。
とりあえず完走した自分おつかれ。
えっ?終わり?
急ピッチで全映画を鑑賞したが、正直トータル評価は普通でしたね。盛り上がる所で下がり、関係ない所でワクワクした映画でした。1番盛り上がったのは、数分間のダンブルドアとヴォルデモートの対決だったかな。期待した分落胆が激しいなー。結局、ダンブルドアの弟の言う通り、ダンブルドアは秘密が多く良い魔法使いではなかったし(悪)、スネイプは予想通り二重スパイで捻りないし(悲)、ヴォルデモートは何時でもハリー殺せるのにモタモタしてるし(苛)、ハリーは最後まで逃げ回って大した魔法も使わず運だけで物語終わっちゃうし(卑)、ハーマイオニーはバカ代表のロンとくっついちゃうし(怒)。
パート1〜3までが結局ハリーポッターとしての映画の完成形で、パート4〜8までが蛇足としてヴォルデモートの物語でした。こんなの最後まで子供観る映画じゃないし、大人映画としても中途半端でしたわ。やっぱり自分はロードオブザリングの方がストーリーも演出も良かったと思いますね。小説版は良いのでしょうが、映画化は失敗だったと思ったのは自分だけじゃないはず。ハーマイオニーバイバイ
ハリーポッターよ永遠に
いよいよ大団円。
同じ主人公で8作もシリーズにした映画が他にあるだろうか。
あれ、ワイスピももしかしたらそうかも。
まぁいいか。
子どもの頃にみた賢者の石のワクワクドキドキの物語から、随分様変わりはしたものの、幼かったハリーたちが大人になり、ついにヴォルデモートを撃破するということを考えると感激する。
さて、前作では分霊箱をたった1つしか壊さなかったが、今回はテンポ早めてサクサク見つけて壊していくぞ!
ネームドキャラがあっさり死ぬのは相変わらずで、弱い奴は死に方を選べねぇ、と言わんばかりにダイジェストすら無しで、いきなり遺体で登場。ローリングさん、まじパねぇっす。
1作目から振られた伏線を回収していく、あるキャラの記憶のシーンは、今作、というよりハリポタシリーズ屈指の名シーンだろう。
いわば、まどマギでほむらの過去が発覚する10話目のようなカタルシス。
そうして無事撃破。
注目するのはエピローグ。
いやぁ、当時ももちろん面白かったシーンだけど、実際に自分が親になった立場で見ると、また別の感動がありました。
自分が歩んだ道を、自分の子どもが歩き始めるその見送りは、ほんとだったら涙なしではできないよ。
子どもは不安だけど、親というのはきっとそれ以上に不安なんだよね。
しかもハリーは命懸けのホグワーツ生活だったしね。
続編の呪いの子?は、YouTubeとかでちょっと知ってるだけで、詳細は分からない。
映画化はするのだろうか。
今はファンタビがまだ完結してないから、そっちが終わったらかな。
人生は長い。
期待して待とう。
それにしても、8作は長かった…。
僕は、死を恐れない。壮大な魔法青春活劇、終結。過去最高の楽しさ!!
前提として
・原作は未読。
・『ハリーポッター』シリーズはすべて視聴済。
・デビッド・イェーツの他作品だと、『ハリー・ポッター』シリーズを視聴済。
気持ちよかった!ザ・冒険、ザ・魔法バトルの連続!
まずは展開の話から。
一回居場所を変えるごとに必ず楽しい超展開が挟まる。これらがみんないい。
最後のホグワーツでの戦い(二回に分かれているが)も見どころが満載。さらには怒涛の伏線回収。
物語を追いかけてきた甲斐があった、そんな旅の連続。バトルの連続。考え方によっては準備期間が長すぎるとも言えるけどね。
ひとつ文句を言うとすれば、レイブンクローの件。今まで映画上だと一切関わってこなかった上に、交渉がちょっともたついてしまうのでもっと短くしても良かったのでは……という気持ちがある。ヴォルデモートのしたことの影響を考えさせられるシーンではあるけどね!!
キャラクター描写は全体満遍なくといった感じ。それでいて、見どころたくさん。
まずは我らがハリー。最終決戦ということで、PART1以上に覚悟を決めた表情が観られます。
彼にはまだ一つだけ、重要な秘密が残されていました。それも本作の見どころの一つ。それを知った三人の表情が素晴らしい。
そして何よりも、決戦を終えた後の選択が見ものです。人生をかけた冒険を終えて、彼は何を思うのか。これを観るためにシリーズを追いかけていたのかも……。
次にロン。いつもより冴えてる彼。お前、実は全シリーズそんな感じだったのでは? もっと活躍魅せてくれよ!! ってなるぐらいに活躍してます。
ハリーが素質、ハーマイオニーが能力や知識、とすれば彼は"ひらめき"担当でしょうか。ロンが旅路に居なくてはいけなかった理由がこれでもか、と強調されるのは気持ちがいい!
ムードメーカーだけではない彼をとくとご覧あれ。ハーマイオニーも好きになるよな。
さてさてハーマイオニー。命を懸けた冒険の中で、ロンとの恋仲が最高潮に達します。
彼女の能力はもちろんですが、そういった活躍は今作では少なめ。PART1で大いに活躍したからかもしれません。
それよりも彼女の表情にやっぱり注目。ロンの言動にびっくりし、ハリーの覚悟に涙し、決戦後は三人で安堵する様子が最高です。
この三人組が映像で観られるのは今作で見納め。もっと冒険を観たかったような、でも良い終わり方のような……
少なくとも彼らの人生がその後も続くことが示唆されているのは嬉しい限り。ぜひ、最後のシーンを自分の手で観てください。このシーンのためにシリーズを追いかけたのですよ!!
PART1では描かれなった生徒たちもカムバック。
ネビルがここにきて最大の活躍を見せます。よくやったネビル。コメディまでこなせるとか最強か、ネビル? 本作の裏主人公をここまで温存するとか巧すぎる。
生徒たちそれぞれに見せ場はあるのですが、残念なことに少な目。まぁしょうがない。
彼ら彼女らが戦っているだけで充分嬉しいし、亡くなったら悲しい。もうそれだけでシリーズ最終作としての役割は果たしているんじゃないでしょうか。
無論、教師陣もバリバリ活躍。
これ以上ないぐらいに、はっちゃけてお茶目なマクゴナガル。とんでもない苦しみを背負っていたことが明かされるスネイプ。登場してくれるだけで嬉しくなっちゃうアルバスダンブルドアなど、文面だけでは伝えきれない魅力がたんまり……。
ウィーズリー家のお母さんまで最高の活躍してくれます。ウィーズリー家ファンはトラウマと高揚感を感じられる神展開。そう、トラウマということは……
もちろん悪の陣営も忘れてはいけませんが、一番描かれるのはやっぱりヴォルデモート。彼の弱いところが随所で表現されています。
確かに最強の魔法使いかもしれませんが、それだけ孤独な存在であることも描かれています。
ここの、ハリーとの対比が非常に心地よい。だからこそ勝敗がつくのです。決着は見もの。
画面はいつもより明るい!うおおお、最終章って感じするなぁ!!ってなります!
VFXはもちろん最高潮。こういうのが観たかった!!なんならもっと派手でもいいけど!でもそれじゃあ説明増えちゃうもんね、しょうがないわな!!!
音楽は無論、良い。それよりかは画の方に注目がいくので、目立つことはなかったかな……
なんだろう、この……めちゃくちゃ楽しかった分、前作品でこういうのできなかったのかなっていう文句みたいなのがあふれそう……。
それだけこの作品が突出して楽しかったということでもあるので、ぜひ!
こういう魔法アドベンチャーが観たかった!そんな作品。
スネイプ先生役のアラン・リックマンが本シリーズに深みを与えていた。
いよいよ最終話となる。
ハリーポッターとヴォルデモート卿の最終決戦は、ホグワーツ魔法魔術学校との全面戦争の様相をなす。こぢんまりとした印象になりそうだが、そうでもなくて、見ごたえのある戦いになっている。
本シリーズは「魔法と冒険」といった古典的な要素を扱っているとはいえ、映像に関してはかなり挑戦的だった。そのおかげで、最終決戦も迫力のある映像になっていたのだと思う。予算が桁違いなのもあるし、演出もうまかったのだろう。
実際、興行収入は1,990億円。シリーズで最高額だ。
普通、シリーズものは、だんだんとしょぼくなっていくのだが、最終作が一番売れるというのはすごい。このシリーズがいかに愛されていたかという証明だろう。もちろん、愛されるだけのクオリティを維持し続けてきたから、ということだ。
本作は、最初から最後まで「あなたはひとりではない」というメッセージが貫かれていた。ひとつの強い問いが、これほどの物語を動かし、世界を感動させるのだということに感動を覚える。
つけくわえるならば、「ひとりではない」のは、ハリーとヴォルデモート卿の関係性においても同様だった。最終的には、このふたりの関係性が「ひとりではない」という言葉に深みを増している。
本作にはたくさんのキャラクターが登場する。
その中でも、個人的な推しメンはスネイプ先生であった。
謎に満ちたキャラクターだったというのもあるが、なによりも、演じていたのがアラン・リックマンだったからだ。「ダイ・ハード」でテロリストのボスを演じていた彼は、金髪のイケメンおやじで、一歩間違えばB級映画でよく見るタイプになりかねなかった。しかし、アラン・リックマンは、どこか貴族的な雰囲気を漂わせており、チンピラまがいのテロリストとは一線を画していた。本人はイギリスの労働者階級出身だそうだが、労働党の元地方議会議員とつきあっており、最終的には結婚したという話だから、知性や教養があるのだろう。
徹底的にスローモーションを使わなかった「ダイ・ハード」の中で、唯一のスローモーションのシーンが、アラン・リックマン演じるテロリストのボスがビルから落下していくシーンだった。だからというわけではなかろうが、とにかくアラン・リックマンは自分に強烈な印象を残したのだった。
その彼が、ハリー・ポッターに出演しており、最初は驚いた。さらにスネイプ先生という、敵なのか味方なのかよくわからない人物を演じている。テロリストのボスとは違い、非常に深みのある演技をしていて、小生は完全にノックアウトされてしまった。
そのような個人的な想い入れもありつつ、全8作を存分に楽しんだ。公開当初はアイドル映画的な人気が気にいらなかったし、原作も苦手なフォントが使われていたので読めなかった。さらに、最近、原書で一巻を読んでみたが、児童文学というわりには英語がむずかしくて、まったくわからなかった。
このような事情で、今回はじめて観ることができた。だいぶ遅くなったが、このような素晴らしい映画に出会えたことを嬉しく思う。そして、こういう大ヒットした映画の中に、なにかを見つけようとする姿勢は大切だと思った。
ヒットする映画がどれも素晴らしいわけではないし、素晴らしい映画がどれもヒットするわけでもない。「ハリー・ポッター」シリーズは、ヒットした素晴らしい映画だった。
失業していたJ・K・ローリングが本作のおかげで一躍成功した姿は、両親を殺されたハリーが、現実世界の養父母から、ひどい扱いを受けながらも、やがて、伝説の魔法使いとして成長していく姿にかぶる。
このシリーズは、まだこの世界には魔法が残っているのだという証明のような気がしてくるのだ。
兎に角終わったっーて感じの作品。
内容は、ハリーポッターシリーズ第7弾Part2にあたるシリーズ最終回作品。主人公ハリーポッター御一行と仇敵ヴォルデモート御一行との最後の戦い。お互いに大勢の犠牲が出る今回10年に及ぶシリーズの歴史に幕が下ろされる。その物語の行方はいかに!
印象的な台詞は『look at me!you have your mother's eyes……』スネイプ先生の最期の台詞。切なくも儚いスネイプとハリーの母親との記憶は胸に迫るものがある。終始優しかったスネイプ先生が証拠を実証してくれより一層好感が持てた。やはり最期はハリーの母親リリーに見送られたかったのかもと感じました。血の繋がりは無くてもアンタハリーの父親だよ!スネイプ先生と思えて熱くなります。
印象的な場面は、スターウォーズかと思われる様な総力戦です。派手な魔法バトルは最後に打ち上げられる様で見ものです。10年間の仕上げにこれでもかと言う戦闘でした。
印象的な状況は、最後のハリーポッターの奇跡の復活です。死の秘宝☠️を開けた後でヴォルデモートとの対決の後に生死の境についた時、奇跡の呪い解除🔓と復活劇には??が沢山つきました。そこは児童書ハッピーエンドにしなければ盛り上がらないですからね。
これでハリーポッターシリーズが終わりましたが難しい尺の中で一応スッキリとする終わりだと感じました。強い女性が描かれる本作品。男の人は頼りなく情け無くいいなぁ。かなり偏った英国文化を眺める事もでき楽しかったです。
皆で力を合わせて
秘宝は3つあり3つ揃えば死を征する。エマワトソン扮するハーマイオニーがマダムレストレンジに化けて潜入する。様々な助けを借りてハリーポッターは分霊箱を見つけヴォルデモートに迫る。皆で力を合わせてやれば出来る。
圧巻のグランドフィナーレ。
花火大会のフィナーレで、全ての持ち玉を次々と連打してくれる、そんな爽快感。
ありがとうと言いたい。
あの人も、この人も、総出演、総活躍。あの場面もこの場面も…。
細かく言えば、いくらでも文句は出るものの、この時間内に収めた映画としては、ほとんど全てを網羅して駆け抜けてくれた本作。
グランドフィナーレに相応しい一品。
☆彡 ☆彡 ☆彡
シリーズが完結してしまった。
子どもたちの成長譚であると同時に、世界がファシズムに呑みこまれていく様、そしてそれに対するレジスタンスを描き切った大作。
差別を根底に、善とは何か、愛とは何かとか様々な哲学的要素をちりばめながらも、映画では深く掘り下げられていなかったけど、人生での大切なメッセージを、主人公たちの成長に合わせた悩み行動する様や大人たちのふるまいを見せてくれたシリーズ。
特に今作では、スネイプ先生の”愛”と”正義”に胸が締め付けられる。
あんな数ショットではなくて、最初から編集し直してかつ新しい場面を入れて、スネイプ先生だけで一本作成してほしいくらい。
でも、名優リックマン氏の死去に伴いそれも叶わぬ夢。合掌。
☆彡
『死の秘宝』だけ原作未読。
え?魔法省の金庫に保管されていたあの予言「どちらかが死に、どちらかが生き残る…」はどうなったの?という設定に唖然としつつも、物語はさらに緊迫感を帯びる。
何度も繰り返し観たい珠玉のシーンが満載。
第1作のような魔法のきらびやかさやゴブリンの世界の造り込みに眼を奪われる。
司令官として毅然とふるまうマクゴガナル先生のおちゃめな部分。それを受けるモリーママの表情。
マクゴガナル先生とスネイプ先生の戦いの場面も、同僚との戦いに戸惑いを感じながらも生徒たちを守るためにスネイプ先生に戦いを挑むマクゴガナル先生の表情、後でそうかとわかるけど、本当は戦いたくないけど戦うふりをしながらマクゴガナル先生を守るためにさっさと逃げるスネイプ先生の躊躇とか、が一瞬に演じられる。
他にも、お母さんパワー満載の迫力とか。
今までの登場人物の集大成。
ほんの断片なんだけれど、今までの彼らのキャラクター+成長ぶりが見事に描かれる。
マルフォイのお父さんのうらぶれた姿にも今までのいろいろな想いがはちきれて喝采を浴びせたくなる。
そして、すごいなと思うのが、敵方に組んだ生徒も、生徒として守る姿勢。襟を正される。
ファシズムの拡がり。
レジスタンスの攻防。
世界は暴力に呑みこまれ、ファンタジー?子ども向け?と懸念したくなるようなバイオレンスな場面が次から次に展開されつつも、
大人が子供を守ろうとし、勧善懲悪が貫かれ、究極の愛をはじめとする様々な愛の形が描かれる。
壮大なファンタジーの幕引き。
エンディングの音楽はファンのツボをさすがわかっていらっしゃる。
お見事です。
第8作。長かったシリーズもようやく完結。 盛り上がりに盛り上がった...
第8作。長かったシリーズもようやく完結。
盛り上がりに盛り上がった魔法対決。かなりおもしろかったです。こういう映像が観たかった、ラストでようやく観れました。ネビルの活躍ぶりも良かった。
最後の最後でわかるスネイプ先生のハリーへの愛情。切なくも、熱いものを感じ感動。
月日をかけ、それぞれに成長も見られ、ラストはハッピーエンド、シリーズで浮き沈みはあるけれど、楽しく観ることができて良かったです。
長きに渡る伏線の回収に感動
単作ではなくてシリーズ最終回 として☆5個をつけさせていただきました。
1作目からの長きに渡る伏線が回収されて納得・感動の最終回でした。
この壮大な世界観とストーリーを作り出したJ・K・ローリングさん、ほんと天才ですね。
シリーズ通して配役や映像など原作のイメージを壊さずに映像化大成功だったのではないでしょうか。
分霊箱は、
2022年5月28日
映画 #ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 (2011年)鑑賞
①トム・リドルの日記
②マールヴォロ・ゴーントの指輪
③サラザール・スリザリンのロケット
④ヘルガ・ハップルパフの金のカップ
⑤ロウェナ・レイブンクローの髪飾り
⑥ナギニ
⑦ハリー・ポッター
だった
遂に完結
予定調和感があるのは否めないし、スネイプ報われない感もあるが、ハリーの物語が遂に幕を閉じた。
一番気になったのは、ヴォルデモートよく見るとすごく情けない顔してるし、「俺様強くなりたい」しか言ってなくて正義がなさすぎて、なんでこんなにも信奉者がいたのかが納得いかない。
一番おもしろかったのはアズカバンかな。
【ハリポタシリーズ8/8作目!気持ちよいほどにアクション・ドラマ・ファンタジーが織り交ざった超大作】
・2011年公開のイギリス(アメリカ)のファンタジー映画。
・映画[ハリー・ポッター]シリーズ第8弾(全8作)です。
・遂に、シリーズ1作目から登場してきた最悪の魔法使いヴォルデモートとその一味と魔法界(ホグワーツ)の最終決戦。ハリー達は不死身のヴォルデモートを消滅させるために必要な7つの分霊箱を見つけ出し破壊することができるのか? という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・シリーズラストに相応しい超大作感
・時おり大人っぽさを魅せる子供→時おり子供っぽさを魅せる大人に成長したハリー
・スネイプ先生の真相に涙涙
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・これまでに登場した話・人・アイテム・魔法を総動員した超大作!
∟もはやホグワーツ魔法学校とかどうでもよい。どこへいったのかその存在。とすら感じました。笑 もはや学校の中の小さな話ではなく、魔法界の全てをかけた最終決戦。今までの作品とは比ならない程に見応えのある物語です。
・張り巡らされた伏線がどんどん回収されている気持ちよさ!
∟知床の杖の持ち主が誰なのか、スネイプ先生がなぜダンブルドア先生を殺めたのか、第1作(賢者の石)でハリーがつかめたスニッチをなぜダンブルドアが死後ハリーに託したのか、なぜハリーが蛇語を話せるのか、過去作品に出てきた鹿は一体…もうキリがないくらい、これまで不思議だったことが明かされていきます。気持ちよさとショッキングさが入り混じったこの感情が映画を最大限愉しませてくれます。
・スネイプ先生ぃ~。。。
∟この物語はスネイプ先生の物語と思っても良いくらい、ラストで一気に跳ねてきましたね。まるで私が好きな漫画[NARUTO]のイタチそのもの。シリーズ全作を跨ぐ、凄すぎるこの伏線に涙せずにはいられませんでした。
[映像×演出]
・いよいよ全面的な魔法決戦!ファンタジーアクション映画です!
∟これまでは、魔法使いの話なのにえらいこじんまりした感じだなぁと思っていましたが、ラストでここまでギャップを見せられると、このラストのためにずーっと助走していたんだなぁと思わざるを得ません。これまで感じたフラストレーションを一気に解消するかの如く、惜しみなく戦いのシーンに没頭できます。まさにドンパチ映画。ホグワーツの先生や生徒が一致団結して魔法結界を張ったり、攻め込んでくるヴォルデモート軍と魔法で応戦したり…見応え抜群です!
[音楽]
・第1作でジョン・ウィリアムズさんが担当した音楽。その骨格を一切壊すことなく、作品ごとにバージョンアップしながら作られてきたBGM。本作も最終作品にふさわしいBGMでしっかり見応えをアップさせてくれていました。音楽だけでハリー・ポッターの世界に没入できるほどに確立されたBGMは凄いなぁと思います。
[演技・配役]
・メインキャラクター以外にはっきりと共感できて感動しました!
∟ロンの母強し、マクゴナガル先生もまたかなり強し、そしておちゃめなところも素敵。ネビルはカッコいい!その他大勢のメインキャラクター以外の彼らは、もちろん、限られた映画時間の中ではもちろん沢山の時間をかけて紹介されることはありませんでした。それでもこれまでのシリーズでじっくりと時間をかけて登場してきたからこそ、見事にサクッと共感(ちょっとしたアクションでカッコよさやお茶目さなどの個性を感じること)ができて感動しました。シリーズモノの良さが最大限に生かされている気がします。
・ロンとハーマイオニーのキスシーン、おめでとう!
・マルフォイの行く末に感服。
∟マルフォイに関しては、第1作目から「いずれ宿敵になるだろう」「そして、宿敵だけど最後は超重要な味方になるだろう」という予測を立てていましたが、完全には当たりませんでしたね笑 重要な役割であることは間違いないのですが、ちょっと変化球的。さすが、全然物語を先読みさせない緻密な構成に感服です。
・大人なハリーが魅せる子供っぽさが素敵
∟既に大人の貫禄とカッコよさしか感じないハリーが、物語の終盤で精神的支柱人柱のハグリットに抱き着くシーンは、彼が子供に戻ったような気がしてとても可愛らしく見えました。シリーズ序盤では、子供なハリーが魅せる大人っぽさが良かったのに、今となってはその逆。大人なハリーが魅せる子供っぽさが良いと思えている。シリーズを通して見事に一魔法使いの成長を見事に描かれていると思いました。
・ヴォルデモートの追い詰められ感を想像して。
∟あらゆる事柄に用意周到な男ヴォルデモート。彼が、ハリーの死を自分で確認しなかったことに違和感を覚えました。しかし、それは「それくらいハリーに追い詰められており焦っていたから」が意図的に表現されているなら凄いなぁと思いました。
[全体]
・ようやく、ハリー・ポッターシリーズ全8作をすべて観終わりました。約2週間です。実は、かなり頭の中は混乱しています。笑 こうやって感想を書き起こすことで、各作品の内容を少しずつ思い出しているのですが、それでも混乱しますね💦
・個人的なざっくり全体像では、1-2作では「ホグワーツ魔法学校の世界」、3-5作では「ホグワーツの外側の魔法世界」、6-8作で「魔法世界における悪ヴォルデモートとの戦い」、と大きく3段階に魅せてくれているように感じました。
・これだけのシリーズ超大作ですが、映画では描き切れない原作話なども盛り沢山のようです。だからこそ、何度も観たくなるし、小説も読みたくなるし、アミューズメント施設や企画展にも行きたくなる。既に物語が完結した今でも「ハリーポッターと魔法の歴史展@東京ステーションギャラリー」や「としまえん跡地にハリポタ体験型施設」など人気は根強いです。本当によくできたメディアミックス作品ですね。この先、子供たちと一緒になってもう一度楽しめると思うと、それもまたワクワクします。
・本作でも私が個人的に響いたダンブルドア校長の台詞を。ハリーが死んだはずのダンブルドア先生と対面した時に「先生、これは僕の頭の中だけで起こっていることですか?」と尋ねたら…
「もちろん君の頭で起こっていることじゃ。でも現実でないとは限らない。」
少し潜在意識の法則を思い起こさせてくれる奥深い台詞に感じました。
・さて、本作の感想としましては「気持ちよくシリーズラストを締めくくるアクションありドラマありファンタジーありの超大作」です。このラストのためだけに全てを鑑賞するのは骨の折れる作業ですが笑 そもそもハリー・ポッターを何作か楽しんで観た方なら、絶対にこのラストまで観た方がより楽しめると思います!ありがとうございました。
#映画 #ハリー・ポッターと死の秘宝PART2 #HARRY-POTTER-AND-THE-DEATHLY-HALLOWS:PART-II
#2011年 #ファンタジー #アクション #ドラマ #デイビッド・イェーツ監督 #J・K・ローリング #ダニエル・ラドクリフ #ルパート・グリント #エマ・ワトソン #アラン・リックマン #マシュー・ルイス #マギー・スミス #キアラン・ハインズ #シリーズラストに相応しい超大作 #大人っぽさを感じる子供→子供っぽさを感じる大人 #スネイプ先生に感動
#全体3.8 #物語3.8 #演出3.7 #演技3.7 #配役3.37 #映像3.8 #音楽3.8
はじめてのはりぽた
世界じゅうで何億もの人々に愛されているシリーズ。
ぜんぜんきょうみなくて、生まれて(50年経って)はじめて見た笑。
Yesterday(2019)のラスト。
“ジャック”が迷い込んだ世界にはビートルズがない、だけじゃなくハリーポッターもなかった。
このレビューはハリーポッターがないパラレルワールドの住人のレビューといって差し支えない。
じぶんは、ハリーポッターについてまったく知らない。cleavageを強調したリンジーローハンがでてくるSNLしか見たことがない。
ほんとにまったく知らないゆえ、周知の事象を「発見」のように語ること、誤解や曲解、見当違いや意図しない冒涜がある──にちがいない、ことをあらかじめおことわりしておきます。
いちばん最近の映画を、と思って選んだ。U-NEXTで199円だった。が、選んでから「後編」であることに気づいた。映画は途中からはじまった。ハリーポッターを知らないわたしにとってレビューがさらに困難になった。が、そのまま「さら」で見た。
魔法学校の話であろう。ハリーポッターらは学校の不正(かなにか)に反旗をひるがえし生徒達の希望の星となっている様子。
魔法使いの杖といえばスタッフを想像していたが、映画はいわゆるワンドを杖と呼んでいて、杖自体に意思があることが伏線される。懐かしいジョンハートがそう言った。ん、マギースミスがいるぞ。アランリックマンもデヴィッドシューリスもいるぞ。鼻もげはレイフファインズぽいな。イギリス人ばかりだな。てことはハリーポッターはイギリスの作品にちがいない。
魔法はワンドの振りかざしと宣言によって発生。その愚直なかんじがよかった。麻痺せよ。服従せよ。こなごな。光を。最上級はアブラカタブラに似ているけれど微妙にちがう殲滅呪文。続き物らしい固有名詞と回想がつぎつぎに出てくるが、どんどん佳境は迫ってくる。ハリーとその仲間たちは絶体絶命だった。が、最後は杖が使い手を拒む。善良で無敵の杖だった。
その大事な杖を折って捨てたのは、巨悪をたおしたのは、友情や愛情や信頼であって、魔法の力じゃないというメッセージだったにちがいない。“僕ら”は魔法の力に頼ることなく人間らしく生きていくんだとステートメントした──わけ。さすが5億冊超。しっかりしたジュブナイルの体裁があった。
ラストシークエンスはみんなが成長した19年後。結婚し子供ができて、魔法学校に我が子を見送るハリーたち。親から子へ伝承されていくこと。
世の中は多様性が言われているし、バツで子供もいないわたしが言うのもなんだが、にんげんの幸福は、基本的に、結婚し子供をつくってしあわせに暮らすことだと思う。否定するならわたし/あなたはこの世に生まれていない。そういう普遍的な徳育がこの物語にはあると思った。
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