「最終章の見所は」ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
最終章の見所は
ここで ぐっと くる箇所はひとつ。
スネイプの ハリーの母親に対する永遠の愛。
「永遠に」
この日本語をこそ 私は誇らしく思う。
ハリー・ポッターの作品(原作含め)というのは、誰かが特権的に魔法が使えるのではなく 全員が魔法使いで いろいろ技術に差はあるけれど魔法自体がパープレイである という点。
学校でちゃんと使い方とルールを守る方法を学び、マグルとの折り合いをつけて魔法省の管理のもとに生きている。
そういった設定に面白味があり
賛否いろいろあるらしいけれど松岡さんの訳で生まれた言葉も楽しい。
原作がここまで広く人気があれば 原作既読者のための映画で構わないと思う。
読んでない人にはちょっとわからないくらいだっていい。
読まないとわからないんだって とか 実はこうなんだって
っていうのもいいじゃないか。
原作ファンをガッカリさせるより数段良い。
そうそう この話の冒頭 ぐにゃりと曲がる橋もちゃんとイギリスで見た。
教えて下さりありがとうございました。
本当に緻密な設定がしっかりしていますね。
ゴブリンの銀行で、設定集を管理しているのではないかと思ってしまうほど(笑)。
私にとって、それが魅力でもあり、気軽に読めなくなっているという難点にもなっています(笑)。
コメント並びに教えて下さりありがとうございました。
『死の秘宝』の原作に、グリンデルバルドについて書かれている箇所があるそうですね。そこと『ファンタビ3』がつながっているのでしょうか。ダンブルドアの過去もと噂で聞きます。
原作も、『ファンタビ』も楽しみです。
とはいえ、ニュートとトムリドルってどっちが年上なんだっけ?学年違いで一緒に学校に在籍していたことあるのかな?他の先生方は?とか、かなり情報整理しないとついていけなそうです。
スネイプ先生。幸せになって欲しかった。原作者は容赦ないですね。
魔法が使えない、フィルチ氏とか、ペチュニアさんの気持ちとかも切なかった。
トムリドルやジェームス等、持てる者の、奢り・いじめもきっちり描かれていました。
児童文学と小説の中間のような大作でした。
でも、まだまだ派生してくる物語がありそう。楽しみです。