スイートリトルライズのレビュー・感想・評価
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池脇千鶴がライジングブルして、驚愕した‼️❓
原作も、映画も、ありきたりなダブル不倫ものです。
映画の中谷美紀の不倫男がミキテーと叫ぶカス芸人にクリソツなので数段劣ります。
愛と性欲は別腹なんでしょうかね。
なんか、ストーリーは安いAVです、トホホ。
映画の最後は、哲学です、わかりませんでした。もう一度、見るかな。
夫婦の現実
結婚前にみててよかったと思う
よくあるシチュエーションでリアルだった。
旦那が蛋白になり、女は不満になる
不満を上手に伝えたり、女も自分の感情を自分でも分からないんだろうな。
無理にこじ開けたり、騒いだりしないで、、淡々と器用に妻は妻の人生をやる。
それが出来ずに言葉にする辺り、自分は不器用だし本当に正直者だったんだなぁと振り返った。みんな器用に意地悪にやってんだなぁ
。綺麗事だけじゃ世渡り上手にはなれないんだなぁ。
共感度によって変わる
この映画のどこをおもしろいと思うのか、私には分かりませんでした。
中谷美紀が主演なので、最後まで見れたものの、全ての登場人物の行動が理解不能で気持ち悪いと感じました。
最後はなぜか円満になってるのが分からない。自己完結しているようにしか見えず、苛立ちました。
他の方のレビューを読んで、なるほど、そういう理由でおもしろいと思うのかと思いましたが、理解は出来ません。
思慮深く、繊細な人は共感しおもしろいと感じると思います。
テーマの割りには重くならず爽やかに独特の世界観があったのは、すごいなと思いました。
中谷美紀の無神経な行動が、そう見えないのはすごいと思いました。
共感できない夫婦の形
結婚3年目の夫婦でありながらお互い別々の相手と密かに不倫を繰り返す、テディベア作家の瑠璃子(中谷美紀)と会社員の聡(大森南朋)。
日々、音もなくしかし確実に鬱積していってしまう家族関係の軋みから、目を逸らすための快楽や刺激を、当事者同士以外のところに求めたとしても、結局それは一時凌ぎでしかなくて、根本的に気持ちが逸れることも満たされることもない、っていう主題か知らん。
世の中にはいろいろな夫婦の形があるわけで、終盤の「もうすぐ帰るよ」という聡のセリフが、2人の生暖かくて奇妙な関係を端的に表している。
でも私だったら嫌だね。笑
夫婦ったって他人同士が一緒に住んでるわけだから、いちいち全部ハッキリさせるのは無理だとしても、ここまで適当というか済し崩しというかとりあえずグダーッと容認してしまう姿勢というか、ないわー。
なんか全体的に湿っぽくてじとーっとしてて、気持ち悪かった。。。苦笑
隠れた静かな恋愛
総合80点 ( ストーリー:70点|キャスト:85点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
映像はあまり動きがなくて、音楽も物静か。ひたすら出演者の会話やちょっとした行動を切り取り、出演者の演技だけで人の心の動きと物語を追及する。不倫がいいか悪いかなんていう道徳観はどうでもよくて、会話ひとつとってもどこか冷めた付き合いをする結婚三年目のお互いに愛していて幸せだと思っている夫婦に訪れる、心を動かす出会いがこちらはやや動的に描かれる。
この二組の男女の出演者の演技と、静かな雰囲気に引き付けられた。自分の浮気相手を前に、あんなに白々しく嘘をついて何もないふりする演技をしちゃうものなのか、題名と違ってちっとも甘くない、怖いなあ。
ソラニンや鳥兜が前振りで出て、物語は破綻に向けてまっしぐらかと思いきや・・・。距離を詰めてくる相手にずるいよね。特にこの静かな雰囲気と、中谷・池脇の女優二人の演技を堪能できました。
愛している(本当に)
チラシによると
テディベア作家の瑠璃子は、
聡と結婚して3年になる
この日常に不満はない、と瑠璃子は思う
さみしさはたぶん、
人間のかかえる根元的なもので、
聡のせいではないのだろう
だれかに——たとえ夫でも、
救ってもらえる類いのものではない
「この家には、恋がたりないと思うの」
聡におもわず、自分の気持ちをつたえてしまう
ある日、
自分のつくったベアをほしがる青年、
春夫に出会う
どうして、春夫といるときだけは、
さみしくないのだろう
「恋をしているの
本当は夫だけを愛していたいのに」
.
.
.
恋は人を救わないと思う
もちろん愛も
こんなに利害がからみあって、
欲がからみあう不安定なものに、
人が救われるわけないと思う
でも、
救われるかもしれないという夢を、
恋はみせてくれる
夢をみている間は、
「これが真実だ」と感じ
心底
かなしいほど心底
いつか、
救われる必要がなくなったときに、
さめる夢
そして夢がさめたとき、
あいての夢もむりやりさまされる
強制的に、
強引に、
むごく、
破られる
瑠璃子は春夫に言う
「あなたを愛してる
これは本当のこと
なんで本当のことが言えるかわかる?」
「人は守りたいものに嘘をつくの」
.
.
.
守る必要がないからこそ、
愛してるなんて言える
思慮なく
.
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ていねいにつくられた、
いい映画
.
.
.
わかる。すごいわかる。
モラルや理屈では割り切れないかもしれないけど、私は、すごく共感しました。
私自身も既婚者で、周囲からはとても仲のいい夫婦だと思われているけど、ふとした時に感じる寂しさや、心のスキは、なんなんだろう、、と思っていたので、そんな自分の中にたまっていた澱を、綺麗にすくい取ってもらった感じです。
上手く言葉で説明できないことを、絵にして、見せてもらえた。私は、実際に不倫にまで踏み込んでいる訳ではないけれど、自分が感じていることに若干の罪悪感を抱いていたので、「そんなのは決して珍しいことではないんだよ」と言ってもらえた。...そんな気がして、私は気が楽になったというか、なんというか。。。
「あり得ない」って感じる人の方が多いかもしれませんが、でもこのテーマが、本になり、映画にまでなったということは、少なからず、同じことを考えている人がいるんだ、という証明にもなってると思います。
事実私の周りには、離婚したけど毎週一緒に仲良くご飯を食べるカップルや、毎日顔を合わせているのに、直接会話することなく、ブログを通してのみお互いの日々を確認しあう夫婦など、不可解なカップルがたくさん存在します。それは、家の中なのに携帯でやり取りし合う主人公夫婦にとても似ている。
ちなみに、私はこれを観て、「死ぬまでにしたい10のこと」を思い出しました。あの映画も、主人公の行動は賛否両論、「あり得ない!」って断言した人もいたけれど、今回この映画を観たら、私は益々「あり得る!」って思ってしまいました。
いずれにしても私はこの映画を見ることができてとても良かったです。ずーっと、ウソはイヤだと思ってたけど、そんなに悪いものでもないんだ、と目から鱗な考えを持つことができました。そして、自分が「窓」だと思っている相手も、わたくしのことを同じように思ってくれてたらいいな。
またこの監督の映画を観てみたいと思いました。
一足お先に矢崎仁司監督の世界は満開
大好きな作品
『ストロベリーショートケイクス』と同タッグ。
監督:矢崎仁司さん、脚本:狗飼恭子さん。
昨年、製作を知ったときから、
公開されるのを楽しみにしていました。
だって、初めて予告編を観たとき、
それだけで、鳥肌をたてていたくらいですから。
☆彡 ☆彡
江崎監督の
空気感が好きなんですよねぇ
ストーリーを重視しすぎると
NGの人、出てくるかもしれないなぁ
〈 記憶するだけじゃ駄目なのかもしれない。
思い出すことのほうが大切なのかも。
一緒に思い出すことのほうが 〉
作品全体に流れる
ゆったりとした空気が好きなんです。
それは、
テディベアであったり、
砂時計で時間をはかり、
サイフォンで入れるコーヒーだったり、
毎日の日常の決まりきった、ごくごく
自然な風景を、淡々と映し出していくのが
「あぁ~、なんか、いいなぁ~」と癒されるんです。
時計の針の音であったり、
窓から見る月であったり、
つい多忙な生活をしていると
知らず知らずのうちに見逃していることの数々。
そんな姿が
第三者には幸せそうな夫婦にうつる。
でも実は・・・。
みたいな流れで話しは始まっていきます。
◇ ◇
テディベアの置き方
テディベアの結び方
窓
墓
海
踏み切り
そのひとつひとつが
セリフには表れない
情景をセリフ以上に多弁に説明してくれる。
セリフを話すスピード。
大森、中谷夫婦はゆったり。
それぞれの浮気相手は、二人よりも早く口数も多い。
お互いにないものを求め合う。
それは“貪欲”だからなのだろうか。
◇ ◇
池脇千鶴さんは、
今作のために、ふっくらされたそうです。
「こんなに太ってたっけ?」と驚いちゃいました。
観ていて嬉しかったのは、
出演しているのを知らなかった
好きな女優さんが脇役で出ていたこと。
黒川芽以さん
大島優子さん
安藤サクラさん
みんなシーンは少ないですが、いい味だしていました。
黒川さん〈 結婚に興味はない 〉
大島さん〈 お兄ちゃんには、なんて言う? 〉
安藤さん〈 中谷さんとの踏み切りでのやりとり 〉
それぞれ、印象に残ったシーン。
個人的には、大島さんのセリフが出る
中谷さんとの、自宅マンション玄関傍での
やりとりが好きだなぁ。お互いの表情に、お互いの
感情がストレートに出ていて。あれは、大島さんの
役柄の設定がああだったからこそ、際立ったのだと思っています
(ネタバレ防止のため伏せておきます)。
☆彡 ☆彡
ザクッといってしまえば、
夫婦の浮気モノですから、
なにがおもろいのかさっぱりわからず
怒りの感情すら生まれてしまう人もいそうな気がします。
実際、私の観たときも、
女性の方が2名、途中退席されました。
ストーリーよりも
矢崎監督が世に送り出す
世界観・空気感を味わう。
そんな作品だと思います(笑顔)
結構、辛口…。
女性に絶大的人気を誇る、江國香織原作の恋愛小説の映画化。タイトルを直訳すると『甘くて小さなウソ』ってことですが、なんのなんの結構辛口ですよ。
吾輩、原作は未読なのですが、この物語は原作に忠実なんですかね?だとしたら…う~ん、女の人はこういうお話に、共感してしまうんですか?男の子の吾輩は、正直チョット付いていけませんでした。夫婦がお互いを大事に思っていながら、それぞれに別の男女と逢瀬を重ねる。そしてそのことについて、触れることなく“嘘”を重ねる。この“嘘”は、『甘くて優しい』と定義されておりますが、果たしてそうなのかな~?吾輩には相当な意味を含んだ『重くて辛い』嘘のように感じられてなりませんでした。映像上、凄くキレイに描かれておるのですが、ホントにこんなことが起これば、もっともっとドロドロだと思います。だって一言で言っちゃうと、この映画のテーマは“W不倫”ですからね(こう言うと、身も蓋もないですが…)。そういう意味で、何とも現実感が乏しいんですよね。浮世離れしてるって言うか、『こんな夫婦おらんて~!』とツッコンでしまいました。男には、理解デキませんわ。
どうなんでしょ?女性の方も、全面的に支持されるんですかね?もしそうだとしたら、益々『女はワカラン!』ていう心境でございます。これは、男一生のテーマかも知れませんね。まあ、『あんな夫婦のあり方に憧れるわ~』なんて言われた日にゃあ、苦悩で叫んじゃいそうですけど(^^;。
毎朝決まった時間に起きて、サイフォンで珈琲を淹れて朝食の準備をする妻。鍵を掛けた自室にこもり、もっぱらTVゲームをしている夫(しかも、用事のある時は、携帯電話で呼び出される)。しかも愛車はイマドキ“Be-1”と来たモンだ。ね?こんな夫婦、やっぱりおかしいでしょ?
『恋をしているの。本当は夫だけを愛していたいのに』だったら、旦那さんだけを愛しなさいよ!それって、卑怯じゃない?と思ってしまう吾輩は、まだまだ未熟者なんですかね?決して映画をけなしているわけではございません。吾輩がもう少し大人だったら、この映画ももっと楽しめたのかも…。でも、そんな大人なら、なりたくないかな(オイオイ、もおエエ歳やがな!(^^;)。
この映画、中谷美紀さんの美しさが、際立って描かれています。彼女の“透明感を感じさせる存在感”は、この映画の世界にピッタリだと思います。そういう意味では、大森南朋との“まったく生活感の感じられない夫婦役”は、見事にハマっていると思います。あと池脇千鶴ちゃんは、見る度にエロくなっていく気がするのですが…(^^;。
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