スペル(2009)のレビュー・感想・評価
全16件を表示
最後は救いのないB級コメディホラーの傑作
どんでんがえし
最後惜しかった
でも、そこまで呪いがかかっていたのかも
(つまり、封筒を間違えるまで)
あとタイトルのスペルって別の作品にある
ので重複して紛らわしいので原題のDrag Me to Hellでよかったのでは?
でも最後まで飽きさせないつくりは高く評価したい
救いがない、中途半端な作品
◎ あらすじ
銀行員である主人公は、住宅ローンの支払いを滞納し続け、強制執行をくらった老婆への延滞(*既に2回認めている)を認めなかった。それが原因で、その婆に呪いをかけられてしまい、主人公の身に、次々と超常的不幸が降りかかる。
===
◎ 魅力的なポイント
① 話のテンポが良い
場面転換が丁度良い頃合いで起こるので、間延びしておらず、途中で飽きが来ない。
② 良くも悪くも、目を引く演出・内容が多い
・場面場面での臨場感は◎
・結末も予想を裏切られるものだった
===
◎ 鼻につくポイント
① 呪いをかけられた理由が理不尽すぎる
住宅ローンが払えず、差し押さえられるのは当然であり、また、銀行側は過去に二度、期限の延長を認めている。加えて、三度目の延滞を主人公が断った際も、代替案を複数提示していることから、常識的に考えれば、彼女の決定に瑕疵はないと言える。
呪いをかけた張本人である猿顔の老婆は、「私に恥をかかせた」と主張しているが、そもそも他の利用者がいる銀行内で、突如、大声で慈悲を懇願し始めた迷惑な客に対して、銀行員が警備員を呼んで対応するのは、職務上当然の行為である。また、面子を重視するのなら、「住宅ローンを滞納している」という恥ずべき事実を棚上げせずに、金を払うべきだ。
主人公が老婆の自宅を訪問した際に、多数の親族が見受けられたので、本人が働けないのならば、身内に助けを請うて然るべきである。
② 本作の世界では、司法が機能していない
諸悪の根源である害悪婆は、主人公の車に侵入し、帰路につくのを待ち伏せした上で、襲撃を仕掛けている。生き恥を晒すだけに収まらず、あまつさえ、犯罪にも手を染める精神異常者だが、逮捕された様子もない。
③ 主人公の頭が悪い・優柔不断すぎる
空想の世界を真っ向から否定するような指摘で大変忍びないが、なぜ主人公は素性の知れない外国人を信頼して、教会や民俗学の研究者などに助けを求めないのか?大学で教鞭を執る彼氏に相談できないと思い込む心理は理解できるが、"life or death"の状況下では、形振り構っていられないだろう。視野が狭くなるのは当然だが、流石に限度がある。
呪いの影響を緩和するために、動物を生贄にすることを提案された際に、「菜食主義者」だと言って、初め断りを入れたのを見て、救いようのない阿呆だと感じた。
占い師の助言があったとはいえ、ペットの子猫を生贄にしていて、更に混乱させられた。
呪いから逃れる最終手段として、他者にボタンを譲渡することを提案されたが、いざとなると、良心の呵責から(自身を謀った同僚相手でさえ)他人に呪いを押し付けることができず、紆余曲折を経て、死亡した。可哀そうだが、頭が悪すぎるので自業自得だろう。
④ 全体的に中途半端
全体的に納得のいく展開・結末ではなく、不愉快になるシーンも多かった。
例えば、心肺蘇生のために胸骨圧迫を施すシーンでは、右肩を圧迫している。加えて、10回程、"右肩"マッサージして、もう助からないと諦めている。くだらないオカルトに傾倒する前に、義務教育からやり直した方が良いのではないだろうか。それとも、そういうお笑い?命懸けでラミア(呪いの正体)と戦うことを、1万ドルで了承しているのも、あまりに安すぎて驚いた。結婚を控えている主人公に、その程度の貯金がないことも衝撃だった。
===
◎ 総評
場面ごとにメリハリがあれば良いと思うが、どういった表現をしたいのか、視聴者が意図を掴めない・混乱してしまうことが多い作品だった。呪いに文句を言うのは筋違いだが、自分が主人公の立場だったら、あまりの理不尽さにブチギレ間違いなしである。
この老婆には、優しく出来ない・・・
サム・ライミのデビュー作「死霊のはらわた」は自分のなかでは、ホラー映画で5本の指に入る名作?傑作だと思ってます。(自分がホラー大好き人間になったのもこの作品がきっかけでした)
最近では、「スパイダーマン」シリーズの大成功で、そちらのほうが有名になっていますが、自分にとってはサム・ライミは「死霊のはらわた」ホラー界の大御所監督と思ってます。
そんなサム・ライミが久しぶりに撮ったホラーですから、もう~観ないわけにはいかないってほどの大きな期待をもって鑑賞に当たった作品です。
結論から言えば、面白かった。あんまり怖くは無いけど、ドキッとさせられたし、ストーリー的にも楽しませてもらいました。
襲い来るお婆さんってのもなかなか怖い。入れ歯が外れたり、コミカルなシーンではあるんだけど、ゾゾゾってします。
見えない何かに襲われるってのも恐怖を増長させる。
とにかく、所々ユーモアを交えながらの恐怖演出は、さすがサム・ライミって感じかな。
ただ、これはあくまでも個人的な感想なんだけど、サム・ライミ監督にはB級ホラーを撮ってもらいたい。 もちろん、この作品もB級テイスト満載だとは思います。
ただ、人気監督なだけにハリウッドテイストされてしまったと言いましょうか・・・。
B級特有の安っぽさが感じられません。かなり製作費もかかってるんじゃないでしょうか?画質的にも見やすくて、大変いいことだとは思うんですが・・・。
すいません、自分の求めているものとは違います。 タランティーノ監督がやった「グラインドハウス」みたいにわざとフィルムに傷をつけて昔っぽさを出すような、粗い画面(一作目の「死霊のはらわた」みたいな)のホラー映画をもう一度作ってもらえないかな~っとささやかな希望です。
【ラストシーンについて一言。ネタばれ注意!】
ホラー映画にはお約束の最後のドッキリ、もちろんあります。ただ、この作品では無理やりつけたドッキリ(死んじゃった殺人鬼が生き返ったり、夢オチ等)とは違って、理にかなっていたもので、大変感動しました。
呪われた物を他の人に渡せば良いということで、封筒に入れ無事渡すことが出来てホッとしてたんだけど、実は封筒が間違っていて、呪いは解消されていなかった。
まさに幸せの絶頂からドン底に突き落とされてしまった。
こんなこと言っちゃなんですけど、ホンっと面白かった。
サムライミって素敵な名前ですね。
サムライミがスパイダ−マンシリーズの後のタイミングでこの映画を撮る事に不安感を感じた。
そもそもサムライミがスパイダ−マンを撮ると聞いた時、ダ−クマンという布石はあったものの不安感はMAXだったが
3部作を豪快にまとめ、ある意味巨匠となった侍さん。
スペルの蓋を開けてみればあの頃と何も変わらない
サムライミワールド。
日本人の僕は特に宗教的な話しに疎く、悪魔、呪い、占い、風水、などのスピリチュアルなワ−ドが出るだけで脳がシャッターを下ろしてしまう仕様なのだが、
この映画にはそんな事は煩わしさ無く、
アゴしゃぶり婆さんがピークではあるが女子供にトラウマを与えるであろう
地味な嫌がらせ連打の80’sテイスト。
「お帰り、サムライミさん」
僕は電車の中でサムライミマスクを手渡す子供の気分。
傑作スパイダ−マン2でメイおばさんが銀行でローンを断られるシークエンスと
重なり彼は銀行員に対し何かあったのだろうか。
出世間近の銀行員には貯金は無いのだろうか。
アメリカ人は貯蓄をしないローン大国ではあるが
サムライミは貧乏を描くのが好きなのか。
そんな疑問もラスト
「DRUG ME TO HELL」
これでオ−ルOKさ!
呪いをかけられるホラーって初めてだっけ?
サム・ライミらしい演出のホラー映画。ところどころ死霊のはらわたを感じさせるカメラワーク。主人公の女の子もグロにまみれよく頑張ってますが驚かせ方とストリー展開がワンパターンまあ、一連のホラー主人公のフレディーやジェイソン等に比べたら続編はきついでしょう。
この老婆、理不尽につき
観ました!スペル!!
観てからじゃないとわかんないけど、これ邦題と内容全く関係無いじゃん、なんで邦題つけた?(笑)
ライミ監督の作品には詳しくなかったので、純粋に『うわぁぁぁっ…!!怖ぇぇえっっ…!(泣)』っつうのを期待してました。夜眠れなくなる位のね。
予告はすっごい怖そうだったので期待はしてたんですが。
まぁざっくり言うと、
とってもばっちくて理不尽で、怖いのに笑えるホラーコメディ
ってところでしょうか。
まずばあちゃん。
あんた汚すぎる!!(笑)
ホラー映画はだいたいそうですが、こりゃ飯食いながら見る映画じゃねぇな。
劇場でポップコーン食べる派の私にはちょっと親切じゃない感じです。
怒る所も多少ズレとる!なんだ恥をかかせたって(笑)
そんなことでいちいち呪いをかけられてたらもうとっくの昔に人類は滅亡してます(‐ω‐)
そしてクリスティン(主人公)!
最初はか弱いいい娘だと思ってたけど、
こいつはたいした女だぜ(笑)
ばあちゃんとの初格闘シーンでは躊躇うことなくホッチキス頭にぶっ刺すし、車から閉め出しての一言が嘲笑後に『あんたの負けよ!』ですからね。
さらにばあちゃんからの数回にわたる「液体&虫&なんかワケわかんないけどばっちい!」攻撃にも臆することなく、2秒後には反撃してましたよ。
女はやっぱり強くなくっちゃ!
そういう意味では少々演技に問題があろうと、こういう女優さんじゃないと駄目ですね。一流のハリウッド女優にあの汚い&過酷な仕事は…ちょっと、ね…(笑)
まぁこの二人からも判るように、この映画は筋金入りのホラーって感じじゃないです。MJの『スリラー』みたいなエンターテイメントホラー、かな?と私は感じました。
どこか漫画チックで笑えちゃうしね。
だから、ジャパニーズホラーが好きな人にはちょっと向かないかな。(ちなみに私はそうでした)物足りない感じがします。
ぞくっとはこないです。
まぁ女性なら彼氏なんかと一緒に観るのなんてどうでしょう。
十分盛り上がると思いますよ。
ホラービギナーにも優しい映画だと思います。
そんな怖くないからね。
ただ、勘の鋭い人には展開もオチもすぐに見破れちゃうので要注意!
『ダークマン』との共通点
タランティーノが2009年のベスト3に選んだ『スペル』は
ライミ監督の代表作『死霊のはらわた』のもつ
【恐ろしく かつ笑える】インディーズホラーテイストと
『スパイダーマン』の【スタイリッシュで爽快】なメジャーテイストが
見事に融合している
ライミ監督の傑作『ダークマン』との共通点も多々ある
『ダークマン』ではフランシス・マクドーマンドが事故現場シーンから
葬儀後の墓地へと【画面切り替えナシ】で移動するが
『スペル』ではアリソン・ローマンが墓地からシャワールームへと
同じくシームレスで移動する編集テクニックが使われている
約90分という短く濃密な上映時間も同じ
『スパイダーマン2』でのドックオク誕生のB級ホラーテイストな
【恐怖の病室惨劇シーン】が『スペル』では全編に炸裂し
現代版『死霊のはらわた』復活を狙ったのは間違いナイ
『死霊のはらわた』シリーズの主役でありライミの親友の
ブルース・キャンベルはライミ作品に度々カメオ出演し笑わせてくれ
るが『スペル』には出ていない しかし『ダークマン』での
キャンベルの登場シーンは【史上最高にカッコエエ】ので是非チェックを
『バットマン:ビギンズ』でバットマンを鍛えたリーアム・ニーソンが大爆発
に巻き込まれる『ダークマン』誕生のシーンでは
水飲み鳥(?)がライターの着火スイッチを突く瞬間の【超クローズアップ】
が連発する緊迫の編集とショットが観れます ココ超有名な場面
とにかくライミ監督は【B級ホラーの帝王】だった事
そして遊び心を今も全く忘れてイナイ事が改めて判明
仲の良いコーエン兄弟と同じスピリットで【娯楽映画】を愛している
もしも【ライミ監督祭り】でもやって過去作を見返す機会がある
のなら『スペル』と『ダークマン』を見比べつつ80年代を代表する
怖いわ笑えるわ&【驚愕のラスト】の超傑作ホラーである
『死霊のはらわた2』もゼヒゼヒ一緒に
B級ホラーの王道を突っ走ってます
何気ないはじまりから、急展開。
これでもかと襲い掛かってくる婆さん。
ラストまで見逃せない!
まさにB級ホラーの王道です。
怖いけど、また観たくなる作品。
観に行く前にレビューに「コメディー」の単語があったので
やっぱりなという感じ(失望)でした。リングでも同様のシーン(水、死体、壁)あったが、どうして、こんなに恐怖感に差が出てくるのか?確かに途中ドキッとする場面はありましたが、大声を出して脅かすのとなんら変わりがないんですよね。 それでは、夢に出て来ないんです。
スペル(呪文)なんて重要だったっけ?
とても、ばっちい婆さんが、3回目の延滞差押えを延期をお願いするが、銀行の融資係の女性は昇進の為、あえて断る。
そのあと、不吉なことが次々とおこる
というお話
こういったものをB級ホラーっていうのでしょう
途中、大きな音などでビクッとするものの、
全体的にばっちいシーンが多く、
除霊のシーンはちゃち、
どんでん返しは見え見えで、ちっともビックリしない
ちまらないぞ
あれ?スペル(呪文
)なんて重要だったっけ???
オカルト漫画。
生まれてこのかたホラーが大嫌いな私がなんで
今作を観てしまったのか(爆)自分自身が理不尽、
さらにあまりのくだらなさと面白さに絶叫し、
S・ライミなら次回も観ちゃおうかな~なんて
空恐ろしいことを考える自分がさらに理不尽な
今日この頃である…^^;
なにが言いたいのかというと、実に面白かった。
今作のヒロインが経験する理不尽な恐怖の体験、
オカルトばばぁに逆恨みされ、つけ回され、
この上なくコワイ状況だというのに、笑える!!
なんつーか…あまりにコワすぎて笑ってしまう。
もう描写が素晴らしいのである。
口からゲェ~ッとか、鼻からブゥ~ッとか、
これって中学生レベルのオカルト漫画で(昔の)
懐かしさとくだらなさに辟易するが痛快なのだ。
思えば私がダメなのはスプラッター系の
首や足がどっかに飛んでったり、切り刻まれたり、
そういう意味なく残酷な描写がダメなのだが、
今作でやたらと飛ぶのは液体である^^;(汚いけど)
あそこまで身体を張って受け止めたA・ローマンに
ベスト顔面賞をあげたいくらいだ。
あれだけの目にあってすぐに立つのも素晴らしい。
ヒロインの彼氏もエラく大変な目にあうのだが、
最後まで二人には「確認しろっ!」と言いたかった。
呑気に生け贄役の山羊は最高に和ませてくれる。
(ホラーが嫌いなアナタにお薦め。音楽も最高。)
怖いけれど、笑える。
どこかで、読んだ。
≪老婆とクリスティンのバトルは、おぞましいけれど笑える。恐怖を感じながら、同時に笑いを巻き起こすという演出が、実に妙味だ。≫
そのとおりの作品だった。
その老婆は一見の価値あり!
いきなりの登場シーンから、インパクト大きすぎ。
魔女のように黒くて尖ったキタナイ爪。
片目は病気のために、変色(義眼かな?!)している。
いつも握りしめているらしいハンカチは、綺麗な刺繍がしてあるにも関わらず、汚らしい。
しかも、上下の入れ歯を出したり、入れたり。
とにかく、一見の価値ありの老婆です!!
ヒロインのアリソン・ローマンは、ヘタだな~と思うシーンがあり、そこは興醒め。
でも、全体的に、老婆からの得体の知れないキタナイ&不気味な液体を口から受け入れたり、
ハエを鼻や口から入れたり出したり、
泥だらけになったり、
血みどろになったり、
また、おぞましいウジ虫らしき虫を顔で受け止めたり。
もちろん、CGありでしょうけれど、体当たりの演技に拍手。
アメリカの事情などを、うまく取り入れた脚本。
でも、あれだけのことで、逆恨みされたら、たまらんわ。
終盤、ラストの予測ができるけれど、ライミ監督のたたみかける映像のおかげで、予測をしっかり考える余分なヒマもなく、最後まで楽しめた。
それにしても、「え~!それがそう刺さるか~!」
「え~! それが飛ぶか~!」
うふふ~~~。
ディリ―プ・ラオはいいな~。
スティーブン・キング原作の「痩せゆく男」を思い出しながら、映画館に向かったのだけど、恐怖感は、「スペル」の方が圧勝。
B級ホラーの傑作!! ということは、A級作品ってことになるのかな。。。
ぎょっとするシーンが多いので、苦手な方は見ない方が良いと思う。
おかえり!サム!
はあああ・・・。幸せ・・・。
サムが帰ってきた!本当におかえりなさい!B級ホラーワールドへ!
スパイダーマンもシンプルプランもギフトもみんな彼の作品は大好きですが、やっぱりEvil Deadに出会ったときの衝撃は忘れません。(Evil Deadの邦題、「死霊のはらわた」も大好きでした。今回の邦題「スペル」って何ですか?馬鹿にしてるんですか、映画会社の人は?Drag me to hellのままにするかもしくは「死霊の黙示録(案)」とかにするべきでしょう。彼の映画をなんと心得る~!!ぷんぷん)
とにかく本作品は本当にすばらしいです。笑いと恐怖は紙一重という彼の信念を貫きまくり、さまざまなアイデアを盛り込みまくり、意味もなくゲロや粘液や鼻血が噴出しまくります。
そして今回素晴らしいのが音。冒頭のあの気持ち悪い入れ歯を出し入れする音から、ハンカチが舞いながらささやく音。そして、蠅の音!!突然、鳴り響く悪魔の爆音。すべての音が印象的でした。これは劇場で見ないと!!
主演のアリソン・ロウマンを起用したのも当たりです。本当に地味でコンプレックスの塊の暗い役を熱演。(彼の映画の主役はいつもコンプレックスの塊です。)現代のカルトホラークィーン誕生。そして、今回、以外によかったのが恋人役の「マック男」ジャスティン・ロングです。彼のクライマックスの演技が脳裏にこびりついて離れません。
そして、たぶん誰しも度肝を抜かれるおばあさん役のローナ・レイバー。死霊のはらわたのエレン・サンドワイスと並んですごい怖がらせ役です。
本当に素晴らしい映画です。B級ホラーの世界を堪能してください。そして、ちょっとでもこの映画が面白いと感じたら、彼のデビュー作「Evil Dead 死霊のはらわた」を一目見てください。
これで私の勝ちよ。
主人公は銀行に勤めるごくごく普通の女の子。
昇進をかけてライバルと成績を競い合ったり
近くに勤める彼のオフィスでランチデートしてみたり。
だけどそんな女の子が、気持ち悪いババア(まじでキモイ)に
呪いをかけられてしまい、ふつーの生活が一変。
なんで!?どうして?!理不尽な恐怖が!!!
ギャーー怖い。
と・・・・思ってたんですが、
館内は爆笑の渦・・・。
実は、ホラー映画じゃなくて、B級ホラー映画だったのです。
やるわね、サム。
のろいの正体を教えてくれるのは
占い師のひげもじゃだったり、
おばあさんは入れ歯の取れたくちでカポカポしてきたり
のろいの主が取り付いた人間は空飛んじゃったり
スーパーナチュラルな部分はVFXが実は駆使されています。
面白いし恐怖感をより煽るし、効果は抜群。
はやくこの呪いを解いてよ!!と必死な主人公。
冷静なのか抜けてる彼氏。
襲い掛かる色々な恐怖の度に気持ち悪いのに笑えちゃう。
満足度高め映画でした。
唯一もうちっと短くても成立したよねー。っていうのが
短所かなぁ。。
全16件を表示