「メビウスの輪のうえで」パレード(2010) えさんの映画レビュー(感想・評価)
メビウスの輪のうえで
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原作が素晴らしすぎるので、その素晴らしさを全然活かせてないと思うけれど、別物としては○
ヤンキーだった真也と良介が実は仲良しなこととか
車の桃子の由来とか
琴ちゃんが丸山君から逃げ出してしまった過去とか
色んなことが描かれてなくて、残念
あとサトルが変態みたいに見えて、残念
パレードはそんな冷淡なルームシェアの話じゃなくて、もっと、優しくてあったかいものがたりだと思う
映画版では、直樹の苦しみが、1番ピンときた。
メビウスの輪みたいに進歩のない日々を生きてる中で、周りが自分を置いて進んでいく、焦燥感。
平凡なサラリーマンだって、十分偉いのに。
うわべだけの付き合いで、みんな傷ついていて、自分のことで精一杯で、でも、優しくなりたくて。
そんな5人の物語。
あとなんといっても音楽がよかった。思わず調べてしまうぐらい。
朝本浩文さん。素敵だった。
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