劇場公開日 2010年4月3日

  • 予告編を見る

「愛おしい作品」半分の月がのぼる空 まつもとさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0愛おしい作品

2019年6月29日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

悲しい

本当に本当に大好きで何度も見たくなる作品という意味での評価です。

仕掛けられたトリックに驚けるのは1回目だけではありますが、それだけではない。
「あなたはきっと騙される」みたいなキャッチコピーの映画ではないし、
トリック自体に重きを置いている作品ではないところにすごく好感を持てました。

見ようと思ったきっかけは大好きな池松壮亮さんが出演だったことなんですが
映画って本当に素晴らしいなと思うきっかけになった作品の一つです。

忽那汐里さんの無邪気な振る舞いや
それに振り回される池松壮亮さんが愛おしいのなんの。

それを支える大泉洋さんの演技に骨抜きにされます。

途中から自然と溢れてくる涙を抑える気もなくなります。

何年経っても思い出すと心が温まる、そんな作品でした。

まつもと