「勿体ねえ!!」ゲゲゲの女房 Gyozaさんの映画レビュー(感想・評価)
勿体ねえ!!
水木しげるの漫画や人柄にハマりこの映画を見た。
朝ドラも世代じゃなかったから主題歌の「ありがとう」を知ってるくらい。話自体は奥さんが主体だから、どういうストーリーなのかと思ってた。
見てみると、戦後の雰囲気と今とは違う男尊女卑の価値観が描かれていた。勿論のように女性の結婚相手は親が決めるし、また姑も息子(この映画での水木しげる)ばかりを気遣って、奥さんの事は息子の使用人みたいな扱いだった。愛はあるけどね。
この当時、左手を失った人は働くのにはあまり向いていなかっただろうなぁとか、当時はSFが流行ってきていて妖怪ものは売れなかったのか、、とか色々時代背景含めて考えることがあった。
これだけなら星3くらいだったが、奥さんが漫画の原稿を出版社に持ち込む時、車がビュンビュン走っているわ、駅前にいるわ、その帰りには田んぼの奥に団地が建ってるわで、時代感が無茶苦茶だった。
監督はそこも含めて、時代の変わりようなどを示していたのかもしれないが、私としてはノイズだった。
色々考えてたのに、時代設定どうなってんねん!とツッコミを入れなきゃいけなくなっちゃったからね
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