「50歳の薬物白書。」50歳の恋愛白書 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
50歳の薬物白書。
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好き好きはあるだろうけれど、
とりとめのない映画って私的にコレだなと感じた作品。
まぁ…タイトルからして恋愛映画か?と思わせるあたり、
いえいえ、どちらかというとまるでそうではありません^^;
女性監督独特の視点で描かれる物語は薄暗くて自堕落、
R・ライトとM・ベルッチ以外は女性の撮り方もイマイチで、
あー女性監督っていうのはこういうの多いなぁと思わせる。
年上の作家と結婚し、美しく歳を重ねた50代女性の過去、
まぁ~凄い生活、と思うほどのドラッグにまみれた日々は
自分の母親との葛藤にも起因しており、今の夫と出逢って
違う自分を演出してきたに過ぎなかったことが判明する。
そもそもそこへ至るまでの原因は…最後まで明かされず
それがまた、けっこう衝撃的だったりするが^^;
なにしろどこをとってもリアル感に程遠く、ごく普通の家庭
では起こり得ない話のような気がしてならなかった。
でもって…突然、前半身刺青のキアヌが登場!である(爆)
彼との出逢いが彼女のこれからを変えるのは想像できるが、
なぜ彼なのか?というか、どうしてそこでするんですか?と
いう疑問がやはり湧きあがって…やっぱり共感できない。。
50歳という節目を迎えて何かが変わり始める、というのは
理解できるのだが、そこまでのとりとめのない描き方では
このピッパ・リーが背負ってきたものが伝わってこないのだ。
さて、ロビンが相変らず美しいのはさておき^^;
似ても似つかない顔?若い頃のB・ライヴリーが巧かった。
A・アーキンをはじめ超豪華なキャスト陣が軒を連ねており、
彼らを観る意味では楽しめる作品といえる。かも。
(なぜかロビンの顔を観ると不幸を感じてしまう私が悪い?)
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