大洗にも星はふるなりのレビュー・感想・評価
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海の家のバイト仲間
2006年に舞台上演された作品の映画版で、妄想シーン以外は「海の家」の中だけのワン・シチュエーション・コメディ。
大洗海岸の海の家「江の島」で、ちょいワルオヤジでマスター(佐藤二朗)の元で働くバイト仲間、勘違いナルシストの杉本(山田孝之)、オクテなサメマニアの松山(山本裕典)、モテないくせに浮気願望が強い猫田(ムロツヨシ)、ハイテンション・バカの仁科(小柳友)、天然・カラ回りキャラの林(白石隼也)、アルバイト女性のよしみと江里子(戸田恵梨香)。ムロさんと佐藤次郎さんは福田組の風神、雷神だからお馴染みですね。
「海の家がまだ残っているのでクリスマスイブに会いましょう」と言う江里子の手紙を受けた男たちが集合、そこに海の家の取り壊しを迫る弁護士が加わる。男たちは皆、自分だけが呼ばれたと思っていたから、我こそはと言い争いが止まらない。話を収めるために弁護士がMC役で誰が江里子の本命か聞き取り調査で各人の思い込みや妄想が続きます。
結局、江里子は登場せず、手紙は余命僅かと知った林が皆に会いたくて送ったものだった。まあ、悲劇に様変わりかと思ったら、とんでもない聞き間違いで一件落着、また夏が来ました・・。
【”真冬の海の家にバイト仲間が集まった訳”福田雄一監督の緩ーい笑いと実は綿密な作品構成に唸った作品。】
ー 私事で恐縮であるが、本作は十年以上前にレンタルビデオで何を思ったか借りて鑑賞した作品である。当時は山田孝之以外は、ムロツヨシ、安田顕、小柳友といった方々は知らずに鑑賞。
そして、その作品構成にクスクス笑いながら、唸った作品である。
それはそうである。舞台劇で名を馳せた作品の映画化なのだから。
そして、今作後、福田雄一監督が公開する映画は劇場で殆ど観て来た。
誰も笑わない中、一人クスクス笑う作品多数である。-
◆感想
・今や、スターであるムロツヨシ、安田顕、佐藤二朗。そして、回想シーンでしか登場しない海の家のアイドル江里子を演じた戸田恵梨香さん、皆若い。
・今作が面白いのは、作品設定が絶妙に巧い所である。
ー でなかったら、舞台でロングランしないでしょう。-
<今作は、舞台劇が基になっているだけに、リズミカルなセリフの応酬を楽しめる作品である。
因みに、私は福田監督映画作品はほぼ総て好きである。
如何にこのサイトで評価点が低くても、私には関係ない。
ああ、私の笑いの沸点の低さを嗤うが良いさ!
序でに、ホラー映画のビビり具合も嗤うが良いさ!
何かスイマセン・・。福田監督の作品が好きなんです。>
江里子ちゃん争奪戦!
観たのを忘れて、また、観てしまいました‼️❓
切れなし
密室に近い錆びついた冬の海の家。 みんなにとどく手紙。イブに会いた...
密室に近い錆びついた冬の海の家。
みんなにとどく手紙。イブに会いたい、と。
海の家におけるバイトのマドンナの奪い合いをするのはいいが、本人にいないところで自分が一番モテると勘違いしている面々。
設定が冬の海の家だけ。
出演者もバイト関係者のみ。
セリフない人も立ちあがって聞いている姿。
図ったようなオチ。
これまさに舞台のノリ。舞台で見るともっと面白いのでは、と思った。てか、見たい!
バイトの連中みんなクセがあって、共通しているのは、自分がかっこいいと思っているイターイ感性。
2分に1回は笑っていたような気がする。劇場にいたおっちゃんは爆笑していた。
舞台の臨場感というか、B級すれすれの映像、でも話はすっごくしっかりしているのでおもしろいんだろうね。
それぞれに屈折した恋愛観は参考になった!?!?
寒い。 小柳、山本、山田、白石の演技が絶妙に面白くない。多分やる人...
寒い。
小柳、山本、山田、白石の演技が絶妙に面白くない。多分やる人がやれば面白くなるんだと思うけど……。コメディ演技の難しさを痛感。安田、ムロ、佐藤はやはり安定していたけど、まあメインどころが下手だとフォローしきれないな。
テンポが悪いし落ちるべきところが落ちないので単調に感じる。
映画じゃなくて舞台っぽい。音楽が少ないからそう感じるのかな。あとずっと同じ場所にいるから映像的に変わり映えしないんだよな。同じ場所でやるってのはいいけど、もうちょい撮り方の工夫が欲しかったかなー。
良かったところは、戸田恵梨香がとにかく可愛いところ。このくらいふっくら(といってもめちゃくちゃ細いんだが)してた方が健康的で可愛いのにな。
そんな感じです。
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