ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれないのレビュー・感想・評価
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定時なんてのは都市伝説だ!
普段原作なんて読みませんが、2chの原文を保存してくれてますので読むことが出来ました。
映画は流石に原文全部を入れ込むことはできませんからいくつかのエピソードは省かれていました。
まー、原作の雰囲気がよく表現されていたと思います。
品川祐の怒鳴り方はあんまり旨くなかったけどね。
「定時なんてのは都市伝説だ!」
いやそのとおりです。
「デスマーチ」なんて、業界用語も出てきます。
ところで、過酷な労働ってとんでもないお話として、作っていますけど、おじさんに言わせればそんなの全然珍しくない普通のことですよ。
おじさんも
映画「ハンバーガーヒル」(みたいな仕事もやったことあるし
映画「es[エス]」みたいな頭おかしいお客さんと仕事したこともあるし
皆さんソフト屋さんになるにはそれなりの勇気が必要ですから考えて戦士になりましょうね。
しかし、物語の最後は、感動ってところがよいですね。
終わりよければすべてよし
業界人的に
皆さんお勧めします
キサラギの方が面白かったなぁ・・・
キサラギの監督ということで、ちょっと期待していた。
面白かったけど、キサラギの方が私は良かった。
品川がほぼ最後までうざかったですね。(最後だけマシ)
実際池田鉄洋みたいな奴がいたら、とっとと馘首にしてもっと仕事できる人入れて~って叫ぶかも。
試写会だったんですが、エンドロール後にも本編があるってアナウンスがあったにも拘わらず、席を立って出て行った馬鹿がたくさんいた。
キャストが見えね~んだよ!!ムカつく!
最近怒ってばっかり。
映画自体に関しては、まぁまぁ面白ろかったって感じでしょうか。
役者さんは頑張ってましたが…
主役の小池くんは割と頑張ってたと思います。彼のいかにも童顔なアイドル顔が、デスマ続きのメイクと演技で物凄く老けた老人みたいに変貌するのはちょっと面白かった(笑)
脇も上手な人揃いで安心して見てられました。ただ、品川さんだけは厳しかった~~~!!!こんな重要かつ難しい役を芸人にやらせちゃ駄目でしょ!一本調子な「ブァーーーカ!」には冒頭からウンザリ。
あと、何より脚本が陳腐すぎる。
各人物の設定や各々のバックボーンは女子高生の好む携帯小説レベルに薄くて軽い。特に上原さんの過去のうそ臭い悲劇っぷりが…;;(2ちゃんのネタスレ派生だから仕方ないのかなあ…)しかもそれら全て登場人物のセリフで説明って!
クライマックス、社員全員の前でマ男が切れるシーンも、叫ぶ内容は薄っぺらな「これまでのあらすじと僕の思った事」止まり。ここでの彼のセリフを聞いて、全員が仕事の意味に目覚めたり、嫌な先輩がいじめてた後輩を思いやる転機になるっつーのにそうなる説得力が皆無です。
ん?で、結局マ男の「何のために働いてるか」に答えは出なかったって事で良いのかな…?
ラストの某人の特別出演もいらない。テレビ局主体な映画にもこういうのよくありますけど、ほんっとにほんっっとーーにこういうのいらない!下らなくて大っ嫌い。
民放の連ドラとかでネタドラマとして観たら結構面白かったかも。内容も映像も、正直劇場に行くほどではなかったです。試写会当たって良かったー。
あ、エンドロール前のラスト5分の場面とマ男の最後のセリフだけは結構グッときましたよ。あそこだけはとっても好き!
いいとこ取りの余りに、佐藤監督はシリアスかギャグかでぶれたのではないでしょうか。
Bちゃんねるという掲示板に、主人公の真男(マ男)が立てた、『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』というスレッドの書き込みにシンクしてストーリーが進む構造です。すでにタイトルでネタバレしていますよね(^^ゞ
冒頭は、入社半年後に、マ男が渋谷のスクランブル交差点で倒れてしまうところから始まります。このとき画面のあちこちでは、「限界」と映し出されたテレビが看板がアップされて、マ男がテンパッタところを劇的に描写し、なかなかの滑り出しでした。
ストーリーは、プロラム会社を舞台に、デスマ(デスマーチの略)な実態のなかで、引きこもりだったマ男がどんな人間関係を持ち、どんな選択をするのかがポイントになっています。
デスマーチとは、「死の行進」という意味の英語表現です。IT業界ではシステム開発現場の過酷な労働環境を表す言葉として使われています。
人員不足、短すぎる開発期間、予算不足、ユーザからの過剰な要求などの悪条件が重なり、開発チームが過度のオーバーワークや疲弊状態に陥った状態がデスマーチである。体調を崩したり鬱病にかかるなどしてメンバーが減っていくため、残ったメンバーの環境は余計悪化する。経験者によれば過労死や自殺も珍しくないと言われ、あまり洒落になっていない表現である。
もともと、軍隊での過酷な訓練のことを "death march" と呼んでいたことが由来になっているようです。
マ男は、自らのデスマとなった心理状態を戦争ゲームの登場人物になぞらえて、表すところが可笑しかったです。
ただ実話のネット書き込みが下地にあるものの、もっと陰険で悲惨な職場はあるのではないかと思いました。演出面で個性的なキャラクターを並べてはいるものの、『キサラギ』の佐藤監督作品であるなら、もっと裏のある役作りをして欲しかったです。
前半が、クドカン作品に近いドタバタ調で後半になるとドタバタがなくなり、プログラムの納期完成に向けて全員一丸となるシリアスな人間ドラマに変わっていきます。見ていて佐藤監督の演出プランには、いいとこ取りをしたい余りに、シリアスにすべきかギャグで徹底するかぶれたのではないでしょうか。
気になったのは、責任感ゼロのリーダー(品川祐)はバ~カ、バ~カと罵倒するばっかりの切れキャラ系。この男になぜ切れるのか、裏があったらもっと面白かったと思います。加えてお調子者の井出(池田鉄洋)は、リーダーにおもねるだけなら、まだいいのですが、お追従して馬鹿騒ぎすると、全体のセリフが聞き取れなくなり、引っ込んでろ~と言いたくなりました。
ほかの登場人物もキャラは濃いものの出し方がワンパターンで、先が読めるリアクションなのです。
このリーダーが現場を仕切っていて、テキトーな納期で仕事を受けて、自分は仕事せず若手スタッフに丸投げものだから、デスマになっていたのでした。
デスマになる孫請け構造自体は、本作でもナレーションの解説図で語られるものの、本編では反映されていません。呑気な経営者に、手厳しくないクライアント。実際に請負で仕事されている人なら、社内のいじめなんかよりも、取引先の無体難題に振り回されっぱなしの人が多いのではないでしょうか。
そんな職場環境ながらも、マ男が唯一信頼する藤田さん(田辺誠一)だけは、ブラック会社に似つかわしくない人格者で、そんな会社にいる理由や、マ男とを庇う理由にも、彼の過去が絡んでいて、影のあるいいキャラであったと思います。
マ男が、もう限界かも知れないと感じたのは、勤務のきつさやリーダーのいじめや父の末期ガン発覚のショックでもなく、信頼する藤田さんの去就が取りざたされたからだったのです。
ラストで、藤田さんがマ男に自分のつらい過去を告白するとき、ふとマ男の頑張るところが、自分への励ましになったというセリフがジンときましたね。元ニートとは思えないほどマ男は、デスマを乗り越え頑張ったのです。
その頑張りは、人格者の藤田さんの失望に満ちた人生観を変えさせるくらい、真剣なものでした。
だからといって、オチガ『『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺まだ頑張れるかもしれない』というのは、ちょっと期待はずれでしょう。観客は、それを当てに映画館へ足を運んでいるのでは、ないのですからね。
【重要】
あとエンドロール後にも、その後の社長の新人面接シーンが描かれています。業務拡大のため懲りずに採り続ける社長さんなんですねぇ~。
小池くん熱演!!
しょっぱなからもう限界な小池くん 笑
それぞれのキャラも立ってて面白かったです~
こんな会社ほんとにあるの!?
っていうくらいのブラック会社。
品川の「ぶぁーか!!!」が耳に残りますねぇ
マ男がニートの時の自分との心の会話が良かったかな
テーマは暗いんだけど
ギャグチックに作ってあって楽しめました。
エンドロール後が一番ブラック!
佐藤祐市監督は今回もソツなくニヤリな人間ドラマを料理!
キャラ立たせも上手いし、旬なネタもきっちり取り入れてる。
メッセージを込めた終盤は感動とまでは行かないが、スポ根的で頷ける。
しかし、エンドロール後の映像が一番ブラック(笑)
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
2ちゃんねるから始まった話って事も知らずに行った試写会です。
中学の頃のいじめがきっかけでヒッキーになったマ男くん。
母はマ男がスーツを着て仕事へ行く日を待っていたのに
突然母は亡くなってしまう。
ココで俄然奮起するもなにせヒッキーがたたり、
しかも中卒でプログラマーの資格は取っても経験が無いという事で
何処の会社も採用してくれない。
たった1社泣き落としで入った会社は...
自分の周りにIT関連に勤めている人がいないので、
華やかそうに見えるIT企業の実態を垣間見た気がします。
デスマなる言葉も始めて知りました。
徹平クンがパソコンに向かうキリットした顔いいですよ。
脇を固める役者さんも一筋縄では行かない濃い面々で、
何かこんなキャラいるんだろうな~なんて想像できて面白いです。
ラストは明日への希望と勇気がもらえる終り方で、
後味いい作品だと思います。
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