「伊坂幸太郎の最高傑作」ゴールデンスランバー(2010) 北枕寝二さんの映画レビュー(感想・評価)
伊坂幸太郎の最高傑作
スクリーンで観たかった一作をスクリーンで観た
公開当時は観られなかったのだが 小説は読んでいて
大学の先輩にDVDを借りて観て超感動した作品
去年移転した地元のテレビ局が局内に劇場を造って
過去に制作に関わった作品を上映するのだと
事前にネットで席を購入自由席800円 4~5割くらいの入り
オラが伊坂幸太郎の最高傑作だと思う作品
映画化前提といっていいくらいのストーリー展開
で 映画になっても全くがっかりしない
サスペンス アクション ユーモア 青春 友情 恋愛 家族…
全部入り 韓国でリメイクされるのも頷ける
全然飽きずあっという間に時間が過ぎた
今回飽きなかった理由は多彩なキャストにも
若き堺雅人 吉岡秀隆 劇団ひとり 貫地谷しほり
もっと若い鈴木福もいた
竹内結子はもうこの世にいないのでほの悲しいが
この作品こそが代表作だと思うくらいの大活躍だ
あと あぁあの先輩は渋川清彦だったのか
そして妻が安藤玉恵かと 嬉しかった
で なんといっても滝藤賢一
改めてもう1回観たかった理由のひとつは
彼を確認することだったのだ 満足した
常連の濱田岳
他にも 香川照之 ベンガル 伊東四朗 木内みどり
大好きな役者揃い踏み 大森南朋 相武紗季 柄本明
いやぁ面白かった
大型連休終盤で幸せな時間を過ごした
エンドロール曲は違和感があったが
作品の素晴らしさからすると小さい問題だ
今年観た中でのベスト10にも間違いなく入るし
今回スクリーンで観たことで
なんとなく躊躇っていた生涯ベストにも入れられる
(おまけ)
上映前 ノートパソコンがスクリーンの横にあって
まさかそのなかに映画が入っているのか…
なんてことは当然なく上映前のイベント用だった
映画制作に携わった局のスタッフのひとが
裏話を披露するという趣向
上映は土曜日の13時
始まる前に局前の広場で缶ビールと軽目の昼食
ラーメンのイベントをやっていたが客は少な目だった
連休も終盤だからな
終わってからはショッピングモールで
信玄餅パイなる菓子とコーヒー
オラとしてはこの上なくいい休日だったのだが
実は上映中に天候が一転
突風と雨で大騒ぎだったとのことを帰宅後に知る