「正直、バートン×デップのコンビ作はそろそろ…」ダーク・シャドウ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
正直、バートン×デップのコンビ作はそろそろ…
ティム・バートンの新作はいつも楽しみにしているのだが、今回はさほど期待値が上がらなかった。
その要因は幾つかある。
ジョニー・デップとのタッグ組み過ぎに正直飽きてしまった点、そのジョニー・デップとのタッグでキワモノ的な題材に“またか”と思ってしまった点、予告編を見てあまりにコメディ・タッチ過ぎる作風に萎えてしまった点…等々。
無論、娯楽映画としては楽しめる。
ヴァンパイア・ジョニーのカルチャー・ギャップは笑えるし、何より妖艶な魔女エヴァ・グリーンは本作最大の見所。
だけど今一つ盛り上がりに欠け、インパクトやパンチ不足。
ファンの怒りを買ってしまいそうだが、バートン×デップのコンビ作はもうそろそろ…
実は、「アリス・イン・ワンダーランド」の時からそう思ってた。
この二人のコンビは、「スウィーニー・トッド」がピークだったのかな…?
ちなみにバートン×デップのコンビ作を好きな順にすると…
1位:エド・ウッド
2位:スウィーニー・トッド
3位:シザーハンズ
4位:スリーピー・ホロウ
5位:コープスブライド
6位:チャーリーとチョコレート工場
7位:アリス・イン・ワンダーランド
8位:ダーク・シャドウ
…かな。
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