「脱出できない脱出ゲーム」しんぼる 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
脱出できない脱出ゲーム
監督と脚本は『大日本人』『さや侍』『R100』の松本人志
脚本は他に『明日があるさ THE MOVIE』『大日本人』『半径1メートルの君 上を向いて歩こう』の高須光聖
派手なパジャマのおっさんが白い部屋に閉じ込められた
無数のチンコのようなボタンを押すと様々なアイテムが出てくる
それらを利用し脱出を試みるが
その一方でメキシコの覆面レスラーとその家族の物語
頭に落ちる水を水瓶に貯めようと懸命に奮闘する松本人志が笑えた
黒い部屋に移動する終盤はかなりシュールな展開
意味不明な幕引き
狐につままれるとはこのこと
この作品で彼が伝えたいメッセージはさっぱりわからないが僕は映画にそのようなものはあまり求めていない
それが映画を愉しむうえで正道だと信じて疑わない
娯楽映画としては星3は与えたい
そういえばいつのまにか着用していたパジャマが派手なものから白に変わっていたな
なぜだろう
あと脱出と脱ぎ出すがなぜか似ていることに気づいた
今まで気にも止めなかった
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