しんぼるのレビュー・感想・評価
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神になった松本
オープニングはメキシコロケ?覆面プロレスラー・エスカルゴマンの家族の平凡な一日。カレンという修道女風の女がプロレスラーを乗せて走る・・・そして突然、松本の白い部屋だ。
予告編を見たときから『CUBE』のパクリだろうというはわかっていた。壁からはしょんべん小僧のちんちんがいっぱい湧き出して、それを触ると、拡声器、盆栽、壺、そして菜箸がいっぱい飛び出してくる・・・脱出はあきらめ気味で、そのうち色んなモノが飛び出てくることに満足しようとしていたが、やがて壁のドアが現れるシンボルのスイッチを見つけ、開いた瞬間に逃げ出そうとする。
お笑いの域を出ていないし、ここで笑えという押し付けがましいシーンばかり。交互に進行するメキシコのルチャリブレのストーリーにしても面白くない。雰囲気は良かったのに残念。
【2009年映画館にて】
脱出できない脱出ゲーム
監督と脚本は『大日本人』『さや侍』『R100』の松本人志
脚本は他に『明日があるさ THE MOVIE』『大日本人』『半径1メートルの君 上を向いて歩こう』の高須光聖
派手なパジャマのおっさんが白い部屋に閉じ込められた
無数のチンコのようなボタンを押すと様々なアイテムが出てくる
それらを利用し脱出を試みるが
その一方でメキシコの覆面レスラーとその家族の物語
頭に落ちる水を水瓶に貯めようと懸命に奮闘する松本人志が笑えた
黒い部屋に移動する終盤はかなりシュールな展開
意味不明な幕引き
狐につままれるとはこのこと
この作品で彼が伝えたいメッセージはさっぱりわからないが僕は映画にそのようなものはあまり求めていない
それが映画を愉しむうえで正道だと信じて疑わない
娯楽映画としては星3は与えたい
そういえばいつのまにか着用していたパジャマが派手なものから白に変わっていたな
なぜだろう
あと脱出と脱ぎ出すがなぜか似ていることに気づいた
今まで気にも止めなかった
演技だけが酷い
レビュー書きづらい。 目が覚めたら真っ白な部屋。 たくさんあるボタ...
60分ムービーとかで収められたらもっと良いものになったはず。
永遠と閉じ込められた部屋の中の話かと思っていたので、
きちんと部屋の外の世界の話もあってそこまで退屈はしなかった。
主人公は神様のひとりになりました。
わたし行動も、どこかの部屋に閉じ込められた神様がボタンを押したことによって引き起こされているのかなーなんて考えるとすこしわくわくするね。
発想の勝利だと思う。
ただ、こんなに長い時間を使う必要はない。
60分ムービーとかで収められたらもっと良いものになったはず。
コントとして見る
デートの思い出
タイトルの意味が分かった!(笑)
うーん
1作目よりは上出来
松本人志という男は、変なヤツである。普通の映画を作る気など毛頭なく、自分が作った映画が不評だろうが好評だろうが知ったことではない。自分がやりたいようにやる。たぶん松本監督はこう思っているんじゃないかと、本作を観ている最中に思った。
冒頭はメキシコの一般家庭を映し出す。中には覆面を被った男が1人。後々になって分かるが、どうやら今日は大事な試合があるようだ。
その直後、殺風景な部屋に寝巻きを着た男が現れる。なぜ、何のためにここにいるのか。それは観客にもこの男にも分からない。肝心のコメディ部分はここに集約されるが、映画としてはまだまだ未熟の一言につきる。ウケてないのに同じセリフを繰り返す、誰もが予想できるオチをなんの躊躇いもなく実行するなど、計算が足りない展開が続く。
一見無関係に思えるこの2つの要素——プロレスラーと寝巻きを着た男がいる部屋——が、どういう関わり合いを見せるのか。観客の興味はそこに集中される。ラストが近づくにつれて、段々とこの映画の言いたいことが分かってくる。それは何も難しいことではなく、至極単純なものである。観ても分からなかった方にヒントを言うと、自分を中心に世界が回っていると勘違いしたことはないだろうか。それを頭の片隅に置きながらラストと照らし合わせてみると、おのずと答えが見えてくるはずだ。
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