プリンセスと魔法のキスのレビュー・感想・評価
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昔懐かしいディズニーアニメ。リアルCGに慣れちゃうと違和感があるけ...
昔懐かしいディズニーアニメ。リアルCGに慣れちゃうと違和感があるけど、ディズニーってこうだったよねえ。
カエルが可愛くなくて残念…
現代の女性像とは。
労働階級出身の夢に向かって黙々と努力する賢い黒人女性ティアナ。映画自体の設定は90年代ですが、現代に相応しい強く逞しく描かれてます。
童謡のカエルの王子様逆バージョンといった感じ。
この映画が訴えていた、大事なものとは?
自分の事しか考えてない王子は、次第にティアナの夢を叶える為に。
ティアナはカエルでもナヴィと一緒に叶えたい。
自分さえ良ければ良いという殺伐とした時代。相手を思いやる愛や人は見た目だけで判断をしない。という事でしょうか。
ディズニー映画にしてはダジャレを挟んだり、JAZZミュージカルが最高で、パンチの効いた強烈な195歳?のママオーディのキャラ設定もナイス。
予想外にレイが悲しい終わり方をしたと思いきや、恋い焦がれていたエヴァンジェリーンと一緒になれる。という設定はとてもロマンチックでした。
ドレスなんてほぼ着てないし、カエルの時間が9割を占めてるし、世間知らずの王子はぐうたら。
こーゆうストーリーもプリンセスもディズニーらしくないけど、新たな女性像として共感できました。
自分の信じた道を貫くティアナは過去最高のプリンセスなのではないかな。
強いて言うなら、こんな素敵な作品なのに題名が普通すぎる。もっと個性的だと観る人も増えると思う。
セル画
物語がテンポ良く進むのに、ミュージカル部分が充実していて満足する。
CGアニメーションも好きだけど、プリンセスと魔法のキスでは遊び心のあるセル画ならではの演出も多くて良かった。
あとティアナだけでなく、ディズニープリンセスはドレスよりも私服を着ているときの方が可愛く見える
綺羅星に託すマイノリティの希望
ひょんなことからカエルにされてしまった黒人女性が、自らの夢のため元の姿に戻れるよう王子様と冒険する物語。労働者階級の黒人女性・見た目で差別されるペット吹きのワニ・移民スラムで暮らすホタル……、マイノリティの権利を謳ったディズニーアニメだった。
映像美は素晴らしく、ジャズやブルース好きからすると音楽も魅力的。特に、ママ・オーディのあの感じとか、アレサ・フランクリン&レイ・チャールズかって感じでノリ最高。誰しもが夢を持つ権利はあって、それを綺羅星に託したのもウェットでとても泣かせる。
1つ文句を言うならば、悪役の使い方か。王子の改心は境遇に対する想いより、主人公の影響が強い。その偶発的な出会いの有無で、抱摂/排除が決定されるのはどうなのか。
この映画を薦めてくれたのは脚本家志望の女の子だったけど、さすがに面白かった。結局、その後1度も会っておらず今や連絡先も知らないけれど、彼女は元気にしているだろうか……。
全く新しいプリンセスの誕生。
今までになかった、黒人の女性をヒロインに、更には王子様を助けるプリンセス。
「夢は誰かに叶えてもらうものじゃない、自分の力で叶えるの。」
自分の店を持つ為に、遮二無二働く彼女の姿はドレスなんか着なくても、ガラスのくつなんか履かなくても、キラキラ輝いてる。
王子様をはなからあてにしてないディズニーヒロインなんて、今までいたかな?
気持ちも優しいし、明るく働き者でとっても好感が持てる。
ディズニー史上最も頼もしいプリンセス。
革新的なプリンセスの誕生。
ホタルのレイの漢気に男泣きさせられる、『アイアン・ジャイアント』と双璧をなす大感動作
1920年代のニューオリンズ。幼い頃からレストラン経営を夢見るウェイトレス、ティアナは親友の強引な誘いに負けてナビーン王子が出席する仮装パーティにプリンセスの仮装で参加することになるが、そこで言葉をしゃべるカエルに遭遇。カエルは自分こそがナビーン王子でパーティに出ているのは自分の替え玉だと言い、元の姿に戻るためにキスしてくれとせがむ。半信半疑のティアナはしぶしぶキスを承諾するが、自分もカエルの姿になってしまう。途方に暮れる2人は元の姿に戻る術を知っているという魔術師ママ・オーディを探して湿地帯を冒険する旅に出る、というアメリカ南部を舞台にブードゥー、ケイジャン、ジャズ&ブルースが跋扈するやたらとソウルフルで泥臭いディズニー謹製ミュージカルアニメ。
主人公達よりも観衆のハートを鷲掴みにするのが道中で主人公たちを助けることになるホタルのレイ。夜空で一番美しく輝く星をエヴァンジェリーンと呼んで恋い焦がれるロマンチストの彼が見せる漢気に全男性は男泣きという『アイアン・ジャイアント』と並ぶ超名作です。
ウォルト・ディズニー復活!
わたしはディズニーの原色を多用するアニメーションがあまり好きではないので、アニメ作品をそんなに多くの作品を見てはいないんだけど、本作はかなり面白かった。個人的に、『不思議の国のアリス』 を超えたね。 いや、同率一位か?
『プリンセスと魔法のキス』 のどこがすごいのかっていうと、大きく分けて3つあると思う。
≪スゴイ①≫
芸が細かい!
アニメだからできること。それは、どーでもいいような部分にまでこだわった演出ができること。 キャラクターの映し方1つにしても、いろんな角度から映すことができるし、いろんな設定にもすることができる。
たとえば、主人公のティアナは、他のキャラとは区別するために、左利きという設定にしている。そもそも、黒人の女性がお姫様になるという設定自体、他に類を見ない画期的なことだと思うけどね。
≪スゴイ②≫
ミュージカルがすごい。
ディズニーアニメの特徴ともいうべき、ミュージカルシーン。この『プリンセス~』では、かなり多くのミュージカルシーンがあるんだけど、そのどれをとっても面白いし、見てて飽きない。思わずCDが欲しくなるくらいの、出来のよさでした。
≪スゴイ③≫
ちゃんと、ディズニーアニメテイストで作っている。
CGアニメは、ディズニーブランドになってもピクサーっぽい作りのままだけど、『プリンセス~』は 昔のディズニーアニメっぽさが残っており、昔を思いださせてくれる。 特にワニが、ディズニーアニメの動きっぽい。
【あと…】
ホタルのオチで、涙腺決壊!! 涙がダダモレでした。
本当に面白い映画なので、ダマされたと思って一度見てください。
ディズニー映画で 『パイレーツ オブ・・・』 を見るくらいなら、 断然 『プリンセスと魔法のキス』の方がお勧めです。
プリンセスと魔法のキス
学生のときに映画館で観たけどあんまり覚えていなくて、テレビ放映で二度目の鑑賞。
当時は感じなかったけど、王子様との運命の出会いを待つだけのプリンセス像ではなくなっていたり、パパが、星に願い事をしてもそれだけじゃ願いは叶わない。星は手助けをしてくれるだけ、自分で努力しなくちゃ…と教えていたり、愛する人と幸せになる、そんな楽な人生もいいけど…自分のやりたいことを追いかけたいのと主人公が歌ったり、ディズニーも時代に沿って変化しているんだなと感じたなぁ。
ラストが秀逸!
ディズニー映画、夢見るだけのアニメじゃなかったんですね。夢をかなえるためには努力が必要!自分の夢をかなえるためには少々汚いことにも目をつぶらないといけないこともある!なんて。現代的なおとぎ話は教訓を含んでいないと単なる夢物語になってしまいます。でもいやな蛙とキスしたために自分も蛙になってしまうなんて、面白いアレンジ。それにしてもラスト、あれ?、ヒーロー、ヒロインとも蛙のまま終わるの??て思ったら!!ステキなオチが待ってました。
現代女性プリンセス
斬新な設定に驚きつつも、現代の女性に向けたメッセージ性の強い作品となっており、隠れた名作だと思います。
ヒロインは遊びも恋もせず自分の夢を追いかけて懸命に働く労働階級出身の黒人女性、そのお相手は王子という身分に甘え何も出来ない女性が大好きで勘当された為、お金持ちと結婚することが目的の王子様。
ヒロインの家族の貧しいながらも人を思いやり懸命に働く姿には感動しました。お父さんのセリフは全ての子供に知ってもらいたいです。
ストーリーはキスをするところから始まるのも斬新。また、真逆のふたりが惹かれ合うのがストーリーの主軸となっているのが、結ばれて終わるプリンセスストーリーとは異なり現代的でおもしろい点だと思います。
サブキャラもいかにも受けるようなかわいい容姿ではなく、蚊のようなホタルとトランペットを吹く太ったワニ。
このキャラクターがこの映画をさらに愛される魅力的なものになっています。
とくにホタルは主役をくうほど、強いインパクトがあります。こっちの恋の方が印象的かもしれません。おまけでスピンオフ作って欲しいです。
対比で出てくる金持ちの娘も典型的な夢見る女の子なだけで、優しい心の持ち主なのもよかったです。
歌はどれも素晴らしいですが、印象に強く残るものではなかったのが残念。王子の魅力も最高と思えるほどは上がりませんでした。
でも、このラストは完璧だと思います。
人生の教訓となる映画です。子供に見せたいです。
<字幕>
トキメキよりもキラメキ!
恋愛よりも自分の夢。夢に向かってひたむきにがんばる、現代の女性の姿も表しているような主人公。
「星に願いをかけただけじゃかなわないわ」
と親友を諌めながらも、女の子らしい幸せを夢見てる、星に願ってるティアナも可愛い。
悪役はアラジンのジャファーを彷彿とさせられました。
魔法にかけられるシーンはアトラクションに乗っているみたい!
脇役のレイも好きだったなあ。最期は悲しいけれど、お気に入り。
あとはなんといっても軽快な音楽!
朝聴いて外出したら毎日が楽しくなりそうです。サントラがほしい!
ディズニーのプリンセスはやっぱり素敵。
強くて真っ直ぐで可愛くて…。
トキめくよりも、夢に恋に、キラキラした気持ちにさせてくれます!
現実的なディズニー・ヒロインが教えてくれる、夢を信じ、夢を実現させる事
“星に願いをかけただけじゃ夢は叶わない”…この台詞が、本作の全てを表している。
手書き、ミュージカル、ロマンス溢れる冒険物語、ユニークなキャラクターと名悪役…ディズニーの往年の作品を彷彿させる作りだが、新たなスパイスも。
ティアナは初の黒人ヒロイン。
タイトルでは“プリンセス”となっているが、プリンセスではなく自分の店を出す夢を持つウェイトレス。
自立した女性で、現実的。
冒頭の少女時代、友人のシャーロットが“王子様と結婚出来るならカエルとだってキスするわ!”と言ったのに対して、“カエルとなんか絶対キスしたくない!”とティアナ。
昔のディズニー・ヒロイン(特に夢見がちなプリンセス)だったら、喜んでキスをして歌い出すところ。
ディズニー・ヒロインも変わったものである。
でも、そういった時代の変化をちゃんと取り入れる所が偉い。
また、本作の成功もあってディズニー近年の傑作「塔の上のラプンツェル」も成り立った。
ただ夢見るだけじゃダメ、夢を信じて自分の力で一歩一歩実現させる…そんな事を教えてくれるディズニー・アニメとディズニー・ヒロインの誕生だ。
星に願ってばっかじゃいかんよ君たち。
飛行機の中で。
ディズニーの2Dアニメ、やっぱりいいなあ。
3Dも好きだけどこっちももっと作ってほしいよね。
さんざん「星に願いを」って言って来たディズニーが、
「星に願ってるだけじゃ夢は叶わないわ!」ってがむしゃらに頑張る女の子を主人公にもってきちゃいました。
王子様を待っててもだめ、自分で努力しなくちゃ。
今っぽいですね。
年頃なのに、友達の誘いも断って働き詰めの主人公。そこにカエルになった王子様がキスして!とやってくる。
この王子様というのがだらしなくて、働くなんてとんでもない、今を楽しく生きようよ、みたいな主人公とは正反対のタイプ。
それぞれ違うところが欠けた二人が、冒険を通して「大事なもの」は何かを考える。
よかった。よかったんだけど、ちょっと印象が薄い感じ。
美女と野獣みたいな感じはなかったなぁ。
良かったのは音楽。ディズニーなのでもちろんミュージカル入ってくるんですが、
それがブルースだったりジャズだったりでかっこいいんですよ。
最初の方に出てくる夢のレストランでのミュージカルがすごいいい。かわいいの。これはオススメ!
まだあるじゃないですか!
いやぁ~これは面白かったんじゃないですか
ディズニーのプリンセス系は、
やり尽くしたんではないかと思っていたけど、
めちゃめちゃ面白かった!
ジャスを入れてきましたかぁ~
テンポよく、笑い、泣き、喜び、
十分楽しめました♪
サントラ欲しい!!
ジャズってあんまり聴いたことなくて、あまり興味もなかったんだけど…全くイメージが変わった!!!
特に悪役の方の声に惚れてしまいましたww
すっごくカッコよかった!!!
絶対にipodにサントラ入れようと思います!!今、レンタルショップ周りまくってるけどなかなかみつからないです…
こうなったらもう買ってしまおうかなw
まだ劇場で見たきりレンタルできてないので、早く借りて見直そうと思います♪
レイが、レイが(号泣)
自ブログより抜粋で。
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でもま、カエルの王子が登場するといよいよ本編が始まって、舞台がニューオリンズならではの、ノリのいいジャズやブルース調の音楽に乗せたミュージカルに時間が経つのも忘れさせてくれる。
カエルの姿をしたティアナと王子様の冒険に途中から合流するワニのルイスやホタルのレイがこれまたいいんだ。
ジャズ・ミュージシャンを夢見るルイスがミュージカル面では盛り上げてくれてたんだけど、レイ!最後はこの老いぼれホタルがかっさらった。
クライマックス、なんともディズニーらしくないオチだなぁと思ってたら、最後の最後でレイが、レイが(号泣)こんな大感動の奇跡を見せてくれるとは。こんな奇跡を起こせるのはやっぱりディズニーだけだわ。
伏線の張り方とその意外な落としどころ、お見事です。
肝心のティアナと王子様の落としどころも見事なんだけど、レイのそれがあまりに鮮烈で、なんだかその余韻という感じ。
ミュージカルが、好きだ!
3月27日に新宿ピカデリーにて観賞。友娘と一緒だったので吹き替え版観ました。
これ…冒頭のシーンでまず泣かされました。
ティアナのお店を建てる夢のシーンのミュージカルが絵もそうだし素敵です。
そして何と言っても、蛍のレイ君が泣かせてくれました。
もう号泣と言ってもいいくらい涙が出てきてしまいました。そんななか友娘は全然冷静に観てました…なんだかこれって逆じゃない?
とにかくみんなそうかもしれませんが、レイ君のくだりは男は必見でしょう!
ディズニーミュージカル
歌やダンス、音楽が楽しい。ワニのルイスとの川での移動シーンでは手書きグラッフィクが優しくてあったかい感じ。主人公のティアナの努力は、観てる人に勇気を与えてくれる。ディズニーらしく幸せにしてくれる作品だった。
夢の原点。
ディズニー・アニメ作品には、オトナのファンも多い。
子供連れのお母さんに混じって、OLさんや主婦層、
中高年親子?的な方々が毎回いる^^;私もだけど。
2003年以来、手描きアニメから撤退していた彼らが、
J・マスカーとR・クレメンツの強力タッグで帰ってきた。
あの温かく優しい躍動感溢れる流麗な動きと表情、
いかに作り手が楽しんで作ったか分かる仕上がり。
歌のパートでは、それぞれの持ち味を発揮している。
3D全盛のアニメ界にあって、手書きの素晴らしさを
伝え、楽しませるのは至難の業かもしれない。
今回の物語には、新しいヒロインの登場と心意気が
溢れ王道のプリンセス物語に新風を吹きこんでいる。
J・ラセターとR・ニューマンが参加しているおかげか。
舞台はニューオリンズ。流れるのはジャズ・ナンバー。
亡き父の夢だった自分のレストランを持つことを自身の
夢として生きてきた黒人のウェイトレスが、ひょんな
きっかけでカエル王子と出逢う。キスをすれば人間に
戻れるという王子を信じてキスをしたら、なんと自分も
カエルになってしまう「カエルになったお姫様」が原案。
今までの王道なら、キスをすれば当然ハッピーエンド。
ヒロインは常に白馬の王子様との幸せな結婚を夢見て、
王子様は完全無欠の美貌と品格を誇るのが特徴だが
夢の実現に向けせっせと働くのが生きがいのヒロインと
女たらしで遊ぶのが大好きな王子という組み合わせが
けっこう面白い。正反対の二人が珍道中の中で互いの
良さを認め合い、補い合うところが微笑ましい。彼らに
手助けをするホタルのレイ、音楽好きのワニのルイス
など、欠かせない動物キャラクターも秀逸の出来栄え。
富豪の令嬢シャーロットの粋な計らいには涙が零れる。
そして今回は「死」をもテーマにしている。
キスをすれば…の例同様に、失われた命は戻らない。
でもその先に訪れる場所。をきちんと描いてみせる。
誰もが幸せにたどり着きたいと願いながら、
なかなか到達できないもどかしさを抱えている現代、
自身の夢=幸福の源なのかを改めて問い直してくれる。
(エンドの歌はNe-Yo、これがまたよく馴染んでる(^。^))
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