塔の上のラプンツェルのレビュー・感想・評価
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んー、、、
細かな表現をする画像が凄い
総合65点 ( ストーリー:50点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
原作はグリム童話らしくて、物語としては単純でありきたりな子供向けのもので、そうたいしたものではない。しかし明るく軽快な演出で楽しく観られた。日本の漫画に出てきそうな、やけに鼻息の荒くてやる気いっぱいな白馬がいい持ち味をだしていた。おたくな中川翔子の声も自然でした。
驚くべきは画像の良さで、髪の毛の艶・顔の皮膚の色の部分による変化・木々の葉の一枚一枚までもが細かく表現されているのには凄まじい。それは作品では漫画的にしか使われていないが、もしその画像力を使って壮大な景色や活劇場面なんかを挿入していくとどんな素晴らしい映像作品になるのだろうかと思う。
画が綺麗で吹き替えもよかった!!
映像!
ディズニー映画で1番♡♡
設定にこだわりぬいたディズニーの傑作
3月14日に公開される『アナと雪の女王』を目前に、ディズニー長編アニメーションを振り返る。
『塔の上のラプンツェル』は『アナと雪の女王』と同じスタッフで、ラプンツェルの方には日本人スタッフがいたという話を聴いたが、今回の雪の女王でも活躍しているのか、楽しみである。
子供用のアニメは既に物語やオチが安定してしまっている風潮がいなめないが、実はこの作品は設定や構成が非常によくできていて驚かされた。
まず、王子が王子でないとういう斬新な設定に驚く。もとの話となったグリム童話の「ラプンツェル」だが、これはラプンツェルを見つけるのは"王子"とされている。しかし本作品では"大泥棒"であるフリン・ライダーがラプンツェルを見つけるという設定で物語が進んでいく。その設定ゆえに、その後の人物関係が面白くなっていくのだ。
まず、大泥棒というだけあって、国中が探している指名手配犯になっている。追われている身という設定は、常に緊張感があり、何が起きてもおかしくない。さらに、悪人の設定も面白い。最初こそ、既に大泥棒であるフリン・ライダーが悪役だと思わせるのだが、実は彼の裏切り行為によって、泥棒仲間が一気に対敵へと変わる。
キャラクターの設定と物語が見事にマッチした構成となっている。
そしてなんと言ってもディズニーならではの豊かな表情も見所だ。初めての自由に浮かれるラプンツェルと、同時に母親を裏切ってしまった罪悪感に苛まれる彼女の表情がころころと変わるシーンがあるのだが、これは本当に見ていて楽しい。表情が大きく変わると、自然と観客もキャラクターに感情移入してしまうのだ。
音楽、映像、物語、ともに素晴らしく、さすがであると賞賛したい。まさに、子供だけなく大人も楽しめる作品となっている。
『アナと雪の女王』では、『塔の上のラプンツェル』のスタッフだけでなく、あの名作『美女と野獣』のスタッフもタッグを組んでいる。見ごたえある作品に仕上がっていること間違いない。
ザ・ディズニーの世界
まさにこれぞディズニー・アニメ!な映画でしたね。
まあ正直得意分野ではないジャンルですけど、この映画は素直に面白かったと思いましたよ。
劇場公開時に物凄く評価が高かったのも思わず納得の内容でした。
感動、笑い、そして愛・・・ディズニーアニメに欠かせない要素が全て詰まっていましたね。
そこに最新の技術を結集した美しい映像と思わず踊りたくなってしまうようなミュージカルシーンも加わって、とても魅力的なディズニー映画に仕上がっていたと思いました。
好奇心旺盛でかなりのおてんばだけど母親思いの心優しい少女・・・そんな主人公ラプンツェルのキャラクター像も物凄く魅力的でしたね。
外の世界を知りたい、光の正体を知りたい、けど、母親の言うことも守りたい。
そう言った苦悩・葛藤をちょっとコミカルに描いていた辺り、私的に結構ツボでした。
18年間塔に幽閉された彼女を外の世界へと導く存在となったフリン・ライダーのキャラクターも、また素晴らしいものがありましたね。
ちょっとナルシスト気味なイケメン盗賊の彼でしたが、真実の愛を知ったことによって変わっていく様子が、ディズニー映画の王道らしくて本当に良かったです。
2人をサポートするカメレオンのパスカルの可愛らしさと馬のマキシマスの真っ直ぐさも物凄く印象深かったです。
まあ何にしても、勇気を出して一歩踏み出すことの大切をディズニーオーラで包んだ作風は、感動的で本当に素晴らしかったですね。
とても元気をもらえる作品でした。
ちょっと婆さんが可哀想過ぎな気はしましたけど・・・。
現実的な考えをやめましょう♪
あまりアニメを見ないもので最近はこんなにも映像が綺麗なの!?とまずビックリしました(笑)
最初この映画の事を髪の毛地面についてるなんて……汚いなぁ…
っていう現実的な考えから正直見る気がおきなかった…。
それに見てみても…最初から誘拐した育ての親<魔女?>とどう対決してまるっと納めるのか心配でしたが…なんたって子供大好き<ディズニー>ですから現実的な考えや深く考えるのはやめましょう♪
<八日目の蝉>みたいになったらディズニーじゃないしね…(笑)
笑えたし、まぁハッピーエンドだったので楽しめました♪あの馬が大好きになった(笑)
フリンを追い回す名馬(?)マキシマスがいい
久々にディズニーらしいプリンセスもののアニメだ。
「リトル・マーメイド」(1989)あたりまで回帰した感がある。いわゆるディズニーアニメの王道を行くが決して古臭くはない。伝統的なプリンセス物語を踏襲しながら、画は光沢があり綺羅びやかで今風だ。
とくに、輝く髪や宙を舞う灯籠、溢れ出る水などが美しい。
「リトル・マーメイド」のアリエルが海から陸に揚がることを夢見ていたのに対し、ラプンツェルは空中から地上に降りたいと願望する設定が面白い。
悪役のマザー・ゴーテルはアースラのように圧倒的な存在感がないが、ちょっといい加減な性格の盗賊フリン・ライダーが絡むことによって、ラプンツェルの旅を危険と冒険に満ちたものにしている。
このフリンを執拗に追いかける警護隊長の馬;マキシマスがいい。
犬のような嗅覚と忠誠心を持ち、おまけに剣が達者で頭もキレる。フリンとマキシマスの休戦条約?は、いかにもアニメ的な可笑しさだ。
フリンとマキシマスを伴って、ラプンツェルがいよいよお城のある町へ・・・。
もちろん、歌あり踊りあり、最後にもう一波乱あるのもお約束。
たのしい映画だ。
スクリーンで観たなら、ラプンツェルのたっぷりとした髪のボリューム感が味わえたことだろう。城下町の公園で繰り出されるミュージカル・シーンも3Dで臨場感があったに違いない。
映画館で体感できなかったのが残念だ。
*3・11震災の後、1ヶ月、映画館に行きませんでした。「塔の上のラプンツェル」は震災の翌日が公開日でした。
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