劇場公開日 2011年3月12日

「母親はこの映画を観て勉強しろ」塔の上のラプンツェル tさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5母親はこの映画を観て勉強しろ

tさん
2018年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

やたらと評判が良いので鑑賞。
いやー、楽しかった。

城に閉じ込められたプリンセスを泥棒が盗むという設定はカリオストロの城(馬が銭形www)そのものだが、ディズニーに真似されるならオーケー!
ジブリ映画のオマージュが溢れていた。
(紅の豚のマンマユート団みたいな泥棒集団も出てくるwww)
まぁディズニーにパクられるならジブリも本望だろう。
もう好きなようにしてけろ。

なかなか子離れできない母親のメタファーが、あのババア。
現実に、この映画の中のババアみたいな親は結構いると思う。
ババアが劇中(吹き替え)で「外は身勝手で残酷な人ばかり。」と言う。
身勝手で残酷なのはお前だろババアwww外道がwww。子供は大人の所有物じゃねーんだ!バーカ!
ディズニー映画は、子供と一緒に観に行った親も楽しめることで有名だが、この映画では遂に、50作目にして遂に、子離れできない母親に対する説教www

ラスト近く。ババアに対して、ラプンツェルが言う台詞。
「これから先も行きている限りずっと逆らい続けるから!」
そうだ。逆らうことで、人間は自分の道を見出していくのだ。
ユージーンがラプンツェルの髪を切るシーンは、本当に良かった。

5点と言いたいところだが、ラストがご都合主義のハッピーエンドだったので-0.5点。

剣幸の吹替が良かった。

t