インセプションのレビュー・感想・評価
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ハードル上げすぎ!?
極端に詳細を隠す手法や、紳助のTV番組とコラボして、にしおかすみこをチョイ役女優の吹替に抜擢し注目を集めさせる等、事前に煽りに煽ってしまっていた分、見終わった後の充実感は、あまりありませんでした。作品の実力に対し、ハードル上げすぎです。合コンに行く前に、さんざん『めっちゃ可愛い子来るよ』って言われて行ってみて、実際に会ってみると『普通~』って感じるのと同じような感覚です(笑)。アメリカでの評価B+が妥当ではないかと思います。 映画自体は普通ですが、今回のワーナーさんのプロモーションは良い結果をもたらすのではないかと考えています。かく言う私も、それにひっかかったうちの一人です。。。
何も知らないまま見た方が楽しめます。
クリストファー・ノーラン監督の「バットマンビキンズ」(05)では、重要な役のようで、そうではなかった渡辺謙さんが今回は本当に重要な役を演じていて、嬉しくなりました。 この映画では、他人の夢の中に、複数の人間が入っていく。 夢の中は、夢か現実かがわからなくなる。誰の夢の中なのかも迷う。 夢の中なので、奇妙で荒唐無稽な光景が現れることもある。 ちょっと、マトリックスの世界のようなのだが、マトリックスでは、銃弾を手で受け止めたり空を飛んだり万能になれたりするのだが、インセプションの夢の中では、現実世界と同じで、撃たれれば血を流すし、なかなか思うとおりにはいかず、悪戦苦闘する。 衝撃的な映像と展開は、見て体験した方がいい。何も知らないまま見た方が楽しめます。
さすがクリストファー・ノーラン。
ビジュアル・音楽・キャストは最高です。ただ、内容がシンプルなんだけど複雑。。。よーく考えながら見ないと置いて行かれる可能性ありです(笑)。思い返せば、マトリックスと2001年宇宙の旅と007を足してミキサーにかけたような感じのストーリー。ただ、ビジュアル的に驚く様なシーンは、予告でほとんど見せちゃってるので、観ていて「おぉ!」という新鮮さは無かったかも。もうちょっとだけ「ん?」ってところが無くなると5点満点!でした。でも、もう1回見たい!・・・と思わせるのも手なのかもしれませんね(笑)。
INCEPTION
私はこの映画をイギリスで最も人気のある映画雑誌「Empire」と同じ☆5段階中の☆5をつけたい!! 精密にいうと4.8ぐらいかもしれないが大満足!! ストーリー、映像、音(音楽)、キャスティングすべてが最高峰!! 万人ウケとまではいかないかもしれないが私はこの映画をすばらしいと思う!!
先行上映でみたけれど、満足しました
解説をみると『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督自身がオリジナル脚本を執筆した、次世代アクション・エンターテインメント超大作とあった。たしかに、独創的で後半からはテンポよい展開で刺激的でした。 イントロがゆっくりじっくりの説明映像が続いてちょい長いような気もしたけれど、まあ省けなかったのでしょうね。次世代アクション・エンターテインメント超大作かどうかはわからないけれど、脚本、構成、演出に映画の醍醐味を味わいました。 ラストは意見がわかれそうだけど、おしゃれで私はスキ。
傑作であり観客に前提となる知識を要求する映画
ストーリーの前提に心理学の基礎的素養を要求する映画です。映像センスもすばらしい。 ある意味ドラッグムービー(笑)。 カルト人気が出そうな映画ですので、劇場で見ておくことをお勧めします。
夢好きな人は必見♪
夢の中で 夢を見て その夢の中で また夢を見る。 その夢の中でも また夢を見る。 そうして夢の階層を深く深く降りていく。 昔、恋愛映画で何度死んでも夢で… とかいう「恋はデジャブ」という映画があって それは単純な1階層の夢をループしてる流れだったけど この映画は、夢の階層を深く降りていって しかも複数人での夢の共有というところが、複雑でおもしろい。 中でもこの映画の見所でおもしろいと思ったのが 夢の階層における時間差。 この映画では、 夢に深く深く入っていけば数十年の時間を作り出せる。 2人以上が夢を共有することになれば、 やはり時空間というものは必要不可欠になるのかもしれない。 でも夢の中での時間を他人と共有できるとなったら… それこそ、現実と夢の境界は難しくなるだろう。 夢落ち論好きな人にオススメの映画だと思いました。 (レビュー&夢落ち論の詳細はブログに綴っています♪)
ウーン
期待をして先行を見に行きましたが、はっきり言ってあまり面白くなかった。 SFXはすごいと思いましたが、初めて見た人にこの映画が100%理解できるでしょうか? 何回も見るならともかく普通は、1回しか見ないと思うので、50点です。 せっかくすごいSFXを使っているのだから、マトリクスのようにもっと娯楽系にすんなりと『 すごい!! 』と思わせるものの方が僕は、いいと思いました。 ラストもそれまでのストーリーから大体わかるような終わり方で、そこも一工夫できあらと思います。 期待していたので少し残念です。
見応えありました(追記)
スペシャルチームによるミッションが、美しい映像の中で目まぐるしく展開していきます。プロの仕事ぶりがカッコいい。 脳みそフル回転で、すっかりのめり込んでたらしく、上演時間が短く感じました。 余韻は、奥深い所から帰ってきそびれて茫然としているみたい、この感じ、ぜひもう一度味わいたいと思っています。次はコブに焦点を絞って観てみたい気がします。 キャスティングは言うこと無しです。初 トム・ハーディでしたが、なかなかでした。 (追記 2012.1.18.) 4.5から5.0に修正します。投稿後何度観たことでしょう、最後の最後まで手を抜かないクリストファー・ノーラン監督に拍手、拍手、拍手。
展開も速いし、ちょっと難解でした。
7/17 先行上映にて 面白かったといえば、面白かったんだろうと思う。 けど、絶賛はできないかな?私には、複雑で・・・。 スパイ物って、いつも途中で飽きることが多いし。 好みの問題かも、です。 夜9時過ぎに観に行ったのですが、熟年世代結構多かったです。 果たして、スピードとストーリーに付いて行けたのでしょうか? 夢では、潜ろうと思えば、何層でも深層心理の奥まで行けるのか? 際限なく・・・ これが、オリジナル脚本っていうのは、素晴らしいです。 実は「ダークナイト」未観賞なんですが、観なければ!と思いました。 (「インソムニア」は観た) 架空の街が、折れ曲がっていくシーンとか、好きです。 ディカプリオはもとより、渡辺謙が良かったです。 堂々とハリウッド俳優の名に恥じぬ演技をしていましたね。 ディカプリオは、何だか最近、苦悩の表情が板に付いてきて、 童顔俳優脱出って感じですね。 以前は、あまり好きではなかったのですが、いい顔になってきたなって思います。 もう一回観たら、また新たな発見がありそう。 観てもいいです。 個人的にはアーサー役のジョセフ・ゴードン=レビットが良かったです。 完全に好みを書いてるだけですが。
クライマックスが止まらない!!!!
いや~、あの、何と言っていいのか…。 「『面白い映画』ってさ、こういうのを言うんだぜ!?」と、ノーランに言われた気分ですよ。……ええ、そうです。 マジで面白かった!!!! ちょっと興奮覚めやらないですね。 アイデアが斬新、とか言うつもりはないです。SFのモチーフとしては使い古されてる感もあるし、最近だと「マトリックス」やら「悪夢探偵」やら「パプリカ」やら… じゃあ何が凄いのか?というと、その語り口とヴィジュアルですよね。 「夢に入り込む」というSF要素に独特の解釈、ルールの肉付け。そこに圧倒的な都市破壊的映像を魅せ付ける。 もうアバンタイトルから息も付かせぬ怒涛のリアルクラッシュ! 独自のルールで紡がれるアクロバティックな演出! 二重三重のタイムリミットに追われ、四六時中クライマックス! まったりしちゃいけない場面でまったりするレオ様w 映像の洪水、視覚の息切れ状態。心地の良い疲労感に見舞われましたw こうやって文章書いてる最中も、思い出して興奮……また観に行こうかなぁ。 この手の深層心理、夢、仮想現実系統のネタはもう払底したもんだと思ってたけど、インセプションはそのジャンルに、確実に一石を投じています。 クリストファー・ノーランは常に進化する監督なんですね。 この人の映画になら、付いて行って間違いないと確信しました。
インセプションにインセクションする
まだまだ寝れずにいる… それは今日、『インセプション』を観たからである。 去年からずっと観たかった… もちろん ダークナイトを3回観てるほど…ノーラン監督に陶酔してるから。 いや、ほぼ8割型、謙様が出演しているからという理由のが勝っているからか…?(笑) は、ともかく。本題。 ──とにかく 中毒性の高い映画だ。 ノーラン監督は、毎回私達を掴んで放さない。 この当たりは、今回で言うと… 『私達もこの映画をインセプションさせられた』に違いない。 少なくとも私はもう一回は観たい。 今度は もっと 前のめりで、 夢と現実世界をしっかりと比べながら… いや、とにかく この映画は一筋縄ではいかない とゆうのが正直な感想だ。 私は学生の頃、よく友人と語り合っていた思想があり、 人はなぜ眠るのか…? 眠らなければならないのか? 本当は 夜 とゆうものは現実ではないのかもしれない。 とか 眠らなければならない理由とは? …生理的な意味だけではないのかも? とか考えて… 本当は その夢の中でこそ もう1人の自分であり…もうひとつの友人達があり、 ひとつの現実として生きているのではないか? と結論づけていた事があったのだが… この映画は見事にその謎をぶつけて来てるなぁ…って、 すごく個人的には 長年のモヤモヤが解消された。 とにかく もしかしたら、 夢も現実も… どちらがメインなのか、自分では決められないのではないのか? 三次元と二次元。 さらに異次元とでは世界初違うのではないだろうか はともかく。 昨今は二次元がなくなって来てる様な気がする。 何もかも三次元でなければ納得できない生活になりつつある…。 本来なら、 二次元ほど 『完成されてなく、何か物足りない世界』だったからこそ 私達は共存できたのかもしれない。 踏み入れてはいけない境界線。 ─それがもし"夢"とゆうパイプであるとしたら? 知ってはいけない部分を呼び覚ますもの。 それがこの『インセプション』とゆう映画なのかもしれない… 後 これから観に行くと言う人には、絶対に二日酔いや夜勤明けなどといった…とにかく『疲れた脳』では見ないでほしい。 ひとつひとつの世界を理解しながら進まなくてはならないこの状況を、維持できる頭で観に行くことを強くおススメする。 とにかく この映画にまずは インセプションされて下さい。
潜行せよ多層構造意識 [修正]
修正前は“夢への潜行”に関するルールを推察して書いてみたけど、鑑賞前の方に対して不粋なので削除。 さておき、クリストファー・ノーラン監督の作るサスペンスはやっぱり半端じゃあないですね! 最初の20分は正直、何が起こっているのか良く理解できない(笑)。 だがエレン・ペイジがチームメンバーに加入した辺りから“夢への潜行”のシステムが分かってきて、段々面白くなってくる。だんだん深みにはまっていく。 具現化される騙し絵、 重力を超越した格闘戦、 夢の多層構造の同時進行、“潜行”に必要なスタッフの技術、 映画史上最長レベルの落下シーン、 Inception(=意識植え付け)の方法の簡潔さ、 そしてクライマックスの複雑怪奇な“脱出”—— こちらの想像を越えたアイデアの連打に、もう頭の中がぐるぐるしてくる。細かい部分まではよく分からんけど、モノスゲー面白い。 まるで意味が分からないと思っていたファーストシーンがクライマックスにぴたりとハマった瞬間には、思わず鳥肌が立った。 なんて美しい着地だ!!と。 これだけ書くと理詰めで作っただけの無機質な映画に思えるだろうが、それだけじゃない。 夢は、夢を観る人物の感情の影響をもろに受ける。今作の場合、ある人物が抱える“罪悪感”が最大の敵となって襲い掛かるのだ。 この映画はその人物が己の過去と対決する人間ドラマにもなっていて、それが決着を迎える瞬間には目頭が熱くなった。 あとは不満点というか、良く理解できなかった点について少し言及。 映画はどうやら近未来が舞台で、“夢へ潜行してアイデアを盗む”という犯罪は一般にも周知されているらしく、“夢への潜行”に対抗する為のセキュリティなども存在している。 その辺りの背景やセキュリティの仕組みについてもう少し細かく説明して欲しかったかなあ。 それと、夢の階層が変わる度に、いったい誰の夢に移動しているのかが良く分からず混乱。未だに理解しきれていない。 どちらも単に僕の理解力不足だろうな。これは……もう一回劇場で観て確かめてみるしか無いか。 あのラストも気になるし……最後にちょっとだけ傾いたように見えたんだけどなぁ……。 最後の最後の瞬間まで、脳を絶え間なく刺激するステキな映画だった。秀作です! <2010/7/17鑑賞>
意識の限界=幻想の限界=想像力の限界→限定的な現実
そこそこコンセプチュアルな能力を持ってないと楽しめない映画です。 楽しめなかったとしても、それはきっと映画のせいじゃない。 逆にエッシャーとかペンローズとか自由落下運動とか、 予備知識があり過ぎても既視感があって楽しめないかも。フンみたいな(笑) 個人的にはもっとシュールでウエットあって欲しかった。 爆弾を使った爆破とか、眠るために横になることがなぜか滑稽に思えて来ます。 綿密にタイミングを計って一緒に「逝くことを死守する」シーンが笑えます。 新幹線や東京の俯瞰空撮に唖然としたのは長年日本に帰ってないからですね(涙) アイアンマン2には長蛇の列でも、この映画だと初日なのに閑古鳥が鳴いてましたよ。 ハハハ、もうこんな国嫌だ(号泣) ところで夢の中なら空だって飛べる筈なんだよね。 夢の中でみんな一度は空飛んだことあるよね?
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