インセプションのレビュー・感想・評価
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よかったが、そんなに力ある日本人って?
遅ればせながら、BDで鑑賞しました。
ケン・ワタナベは演技それほどよくなかったと思う、っというか、彼の活きる役柄じゃなかったと思いました。それでも、英語は頑張って発音綺麗にしているんだなぁって思った。
映画そのものは複線に複線を重ね、メタファー的要素が多分にふくまれ、長編小説を読むがごとくに難しい設定だったけど、登場人物の単純化などで映画として成立させている所が凄い。面白い分野を切り開いてくれたと関心しました!
映画の中で、ものすごい力を持つ日本人が登場する。米国の犯罪履歴を電話一本で変更できてしまう日本人。そんな人って日本から登場するのだろうか(笑)?
時代設定は、50年先か100年先かしりませんが、近未来のお話。映画の中に出てくる町も人の生活も飛行機も現在のものと変わらないので、本当に近未来ですが、そんな近々に日本企業が米国の犯罪履歴を抹消できる程に力を持ちえるのだろうか?ありえひんね。
そういう意味で、何故日本の企業の会長をキーパーソンに選んだのかが不思議です。誰か答えもっていませんか?
米国の犯罪履歴を操作しうるほどの国(企業)が中国であってはならない、中東であってはならない、欧州であってはならない、日本なら笑える、っというような程度か?そんな事を考えながらみていました。
面白かった。
久しぶりに米国映画の可能性を感じた。
頭グニョグニョ
本作は、全編を貫いて「愛」がいかに素晴らしいものであるか、さりげなく感じさせてくれるヒューマンドラマでした。絶対感動します!
難民映画祭でタダ見してきた作品です。難民の置かれた悲劇を、『ウォーダンス』以上に痛感しました。
「モーセ作戦」によってエチオピアから、首尾よくイスラエルに移住できた人でも、イスラエル国内では、黒人として差別を受けてしまうのですね。まして主人公シェロモはキリスト教徒でした。それがバレると、国外追放になるので、ずっと秘密を隠してビクビク暮らしていたのです。
そんなシェロモを養子として引き取ったのは、白人で左派人権派のヤエルとヨラム夫婦でした。奥さんのヨラムの人種を越えたシェロモを愛する心に感動してしまいました。その愛は、実の子よりも深くて、半端ではないのです。
シェロモが学校でいじめられているのではないかと疑ったヨラムは、気が気でなくなり学校まで後をつけ回すことまでします。そして学校の父兄に取り囲まれて、シェロモがイスラエル人ではない、学校を出て行けと糾弾されたときは、シェロモを抱きかかえ、身を挺して、同じ人間ではないかと抗議します。なんでこの人は、そんなにまで黒人のシェロモを愛おしく思えるのだろうかと疑問にも思ったのですが、演技が素晴らしいので、そんな理屈よりも、目頭の方が先に熱くなってしまったのです。
後でわかったことなんですが、最初は実子のわが子のことも考えて、ヨラムはシェロモを養子に引き取ることには反対だったのです。そんな人が、そこまでして黒人の養子を愛せるだろうかと思うと、心から感動してしまいましたね。
また幼なじみのケスとの人種を越えた愛を結ぶところも、実にいいのです。
シェロモはやがて、実母が暮らすスーダンの難民キャンプが医師不足で、疫病がはやり次々死んでいること知り、医師になることを決意します。愛するケスとも別れ離れになって、シェロモは単身医学を学ぶためフランス留学します。その帰りをじっとケスは待ち続けたのです。ふたりが結ばれる経緯もなかなか感動的です。
やがて国境のない医師団に参加したシェロモは自ら志願して、スーダンの難民キャンプへ赴任します。このラストが本作最大の見所。ワンショットだけど、シェロモにとって予想だにできなかった奇跡が起こります。そのシーンを一目見ただけで、涙が止めなく溢れ、シェロモの感じただろう万感の思いに浸ったのでした。
難民映画だという先入観があると、どうしても重そうだと偏見を持ちがちですが、本作は、全編を貫いて「愛」がいかに素晴らしいものであるか、さりげなく感じさせてくれるヒューマンドラマでした。絶対感動しますから、ぜひDVDでご覧になってください。
発信はすごい
●深層心理
フロイトは人間の心理を、
(1)意識
(2)前意識
(3)無意識の3つに分けた。
映画『インセプション』を観るときは、無意識を2つに分けて考えるとよい。
(3)の無意識と、(4)深層無意識である。
仏教でも、意識を(1)末那識(まなしき)と、(2)阿頼那識(あらやしき)の
2つにわける。
末那識というのは、意識の総称。
阿頼那識というのは、現代心理学でいう、「無意識」、あるいはさらにその奥深くに
ある、深層無意識ということになる。
この中の(3)前意識というのは、「ぼんやりしているときや、夢を見ているとき」に
働いている部分(「心理学のすべて」深堀元文)をいう。
意識を氷山の一角とするなら、その下には膨大な大きさの前意識や無意識、さらには、
深層無意識の世界が広がっている。
●夢の中でまた夢を見る……
映画『インセプション』は、つぎの段階を経て、夢の中の夢の世界、さらにはそのまた
夢の世界へと入っていく。
(1)現実の世界(飛行機747の世界)
その世界から、つぎの第1の夢の世界に入る。
これを第1夢の世界という。
壮絶なカーチェイスを繰り返す。
(2)その第1夢の世界から、つぎの第2の夢の世界に入る。
これを第2夢の世界という。
どこかのホテルで、これまた壮絶な戦闘行為を繰り返す。
(3)さらにそこでの窮地を逃れるため、ディカプリオたちは、第3の夢の世界に入る。
これを第3夢の世界という。
どこかの雪原に建つ要塞で、さらに壮絶な戦闘行為を繰り返す。
映画『インセプション』の中では、そこまで断言していないが、私流に勝手に解釈する
と、第1夢の世界は、「前意識」の世界。
第2夢の世界は、「無意識」の世界。
第3夢の世界は、「深層無意識」の世界ということになる。
●伏線
で、この映画には、重大な伏線がある。
マリオン・コティヤールが演ずる、「コブ(ディカプリオ)」の妻、モルである。
妻、モルは、コブと夢の世界で50年近くの年月を過ごす。
(夢の世界で50年を過ごしても、現実の世界では、その数百分の1の時間しか、
過ぎていない。
だから夢の世界で、老人になっていた2人も、現実の世界では元の若い夫婦にもどる。)
そのためモルは、夢と現実の世界の区別がつかなくなってしまう。
夢の世界のほうを、現実の世界と思いこんでしまう。
現実の世界のほうを、夢の世界と思いこんでしまう。
そのため、現実の世界へ戻ってきたあとも、モルは、そこを現実の世界とわからなく
なってしまう。
モルは、自殺を試み、本当に死んでしまう。
映画の中では、「死ねば、元の世界に戻れる」というルールになっている。
で、コブ(ディカプリオ)に、殺人の容疑がかけられてしまう。
モルは、夫であるコブにも死んでもらいため、ウソの遺書を残す。
「私は夫に殺されそうです」と。
コブ(ディカプリオ)は、そのためアメリカを出て、世界中を逃げ回る……。
そのことがトラウマとなって、コブ(ディカプリオ)の見る夢の中には、しばしば
モル(マリオン・コティヤール)が出没する。
コブ(ディカプリオ)の仕事をじゃまする。
映画の中では、「投影」という言葉が出てきた。
●「投影」
映画の中ではときどき、「投影(reflection)」という言葉が出てきた。
しかし正確には、「投射」のことではないのか?
投射というのは、防衛機制(メカニズム)の一つで、「失敗の原因が自分のほうにあるのに、
他に責任があるように強調すること」
「試験に失敗すると、『教え方や採点法が悪い』と教師を攻撃するのが例」(「臨床心理学・
松原達哉)とある。
つまりコブ(ディカプリオ)の夢の中に出てくるモル(マリオン・コティヤール)は、
コブの別の心が投射されたシャドウ(影)というわけである。
犯罪を犯すコブ。
それをよしとしないコブの良心が、コブの仕事をじゃまする。
心理学の世界でも、抑圧され、心の別室に封印された自己を、「シャドウ」(ユング)と
いう。
そのシャドウが、もろもろの場面で、コブの障害となって立ちはだかる……。
この映画を書いた脚本家は、そういう点でも、かなり心理学に詳しい人物と言ってよい。
●サイトー
映画といっても、SF映画。
あとはSF映画風に、随所にアレンジが加えられている。
たとえば夢の世界で死ねば、元の世界に戻れるとか。
そのあたりは、あまり深刻に考えないで、映画を楽しめばよい。
また夢の世界の設計者というのもいる。
多人数が共通した夢を見るため、いわゆる舞台が同じでなければならない。
その「舞台」を設計するのが、その人物である。
それを演じたのが、エレン・ペイジ。
映画の中でも、「設計士」という名前で登場する。
で、目的は何か。
つまりコブが、ターゲットの夢の、そのまた夢の、さらにそのまた夢の中にまで
入って、ターゲットの「無意識的動機」を作る目的は何か。
そこで登場するのが、渡辺謙。
「サイトー」という名前で登場する。
大企業の会長である。
彼はコブ(ディカプリオ)の犯罪のもみ消しを条件に、コブにターゲットの会社を
解体するように依頼する。
つまりターゲット(ロバート、ライバル企業の跡取り息子)の夢の中に入り込み、
無意識的動機をつくる。
「会社を解体する」という無意識的動機である。
その成功報酬として、コブは、サイトーに妻殺しをもみ消してもらう……。
●エンディングの謎
最後にみな、(第3夢の世界)→(第2夢の世界)→(第1夢の世界)という段階
を経て、順に死に、最終的には、間一髪のところで(現実の世界)に戻ってくる。
ターゲットの深層心理の中には、「会社を解体する」という深層心理がしっかりと形成
される。
作戦は成功ということになる。
映画も、ここでハッピーエンドとなる。
コブ(ディカプリオ)は、晴れてふつうの市民として、アメリカ本土に入国する。
……できる。
2人の自分の子どもに出会う。
抱き上げる……。
が、ここで新たな謎?
テーブルの上のコマは回ったまま……。
その状態で映画は終わる。
そのコマが何を意味するかは、映画を観てからのお楽しみ!
最後の最後で、映画『インセプション』は、私たち観客を再び底なしの謎の世界に、
もう一度、突き落とした。
私たちの脳みそをひっくり返した。
もちろん衝撃と、新たな話題を作るため。
なお類似した映画に、『シャッターアイランド』(同、ディカプリオ主演・前作)が
ある。
こちらは、最初から「そうではないかなあ」と思った、その通りの映画だった。
手品で言えば、トリックがすぐわかった。
が、今回の『インセプション』は、予想できなかった。
それだけにおもしろかった。
一見の価値あり。
どうせ観るなら、ここに書いたことを参考に、劇場で観るとよい。
迫力がちがう!
映像はいいけどストーリーはいまいちです。
発想に驚き
映画館で見てよかった!
この映画、最近見たわけわかんない映画の中でダントツ面白い。
よくこんなストーリー考え付くな、という賞賛の意味での「わけわかんない」です。
それに合わせて、映像の美しさ。
映画館で見たほうがいいです。絶対。
俳優も全員いい味だしていてよい!
ケン・ワタナベは日本の宝だね…
一人だけ日本人、って大体なんか違和感感じさせるんだけど、
違和感ゼロ。
本物のハリウッド俳優だわ...
ディカプリオ良かった!
偉大なる音楽
夢から覚めたような
インセプション
映画ファン必見の超傑作。
不思議
KEN WATANABE
渡辺謙がでるシーンがこんなに沢山あるとはおもっていませんでした。
ホント、最初から最後まで出突っ張りです。
エンドロールでは確か主役級6人の中の6番目だったような気がしますが
とても重要な役どころでデカと謙の二人が主役という日本の順番が正しい
感じです。いろいろと苦労されてますが本当にハリウッドスターなんですね。
これからもがんばっていただきたい。
さて、本題の映画のほうですが、
ものすごく緻密なストーリーになっていました。シナリオを造った人はさすがですね。
妻とのストーリーを絡ませるのも、ストーリーに味をつけるのには有効だったと思います。
ただ、天才的な女の子を登場させて設計させた夢の設計の方は、あまり複雑にできているとも思えなかったのが残念ですね。
後は、終盤、畳み掛けるように、無理にエンディングまで持っていっている感じで、前半の緻密さから比べるとちょっとお粗末な感じ?
CGのシーンも、予告でほとんどを見せてしまうハリウッド映画ではありがちな戦法で、新鮮さには欠けてしまいます。順番を変えたり、意味合いを勘違いさせたりということをしても、一回観たものは観たものですよね。この宣伝の仕方は改めて欲しいですね。
もうちょっと隠してね。
あらすじ説明はしっかり読んで、予告編映像を観ないで見に行くのがよろしいかと思います。
すごい…のは分かるんだけど、、、
さまざまな批評でも絶賛されているように、ホントすごい映画です。
これだけ壮大な世界観を構築するなんて、
クリストファー・ノーランの頭の中はどうなっているの???
といぶかしんでしまうほど、、、
やはりどれだけ頑張っても、
今の日本では これだけの深み・厚みのある世界を、
映像技術に頼るだけでなく、がっちりとした哲学、
つまり頭の中の設計図をもって 、実写で描ける監督はいないよなあ、、、と。
と、アタマではここまで「すごい!!!」と思いつつ、
たまたまちょうど本作を観たときに、
キャメロン・クロウがビリー・ワイルダーにインタビューした
『ワイルダーならどうする?』を読んでいたため、つい、こうも思ってしまいました。
「未来を描いたものばかりどうしてこれほど作る必要があるのだ?」
そしてもう一つ、私がこの映画について思っていた点と
関連したことをワイルダーは語っています。
「現代の深刻な問題は主演男優が少ないことだと思う」
そう!!
この作品でのレオ、
『シャッターアイランド』とまったく同じに見える!!
じゃあ、誰がいい??と考えて、
ふと思いついたのが昨年亡くなったヒース・レジャー。
ノーラン監督とは『ダークナイト』で組んでいるし、
華もあって影もあるし。
うーーーーん、この役、ヒースで観たかったかも、、、
そうすれば、学園ものラブコメ『恋のから騒ぎ』で共演した
ジョセフ・ゴードン・レヴィットとの
うるわしい再共演にもなって楽しかったのに、、、
などと、 ついつい妄想してしまいました^^;;
あ、本作での私のイチバンのツボは、
レオにアタマの中を狙われるキリアン・マーフィです☆
脳みそが汗だくになります
企業スパイの主人公が、成功は不可能と言われるミッション「インセプション」に挑みます。
主人公が求めた報酬は大金ではなく、「子どもたちに会うこと」、このへんの設定がこの作品の巧いところです。『マトリックス』観た後と同様の衝撃を受けましたが、『マトリックス』は突飛な設定への味付けがアクションだけやったのに対して、本作は「家族への愛」「自分との葛藤」「過去への後悔」といった普遍的な感情を孕んだ悲しいストーリーでも観るものを惹き付けるところがワンダホーです。
常識的な発想の数歩先でストーリーが展開され、気を抜くとなんのこっちゃ訳が分かりませんが、主人公を理解したいと思わせる部分が少なからずあり、追いつこうと頑張れます。真新しいストーリーですが、パーソナルなストーリーを織り込むことで、共感でき、擬似的に体験できるのです。
途中でおっさん共がぐるぐる巻きにされたりと、笑かすシーンもありますが、それ以外は脳で汗をかくと同時に、泣ける映画です。本当におもしろかった。もう一回観てもいいかな。
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