インセプションのレビュー・感想・評価
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すごい!!!
これは最近見た映画の中で一番面白かったです!!
難しいと聞いていたので一字一句見逃さないように見てました。笑
(もちろん字幕です)
夢と現実・・・
この設定自体が面白く、考えさせられる部分がありました。
人の夢の中に入り込むなんて!しかも夢の中の夢・・・
私自身DVD見終わった時夢から目覚めた気分になりました。笑
それくらい入り込んでましたね。
よくこんな凝った話を2時間で完結させたなと思います。
しかもあの展開からハッピーエンドに終わるとは思えなくて終わったときはほっとした気分です。
これから現実的にこんなことができちゃうんじゃないかと一瞬思ってしまいました~笑
いや~本当面白かったです!
ぜひもう一回見たいですね☆
渡辺謙は世界のアクターとなり・・・
ぞわっとくるラストシーン
斬新
あのコマは倒れたのか?
なるほど
やっとDVD借りて見たました。
第一印象としては渡辺謙がやたらカッコイイな〜良い男だな〜。デカプリオ様に劣ってませんでした。
2時間近くある映画だとは知らずに深夜に見たので雪山の戦いのシーンあたりでだいぶウトウトしてしまいました。設定がユニークなので、アクションはそこまで必要ないのでは、何て思ったりもしましたがそこはハリウッド映画。
ストーリーですが、確かに主人公の皆さんのお話についていくのに頭使いますね。夢だからあれが現実でこれが夢で・・・ん?的な状態になりかねない。一応色々とルールといいますか規則のような物も設けられてますね。「夢の中で死んだら目が覚める」等。「夢」が題材である割にはファンタシーな要素は少なくとてもシリアスでした。あと元妻がめっちゃ怖い。
エンディングに関しては賛否両論だと思われます。
個人的にはそれが素敵だと思いました。含みを持たせた終わりが監督さん何ともチャーミングというか、「え〜?」となる感じ。見終わった後も考えたり気になっちゃう映画って良いなと思います。
お時間と頭に余裕がある時にお勧めたい映画でした。
ノーランの“夢”のプロジェクト
映画館で1度観て以来、久々にブルーレイで観ました。劇場で観た時は作品の中で“虚夢”や“潜在意識”等の難しい言葉が出てくる上、ペースが速すぎてついていけませんでした。しかし、今回は大丈夫でした。この作品の良さと悪さをばっちり見つけることが出来ました。(便利ですね。停止ボタン)
主人公の名はドン コブ。彼はある日斉藤と呼ばれる男からある男の中に夢へと入り込みあるアイディアをインプットしてほしいと頼まれ数人のグループと共にその男の夢の世界へと入っていきます。
注目は豪華キャスト陣の演技とクリストファー ノーラン監督が作る物語と世界観です。キャストの演技に関しては申し分ありません。ディカプリオを初めエレン ペイジ、ジョセフ ゴードン レヴィット、トム ハーディ、渡辺 謙、キリアン マーフィそして、物語の鍵となる人物を演じるマリオン コテイヤールとキャスト陣の演技は安定感があり素晴らしかったです。特に目立った人はいませんが全員良かったです。それから、クリストファー ノーラン監督の作り上げた作品の世界観は見事でした。夢の世界のレベル1からレベル4(?)全てが完璧に作られていて最高でした。特に印象的だったのはレベル2のホテルアレは綺麗でしたね。あそこでのファイトシーンが1番印象に残りました。
ただ残念な事にこの作品には欠点もあります。1つはディカプリオとペイジがレベル4(?)でマリオン コティアール演じる奥さんと再会する場面。あそこはあの二人の演技合戦に集中してほしかったですね。私としてはいちいちレベル3で起こっている銃撃戦はどうでもよかったです。それからもう一つはエンディング。コブが現実世界に戻れたという綺麗なエンディングでよかったのですが、その代わり空港ターミナルでは人が大勢観てるはアレが回っているはで終わってしまいとても残念でした。ノーランは観ている観客を混乱させたかったのでしょうか?まったくわかりません。
しかし、良作です。まだ観てない方は是非!と言ってもこの時点ではもう観てない人の方が少ないんでしょうかね。
迫力は十分だが
とても良くできた玩具のような作品
2010年アメリカ映画。2010年45本目の作品。前作「ダークナイト」で一気にメジャー級に躍り出てきたクリストファー・ノーラン監督の待望の最新作。昨年の8月に映画館で観ました。
内容は;
1、主人公の男の生業は、他人が夢を見ている間に深層心理に入り込み、その中の情報や記憶を盗んだりねつ造すること。
2、男はとある大企業幹部に敵対するライバル企業CEOの頭に入って、情報工作してほしいと依頼される。
3、依頼を引き受けるが、そこには想定外の難関が立ちはだかっていた。
イギリス出身のノーラン監督の過去の作品は恐らくすべて観てきたから思うのですが、この人はイギリス哲学にかなり造詣があると思います。意識、無意識と現存世界のつながりを題材にしている所が、いかにも的な臭いがするわけです。
本作では、意識の階層的な世界に主人公たちが入り込み、暴れまくるような作品で、心理世界の謎や神秘といった普遍的題材は一切無視。まるでテレビゲームの世界のような構造で固められた世界の中が描かれています。
これは、あくまでエンターティメントな作品。そう割り切れれば、それなりに面白いのかもしれません。そして、これはつまり言い換えれば、この作品に流れる題材は何一つ親身になれるものがないということ。
そして、本作を哲学的または心理学的に観るとあまりにも安易かつ安っぽい。そこまでゲーム感覚で描いていいのかと首をかしげたくなるくらいにゲームの世界。特撮の罠にはまった作品とわたしには写りました。
この手の題材だったら、ミケランジェロ・アントニオーニの「欲望」やスタンリー・キューブリックの「アイズ・ワイド・シャット」がお勧めですよ。
頭フル回転!(◎_◎;)
あたまパンパンになった!
やられた~
よかったが、そんなに力ある日本人って?
遅ればせながら、BDで鑑賞しました。
ケン・ワタナベは演技それほどよくなかったと思う、っというか、彼の活きる役柄じゃなかったと思いました。それでも、英語は頑張って発音綺麗にしているんだなぁって思った。
映画そのものは複線に複線を重ね、メタファー的要素が多分にふくまれ、長編小説を読むがごとくに難しい設定だったけど、登場人物の単純化などで映画として成立させている所が凄い。面白い分野を切り開いてくれたと関心しました!
映画の中で、ものすごい力を持つ日本人が登場する。米国の犯罪履歴を電話一本で変更できてしまう日本人。そんな人って日本から登場するのだろうか(笑)?
時代設定は、50年先か100年先かしりませんが、近未来のお話。映画の中に出てくる町も人の生活も飛行機も現在のものと変わらないので、本当に近未来ですが、そんな近々に日本企業が米国の犯罪履歴を抹消できる程に力を持ちえるのだろうか?ありえひんね。
そういう意味で、何故日本の企業の会長をキーパーソンに選んだのかが不思議です。誰か答えもっていませんか?
米国の犯罪履歴を操作しうるほどの国(企業)が中国であってはならない、中東であってはならない、欧州であってはならない、日本なら笑える、っというような程度か?そんな事を考えながらみていました。
面白かった。
久しぶりに米国映画の可能性を感じた。
頭グニョグニョ
本作は、全編を貫いて「愛」がいかに素晴らしいものであるか、さりげなく感じさせてくれるヒューマンドラマでした。絶対感動します!
難民映画祭でタダ見してきた作品です。難民の置かれた悲劇を、『ウォーダンス』以上に痛感しました。
「モーセ作戦」によってエチオピアから、首尾よくイスラエルに移住できた人でも、イスラエル国内では、黒人として差別を受けてしまうのですね。まして主人公シェロモはキリスト教徒でした。それがバレると、国外追放になるので、ずっと秘密を隠してビクビク暮らしていたのです。
そんなシェロモを養子として引き取ったのは、白人で左派人権派のヤエルとヨラム夫婦でした。奥さんのヨラムの人種を越えたシェロモを愛する心に感動してしまいました。その愛は、実の子よりも深くて、半端ではないのです。
シェロモが学校でいじめられているのではないかと疑ったヨラムは、気が気でなくなり学校まで後をつけ回すことまでします。そして学校の父兄に取り囲まれて、シェロモがイスラエル人ではない、学校を出て行けと糾弾されたときは、シェロモを抱きかかえ、身を挺して、同じ人間ではないかと抗議します。なんでこの人は、そんなにまで黒人のシェロモを愛おしく思えるのだろうかと疑問にも思ったのですが、演技が素晴らしいので、そんな理屈よりも、目頭の方が先に熱くなってしまったのです。
後でわかったことなんですが、最初は実子のわが子のことも考えて、ヨラムはシェロモを養子に引き取ることには反対だったのです。そんな人が、そこまでして黒人の養子を愛せるだろうかと思うと、心から感動してしまいましたね。
また幼なじみのケスとの人種を越えた愛を結ぶところも、実にいいのです。
シェロモはやがて、実母が暮らすスーダンの難民キャンプが医師不足で、疫病がはやり次々死んでいること知り、医師になることを決意します。愛するケスとも別れ離れになって、シェロモは単身医学を学ぶためフランス留学します。その帰りをじっとケスは待ち続けたのです。ふたりが結ばれる経緯もなかなか感動的です。
やがて国境のない医師団に参加したシェロモは自ら志願して、スーダンの難民キャンプへ赴任します。このラストが本作最大の見所。ワンショットだけど、シェロモにとって予想だにできなかった奇跡が起こります。そのシーンを一目見ただけで、涙が止めなく溢れ、シェロモの感じただろう万感の思いに浸ったのでした。
難民映画だという先入観があると、どうしても重そうだと偏見を持ちがちですが、本作は、全編を貫いて「愛」がいかに素晴らしいものであるか、さりげなく感じさせてくれるヒューマンドラマでした。絶対感動しますから、ぜひDVDでご覧になってください。
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