劇場公開日 2010年7月23日

  • 予告編を見る

「KEN WATANABE」インセプション 赤いおじさんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5KEN WATANABE

2010年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

渡辺謙がでるシーンがこんなに沢山あるとはおもっていませんでした。
ホント、最初から最後まで出突っ張りです。
エンドロールでは確か主役級6人の中の6番目だったような気がしますが
とても重要な役どころでデカと謙の二人が主役という日本の順番が正しい
感じです。いろいろと苦労されてますが本当にハリウッドスターなんですね。
これからもがんばっていただきたい。

さて、本題の映画のほうですが、
ものすごく緻密なストーリーになっていました。シナリオを造った人はさすがですね。

妻とのストーリーを絡ませるのも、ストーリーに味をつけるのには有効だったと思います。

ただ、天才的な女の子を登場させて設計させた夢の設計の方は、あまり複雑にできているとも思えなかったのが残念ですね。

後は、終盤、畳み掛けるように、無理にエンディングまで持っていっている感じで、前半の緻密さから比べるとちょっとお粗末な感じ?

CGのシーンも、予告でほとんどを見せてしまうハリウッド映画ではありがちな戦法で、新鮮さには欠けてしまいます。順番を変えたり、意味合いを勘違いさせたりということをしても、一回観たものは観たものですよね。この宣伝の仕方は改めて欲しいですね。
もうちょっと隠してね。

あらすじ説明はしっかり読んで、予告編映像を観ないで見に行くのがよろしいかと思います。

赤いおじさん