「評価軸の距離」プール yoshinodeboさんの映画レビュー(感想・評価)
評価軸の距離
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男語る:
『デトロイト・メタル・シティ(無茶苦茶面白かった)
の脚本家が、本作の脚本と監督だけど
ストーリーが無くて退屈でチェンマイの映像も
それほど綺麗というわけでもなく
プールや熱風船や動物の映像も特筆すべきものはないし
いつもの役者さんを見る以外の見所はないよね。
結局、母と娘の考え方の違いも、解決には至らなかったし
預かっている子供の母親も探し出せなかったよね。』
女語る:
『ストーリーが無いことが、良いの!
結論めいたことを言われると、うっとうしいし、押し付けがましい
結論が無いことで、ありのままでいれることに癒しがあるの!!
男は、風景や動物に癒しがあると考えるかもしれないが
そうではないわ。
セリフが多い訳ではなく、物語も進まないけれど
独特の間や役者さんの醸し出す雰囲気や行動に共感を覚える部分多数
言葉ではうまく表現できないけれど掛け値無しに良いのよ。
それから、あえて笑いのネタをさけて
全体の雰囲気を壊さなかったことも、よかったし
ストーリーが無いほうが、飽きずにDVDも
何回も観れてお得だしね。』
男納得:
『かもめ食堂』もストーリーが無いのに
どこがいいのかと思っていたけど
評価の軸がこんなところにあったとは驚いた。
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