「やりたいことをやるということの重み」プール Koheiさんの映画レビュー(感想・評価)
やりたいことをやるということの重み
「かもめ食堂」「めがね」はじめ、小林聡美さん主演の映画を見ていると、良いのか悪いのかうとうとしてしまいます。今回もそうだったのですが、都会の喧騒と一線を画した描写がそうさせるのでしょう。今回は母と娘とのすれ違いが描かれましたが、やりたいことをやりたいときにやるということについて、誰もがそういった考えを理解してくれているとはかぎらないのだということにハッとしました。とにかく思い立ったら即行動に移すのが是とされる世の中ではありますが、自分が好きなことをやって、かつ、身の回りの人たちもそれを喜んでくれるということは、決してあたりまえではないということでしょう。もちろん、考え方は十人十色であってよいと思うのですが、自分がこれまでやってきたことが、ひとりよがりでがなかったかと振り返る必要はあると思いました。
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