「ただ会いにいっただけ、修復はない。」プール Takehiroさんの映画レビュー(感想・評価)
ただ会いにいっただけ、修復はない。
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つかみどころのない映画というのか、タイに行ってしまった母親に娘が会いに行き帰国する数日間を描いたようだが、娘はどうして家族を置いてタイに行ってしまったかが母親に対して不満だったが、なんだかのらりくらりとかわされてしまったようで、母と仕事仲間のようなほか3人の年配女性と手伝いの青年とタイの子供とのふれあいでゆったり気分に浸り、また別れるような、起伏のない、母も日本に戻らず、青年と娘の恋にも発展せず、食傷気味ななんだか疑問のようなフリーセックスの入る映画ではなく、性行為がなく、そういう面では良い映画なのだが、家族の修復や新たな家族や男女の結婚への出会いのような力もない。流れている葉っぱのような話だった。乱倫のない良い映画だが、何かの進展はなく、母親のおとなしい形の自由奔放を娘が確かめたような、なんだろう映画になってしまっていた。青年と娘が真面目な結婚してから性行為に至るような雰囲気の家族形成の映画や、母親の夫はどうしたのかというような家族修正の映画でないと面白みはない。
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