劇場公開日 2009年5月1日

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「ラブアフェアに必要なスパイスとは」デュプリシティ スパイは、スパイに嘘をつく カサキショーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ラブアフェアに必要なスパイスとは

2009年4月19日
鑑賞方法:試写会

映画で久々にジュリア・ロバーツを観ました。
クライヴ・オーウェンの方は、めぐり合わせなのか今が旬なのか、
「トゥモロー・ワールド」、「エリザベス:ゴールデン・エイジ」
つい先日も「ザ・バンク」を観たばかりで良く見掛けます。
彼にしては珍しく軟派なプレーボーイ役ですが、
イギリスの役者の事ですから、あまり さまになってません。

CIAのクレアとMI6のレイは5年前にファースト・コンタクト、
その時レイはクレアに完膚なきまで、やられてしまいます。
2年前に再会した時には、
二人はフォールインラブ、互いに組織から足を洗い、
企業スパイになろうと約束するものの、
互いに信じきれません、でもお互いに惹かれ合ってしまい。。。
二人は、互いへの思いを胸に秘めたまま
ライバル関係の企業に潜り込み、協力して産業スパイを
しようとするのですが、信じきれません、
だから二人の動きから目を離せないのです。

彼等は仲間なのか、本当はまだ騙そうとしているのか?
観ている私の方も疑心暗鬼。

相手の事を完璧に信じれる事が一番だと思うのですが、
本当に信じてもいいのかしらと、不安を感じながら、
恐る恐る付き合う関係も
ラブアフェアには刺激的で良いかも知れません。
そして、
そんな二人に待ち構えている結末は
とても刺激的なものなのです。

カサキショー