「『ハイスクール・ミュージカル』シリーズで脚光を浴び、唄えて踊れる超...」セブンティーン・アゲイン yosさんの映画レビュー(感想・評価)
『ハイスクール・ミュージカル』シリーズで脚光を浴び、唄えて踊れる超...
『ハイスクール・ミュージカル』シリーズで脚光を浴び、唄えて踊れる超イケメンという身近にいれば絶対に近寄りたくない完璧っぷりをいかんなく発揮し、挙げ句の果てにはバスケも上手いときたからもうやんなっちゃうファッキンガイのザック・エフロン君。『ヘアスプレー』('07)で"ヤな感じのイケメン"を演じた彼も、同作のアダム・シャンクマン監督のプロデュースした本作ではちょっと間抜けな役にチャレンジしております。
目新しさは無いけれど、この手のファミリームービーを作らせたらやっぱりハリウッドは上手いもんでございます。誰もが一度は思う「あの頃に戻れたら」を大看板に、父親としての在り方や家族愛なんかをきっちり盛り込みながら、ウルッとさせる後半から最後はちゃんとハッピーエンドでほのぼの締め括る辺りが流石でございます。
また、マイクのマブダチ役のトーマス・レノンが、映画オタクのキワモノキャラを演じ、高校の校長に惚れて奮闘するくだりもかなり面白い。
馬鹿笑いできるコメディではないけれど、肩の力を抜いてゆっくり楽しめる良作であります。
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