「亡霊のつぶやきがとってもスピリチュアル」Disney's クリスマス・キャロル ikuradonさんの映画レビュー(感想・評価)
亡霊のつぶやきがとってもスピリチュアル
原作は、言わずと知れた英作家チャールズ・ディケンズの小説。これまで幾度となくハリウッドで映画化されてきたが、CGアニメーション映画として製作されるのは今回が初めてのこと。声優陣も豪華で、ジム・キャリー、ゲイリー・オールドマン、コリン・ファースらがボイス&パフォーマンス・キャプチャーを担当していることでも話題となった。
ホラーではないんだけど、めっちゃ怖かった……。アニメというにはリアルすぎる表情や動きで、子供には怖すぎてキツイかも。ストーリー自体、スピード感と重力感が3Dでバージョンアップされているので、3Dの価値は高い気がする。しかし、大問題は3Dで字幕は難しいため、豪華ボイスを楽しむか、豪華映像を楽しむか、どちらかしか選べないということだ。日本版吹替えの山寺宏一さんも素晴らしいのだが、やはりジム・キャリーがひとり7役に挑戦したというハナレワザにも興味がある。これは、2回見ろってことかな?(笑
3人の精霊が、とても個性的で楽しい。特に「過去の亡霊」のつぶやきはスピリチュアルな感じがしてイイ。だけど、やっぱりちょっと怖い。彼らがあまりにもサディスティックなので、少々スクルージに同情してしまった。
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