「エドグロバカ度パワーアップ、やりたい放題だなぁ」アドレナリン ハイ・ボルテージ スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)
エドグロバカ度パワーアップ、やりたい放題だなぁ
雰囲気的には前作の方が好きでしたが、でもまあここまでやってくれるとこれはこれでOKと言うか、アホ過ぎて最高でした。
エログロ度パワーアップ、おバカ度もパワーアップ、何でもありのやりたい放題、見る者と言うよりは作り手が楽しんで作った映画って感じでしたけど、まあ何だかんだで面白かったです。
と言うか、まさかあのラストから続編が作られてしまうとは・・・。
無理やり感が半端じゃない、しかもほぼ人間じゃないし(笑)
でも人と言う概念を超越した主人公・シェブと言う存在に、気がつけばいつの間にか引き込まれてしまう辺りは、やはりジェイソン・ステイサムならではの味でしょうか。
それにしても、前作のアドレナリンを出し続けなければ死ぬと言う設定も凄かったけど、今回の人工心臓を充電し続けなければ死ぬと言う設定も、またトンデモ設定でしたねぇ。
心臓取られてもまだ頑張るシェブが何とも健気!
まあアレを取られるよりはまだマシなのか(笑)
しかし充電すると何故か元に戻るんじゃなくてパワーアップしていくのが面白かったなぁ、野獣化が半端じゃなかった、でも巨大化は遊びすぎでしょ・・・。
また充電方法が面白かったね。
と言うかそれを見せたいだけの映画とも言えるか。
前作のアドレナリンを出す方法も面白かったけど、今回も充電するのにいろんなおバカパターンが登場して、ホント笑わせてもらいました、普通死にますよ・・・。
エンドロールのメイキングで、ジェイソンが体張ってスタント無しで演じていたのは衝撃でした、さすがスタローンも認めるホンモノのアクションスターだね。
かと思えば前作同様、いやそれ以上のエロモード全開なアレのシーンが登場し大爆笑、モザイクも何故か笑える。
まあジェイソンも頑張りましたけど、ヒロインのエイミー・スマートも捨て身の演技で頑張りましたね。
前作のホンワカ感の方が個人的には好みでしたけど、こんなエロバカなヒロインも悪くない。
バイ・リンもいい味出してたなぁ、出来れば出会いたくないタイプの女性ですね(苦笑)
有って無いようなストーリーは全然入ってこなかったですが、とりあえず面白かったです、下品すぎて好みは相当分かれそうですが・・・しかし最後の顔は凄かったぁ。