96時間のレビュー・感想・評価
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お父さん頑張って!
みなさんのレビューを何度も繰り返すようで申し訳ありませんが、 容赦しない救出劇にシビレました!! 「えっ、え〜!この人まで撃つの!?」や 「さすがにここはいったん泳がせて…あ!(へし折った)」、 「交渉とかしないだろうな…あ〜あやっぱり(撃った)」まで、 ブルース・ウィリスとかでは有り得ないシーン展開。 娘が旅に出るまでは劇場内もなごやかムードでしたが、 娘が拉致されるシーンで一気に緊迫!! 冷静に犯人の特徴を伝えるよう指示したり、 その実行犯を見つけたときの迅速な対応!!(時間ないし) かけひきナシの、ある意味リアルな展開がかなり新鮮でした。 ただ、キムと同行する友人のことを調べておくべきだったね。 あとキムって、そうなるほど極上かな…。 まぁ、救出まで96時間かかってない気もするほど楽しめました!
超人パパ!こんな父がいたら娘も惚れ直す
リュックベッソン作ということで鑑賞してきました。 いや~全体的に感想を言うと、スピード溢れる痛快アクションですね。 ちょっとボーンアイデンティティ的な流れというかスピード感を感じました。 設定に若干無理なところはあるにせよ、スカっとします。 父と娘の関係を忠実に描いてます。お父さんって悲しい・・・(泣) リュックベッソン作ということで期待してください。 とにかく痛快。爽快です。。
暴走しすぎでも許せるかも
娘を思う父親の穏やかな笑顔と娘を凶悪犯から救い出すために、非情の捜査方法で敵に迫っていくときのプロフェッショナルな顔の演じ分けが非常に説得力があるのは、さすが演技派リーアム・ニーソンでした。 リーアム・ニーソンが演じる父親役は昔ならハリソン・フォードが演じそうな役柄だと思いましたが、意外なキャストであっただけに見る側も、身近にいる子煩悩な父親の暴走ぶりがリアルに感じられました。 中だるみの全くない、アクションの快作でした。
単純明快な親父の暴走にシビれる
はじめはただの、普通の親父、それもかなりの親バカが、いざ娘が誘拐されたとたんに、元秘密工作員として豹変する落差が面白い。というか、それしか見どころがないし、要所要所は都合のいいデキ過ぎの展開なのだが、96時間という制約が念頭にあるのと、93分という上映時間のなかでノンストップのアクションを見せられると、ツッコミを入れる暇もなく観終わってしまう。これはリーアム・ニーソンのもつキャラクター性と、邦題「96時間」が成功している。単純明快な親父の暴走にシビれる。 この作品、なんといっても怖いのは、パリの暗部を攻撃的に描いているので、てっきりアメリカ映画かと思ったら、母国フランスの作品だということ。そして、アメリカの工作員だったブライアンが犯罪組織のひとりを拷問したときの台詞。「こういうのは、よその国に任せていたが・・・」。アメリカの暗部もひと刺し。
愛情と激怒で突っ走る93分間 [スコア修正]
離婚以来、なかなか会えない娘の写真を眺めて寂しげに笑う親父。継父との、娘へのプレゼント対決に負けてヘコむ親父。 一見、心優しい中年にしか見えない主人公。だが誘拐された娘を救う為にいざ動き出すと——強い。 鬼のように強い。 泣きたくなるほど強い。 3秒に1人の速度で相手を始末する凄まじい殺人スキルに加え、無線・名刺・死体と、ありとあらゆる物(者)を瞬時に利用して相手を欺く冷徹な知能。序盤で見せた優しい父親の顔からの豹変ぶりが恐ろし過ぎる。『効率的拷問』のシーンなんてもう……鳥肌が立つほど怖ェ!! 愛する娘を救うため、モラルも人間性もかなぐり捨てる主人公の姿には戦慄にも似た感動を覚える。 主人公が無敵すぎるのに映画が白けてしまわないのはやはり主演リーアム・ニーソンの功績。情け容赦無く邪魔者を消した後、ふと気を緩めた瞬間に娘の身を案じて涙ぐむ姿の痛ましさと言ったら。 キャラクターに血肉が感じられるからこそ、主人公の痛みや焦燥が伝わり、映画全体のヒリつくような緊張感に繋がっているのだろう。 シンプル且つソリッドな語り口と、主人公の激情で突っ走る93分間の追跡行。『ボーン・スプレマシー』以来の良質アクションだ。 [スコア修正] 『アジョシ』と同等かそれ以上の映画だと思うので、向こうに合わせてスコア修正。……ひょっとして段々と判定が甘くなってるのかなあ、自分。
リーアム・ニーソン!!
主演のリーアム・ニーソンは93年のスピルバーグ監督「シンドラーのリスト」でオスカーに輝いた俳優さんで脚本が「トランスポーター」「レオン」のリュック・ベッソン、脇役も演技派がズラリと並んでいて今年見た映画で一番最初から最後まで引き込まれた映画です。 リーアム・ニーソンが元CIA局員を演じているんですが家族を犠牲にして仕事に打ち込んだ過去に負い目を感じていて娘を大切に思う父親役を見事に演じていました。 その気持ちにはすごく共感できるし自分にも娘ができたら同じように思うんやろなと思って見てると胸が痛かったです。 展開もスピーディでストーリーも凝っているのでサスペンス好きにはたまらないと思います。 ただのサスペンスではなく父子の家族愛に心温まる作品なので女性にもおススメです。
拍手
マフィアに一人娘キムを誘拐された元特殊工作員の父親ブライアン(リーアム・ニーソン)が、ありとあらゆる手段で娘を取り戻そうとするいわゆる"王道"のアクション映画。 この映画はストーリーやアクションの派手さよりもブライアンの父親としての信念、娘に対する愛、犯人に対しての冷徹さ、そしてなんといっても、それらの根底にあるリーアム・ニーソンの演技力が見どころです。 ブライアンの純粋なキムに対する姿勢は涙無くしては見ることはできません。 素晴らしい映画です。
期待どおりの映画で、ワタシは満足。
旅行先のパリで娘を誘拐された父親が、人身売買組織から奪還するというストーリー。96時間というタイムリミットのなかで、父親のリーアム・ニーソン、徹底的にリュック・ベッソン風味で暴れまくる。カーチェイスとド派手アクションシーンが満載で、タイムリミットもあるからドキドキ感はたっぷり。 ストーリーの新しさは、まさに誘拐される瞬間を携帯電話でキャッチして、これを手掛かりに足取りを追うというところ。 誘拐ではないけれど、パリで同じ題材ということで比べると、同監督の「キス・オブ・ザ・ドラゴン」の方がよかったし、「女はみんな生きている」の方がはるかにパンチが効いている。 でも、リュック・ベッソン流のアクション映画だったのでワタシは満足。だって人生を教わりたいとか、泣きたいとか、そんなこと期待していないから。
『非情のライセンス』?
最愛の娘がパリで誘拐された。96時間以内に助け出さないと、永遠に会うことは出来ない・・・。娘を何としても救い出すため、父はパリに向かう。 娘を溺愛する父親ブライアンを演じるのはリーアム・ニーソン。元CIA工作員と言う役どころです。CIA工作員であるときに身に付けた能力をフルに活用して娘を救い出そうとするんですが、それが中々凄いです。手段を選ばずと言うのは、こう言う事を言うんでしょうね。犯人に容赦をしないのは想定の範囲内だったんですが、フランス内務省の友人(元友人?)の奥さんをいきなり撃ってしまうのには驚かされました。 ストーリーに物語性は殆どありません。ただ単に、愛娘を救うために猛突進する父親の獰猛な姿だけが描かれています。物凄くスピーディーに話が進みます。96時間しか時間が無いので、当然と言えば当然ですが。 それにしても、ありそうな話で怖いです。「日本人旅行者行方不明」とか言う記事は見たことが無いので、実際には起きてないのでしょうが。日本人は安全に関して緩いので、必要以上に気をつけるべきかと思いました。
本気モード
娘を愛し、職業病なのか異常といっても言い過ぎではないほどその安全を考えている、見た感じ頼りなさそうなオジサンが娘がさらわれると豹変、愛娘の元へまっしぐら その道中にある障害物はなんであろうと排除する もうあれだけ強いと観ていてスッキリする 何人人を殺したのだろう 知識、銃撃・格闘・ドライビングスキルがハンパない 特に格闘 銃より拳と脚でボコボコにしているシーンのほうが多いんじゃないかな あと個人的に銃声がなんか心地よかったし、最後の格闘シーンでの音楽もよかった またそのシーンも含めて何回か出てくる俳優さん(名前は知らない)がカッコよかった もう一回劇場で観たいくらい
全てにおいて一直線
「痛快」の一言です。 自分の娘を助けに行くというシンプルな設定、 目的がブレず、無駄が無いストーリーはさすが。 運転手ステイサムではなく、リーアムパパだからできる映画。 ウェスタン好きなら観て損はないかと思います。 夕陽のガンマンを観ているときと同じ感覚になること間違いなし! (根拠ないですよ)
リーアム兄さん、最大の当たり役!!
『ヨーロッパコープ』製作の映画を観る度、毎回思うことがあります。 「リュック・ベッソンって、脚本下手くそだなあ」と。 どのジャンルであれ、この人の手垢が付くと、必ず大味になってしまう―繊細さゼロ。 それが素材と見事にマッチしたのが『グランブルー』であり『レオン』だった訳なんですが… 全ジャンルで通用する訳じゃない… 今回も共同脚本で加わっているので、正直、期待はしてませんでした。 レビュータイトルも「ジャックバウアー×4」ぐらいに想定して、とりま劇場へ… めちゃくちゃ面白いじゃないですか!!!!! ちょっと…いや、かなりビックリしてます。 アクションに一切、説明を挟まない!!弾丸、一発も当てさせない!! 理屈不要の純度100%追跡アクション!!!!! 最初のゆっるいリーアム兄さんから、娘がさらわれ、追跡劇に切り替わった途端…怒涛のアクションで攻めまくる狂気の親父に変貌!! 後半に行くにつれ、善悪の境目もなくなり、どっちが悪党か分からなくなるw こっからが凄い!! 協力しなけりゃ容赦しない。協力したって容赦しない。 邪魔すりゃコロス!!邪魔しなくてもコロス!! いやはや…参りました<(_ _)> つか、お咎めなしで、よく帰国できましたね、兄さんw 何だかんだで… アクション専科の私としては、今年の夏、一番好きな映画になってしまいましたw リュック・ベッソン…ゴメンねw それで早速、シリーズ化希望なんですけど… 娘がさらわれなきゃ、実力発揮しないお父さんなのよねwそこが問題だ…
さすがリュック・ベッソン!
リーアム・ニーソンのイメージがガラリと変わりました。 最初のシーンは親心が伝わり、友だち役キャストも味があっていい感じの仲間達・・・ アクションも台詞もキレが有って、飽きずに楽しめました。 リーアム・ニーソンの哀愁がチラリと漂い、エンディングまで気を抜かないストーリーで、良かったです。 一生懸命な男は、いくつになってもカッコイイ!
猟犬のようなスゴ腕のお父さん
リュック・ベッソン製作、渋いリーアム・ニーソンの主演のアクション映画。旅行先で誘拐された17歳の娘のキムを生きて助け出すには、96時間というタイムリミット付き。元秘密工作員の父は、特殊能力と知恵で犯人グループの身元を割り出し、追っかけ捕まえたら、徹底的にやっつける!カッコいい! 成長していく娘のお誕生日の度に撮った写真を大事にアルバムにして、娘に対する父親の愛情が、すごく伝わってきてジーンときました。離婚した妻に「X-メン」シリーズのファムケ・ヤンセン、なかなかキャストも良かったです!
暴走親父超特急。
☆ “娘を助けるためなら、エッフェル塔をも壊してみせる” というセリフが象徴するように、 フランスで誘拐された娘を助け出すために、 元工作員である主人公の親父は カーチェイスに銃撃戦にマーシャルアーツと、 ガンガンやりたい放題で、突き進んで行く。 その親父をリーアム・ニーソンが演じ、 “ボーン・シリーズ”のマット・デイモンと同じ様にどうなの? と思っておりましたが、同じ様に期待以上のアクションを披露し、 必死で走る姿には親父を感じてしまうが、渋くて、冷静で、 そして、熱くなって暴走していく親バカ全開ぶりを魅せ付けてくれる。 “24”のジャック・バウアーと同じで娘の名前はキムであり、 ジョージ・メイソンを演じたザンダー・バークレーも出演し、 配給は20世紀フォックスでありますし“24”を多分に意識して、 宣伝に利用しようとつけられた96時間という邦題は 確かにその時間を越えるとバッド・エンドということみたいですが、 カウントダウンされていくわけではありません。 暴走振りはキーファー・サザーランドが演じていたら、 自身のスキルを発揮して、コネを使って、 手段を選ばずに突き進み、拷問もするし、 いやその人は撃たなくてもいいでしょうという人まで撃つし、 “24”の映画版としてそのまま通用するでしょう。 意味ありげなシーンもかっ飛ばし、 それで辿り着くのはおかしいだろうと思っても、 そんなのお構いなしにすっ飛ばし、とにかく“セルラー”並に、 テンポよく進んでいく様は、頭空っぽにして楽しめます。 リュック・ベッソンの制作・脚本で もちろんヨーロッパ・コープ製作であり、 ハリウッド大作と比べると派手さはないし、 カーチェイスも迫力はそれなりにあるが、 公道で豪快に派手な映像があるわけではなかったりして、 リュック・ベッソンは節約が上手いなと思ったり、 ジェリー・ブラッカイマー作品なら、 車のまま突っ込んじゃうだろうなというシーンも、 冷静に行動しちゃうあたりは “ボーン・シリーズ”よりであるかもしれないが、 あんなに親父は熱くなってるのになと思ったりもしましたけど、 リーアム・ニーソンだからこその説得力はあったでしょうか。 母親役のファムケ・ヤンセンだったら親父以上に簡単に助け出せるだろう と思っちゃうのは“X-MEN”の影響ですな。 娘キム役は“LOST”に出演していたマギー・グレイスと分かったものの、 ホリー・ヴァランスは何かで観たけど思い出せず、 結局終わるまで思い出せずに、帰りにチャリを漕ぎながら、 “プリズン・ブレイク”だ、と思い出し、鑑賞後以上にスッキリする。 ☆
リーアム・ニーソンのさえない表情とONになった緊張感ある表情に魅了されました。激しいアクションも魅力的。
任務遂行のために、家族を犠牲にしてきた元政府秘密工作員のブライアンは、離婚した妻に連れられていった娘キムの為に、スパイ家業を引退して、キムとの関係修復に全身全霊をかける日々を過ごしていたのでした。 それのなのにキムは友達とフランス旅行に出かけてしまいます。仕事柄、とても不安がるブライアンを口説き落として。 しかしブライアンの不安は的中。旅先でキムは、人身売買を目的としたマフィアの一味に誘拐されてしまいます。 タイムリミットは96時間。これを超えると永遠にキムは戻ってこれなくなると言う仲間の工作員のアドバイスを受けて、娘の救出のため、たった一人でパリへ向かい、強大なマフィアと対峙するというストーリーです。 原題は「taken」。「24」を製作しているFOXなら、邦題の「96時間」のほうがタイムリミットアクションとしての本作にふさわしいですね。畳みかけていく緊張感は、「24」以上です。先日見た『コネクテッド』もアクションが凄かったですが、これも甲乙つけがたいくらい、凄かったでした。 アクションだけでなく、わずか96時間で、誘拐組織を特定し、丸腰でアジトに単身乗り込んで、娘を救出するというあり得ない設定に、リアルティを吹き込んだシナリオが秀逸です。 その前提として、ブライアンが特殊工作のスペシャリストで、各国の諜報機関ともパイプがあり、情報を得ることができること。そしてマーシャルアーツの達人で、一瞬で敵を倒してしまうほか、スパイ技能もトップランクであったことです。 ひとたび邪魔する奴があたわれたら、銃撃戦や格闘でバッタバッタと敵をなぎ倒していきます。カーチェイスも、敵地から逃げ出すと言うよりも、蹴散らすという表現がぴったりのど迫力でした。 そんなブライアンだから、キムが誘拐時に残してくれた携帯電話の音声記録だけを頼りに、敵のアジトを突き止め、乗り込んでいく課程も、プロのテクを見せてくれます。 アジトでたとえ捕まっても、辣腕なブライアンは、一瞬の隙を逃さず、逆襲していくのです。そんな人物設定だからこそ、嘘っぽさを感じられなかったわけなんです。 もう一つの前提は、ブライアンの父親としての強烈な思い。家族を犠牲にしてきた分、どんな犠牲を払ってでも、守らなければならないという贖罪の思いが、ブライアンを突き動かしていたのでした。その思いが、こと娘を誘拐したマフィアに向けられる時、鬼の形相で、非情なまでにエモーショナルな常識破りを連発するブライアンの思いが、あり得ないストーリーに説得力を吹き込んだのでした。 だからこそ、娘と再会したときの、満面の笑みに、ああよかったねぇ!と、見てる方もジンときましたね。 そんなブライアンの普段は、普通のどこにでもいそうなオヤジ。演じているリーアム・ニーソンリーアム・ニーソンは、ハパの時のさえない表情と、スパイ時代に戻って、ONになった緊張感ある表情を、別人に見えるくらい演じ分けています。さすが名優ですね。 約90分の短めな尺のなかで、キギュッと濃縮したアクションが楽しめる、父子愛に感動する作品としてお勧めします。 くれぐれも海外旅行は、お気をつけて。
「実はアナログ・オヤジ」がんばる!
アクション・シーンが多いこの作品の中で、地味だが印象的なシーンがある。それは、パリで誘拐された娘を助けるために奔走する前の主人公の父親の普段の部分だ。彼は、娘への誕生日プレゼントにカラオケ・セットを買おうとするのだが、使い方がわからないために何度も説明書を読み返す。そして、娘を撮る写真はデジカメでなく使い捨てカメラ、撮った写真を古いアルバムに貼る。主人公は現代のデジタル社会がよくわからない典型的なアナログ・オヤジなのだ。 ところが、娘が誘拐された途端、このアナログ・オヤジは犯人に「俺は特別な才能がある。娘を助けるために、お前たちを追い詰める」と言い放つ。この無茶な自信が、この作品のすべてだ。 この主人公の元CIAのアナログ・オヤジを演じた「シンドラーのリスト」の名優リーアム・ニーソンは、実に見事なアクションを次々と見せる。それは、ときおり、もし娘がいたら助けられないのでは、と思うくらいの激しさだ。そして、娘のためなら苦手なデジタル機器もなんとか操作しようとする。 今のデジタルの時代、オヤジの世代もいやおうなく新しい機器に慣れなくてはならない。しかし、それは与えられてきちんと使用法を説明されて使えるもので、自分からデジタル機器にトライして使おう、というオヤジはほとんどいないとい言っていいと思う。つまり、デジタルを使いこなしているようで使われているだけ、という「実はアナログ・オヤジ」というのが大半なのだ。だから、この作品の主人公にはとても共感する人は多いと思う。 この作品、登場人物のキャラクターが図式的過ぎるほど単調に描かれているだけに、娘を愛し、娘のためなら何でも、という自信と誇りと信念さえあればなんでもできる、という主人公のオヤジのキャラクターが、なおさら際立っている。今、娘や息子たちに疎遠になっているオヤジたちは、この作品を子どもたちといっしょに見て、もういちど、自信をよみがえらせてほしいと思う。
迫力あり
英語を母国語としてる人たちは、どこの国に旅行しても、言葉が通じるから、現地で、男に声をかけられたら、ついつい、ついて行ってしまうのかなぁ・・。 日本人は、見知らぬ男にホテルまで送ってもらったり普通しないよね。 自ら招いた結果、誘拐と言うか拉致られてしまった娘を助ける父親が凄すぎる! リーアム・ニーソンが、こんな肉体派だったなんて、びっくりです。 ハラハラドキドキ、これでもか?って感じの1時間半です。
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