「レノーアの態度がいちいちブライアンに辛辣で、 見ていてブライアンが可哀想になってくる。 離婚の原因はブライアンが仕事と家庭との両立ができず 家庭を顧みる余裕がなかったこと」96時間 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
レノーアの態度がいちいちブライアンに辛辣で、 見ていてブライアンが可哀想になってくる。 離婚の原因はブライアンが仕事と家庭との両立ができず 家庭を顧みる余裕がなかったこと
動画配信で映画「96時間」を見た。
2008年製作/93分/PG12/フランス
原題:Taken
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2009年8月22日
リーアム・ニーソン56才
マギー・グレイス25才
ファムケ・ヤンセン44才
ピエール・モレル監督
リュック・ベッソン製作
2009年のロードショー公開時に劇場で見たのだが、
再鑑賞。
元CIA工作員のブライアン(リーアム・ニーソン)は、
妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)とは離婚している。
元妻は富豪と再婚していた。
レノーアの態度がいちいちブライアンに辛辣で、
見ていてブライアンが可哀想になってくる。
離婚の原因はブライアンが仕事と家庭との両立ができず
家庭を顧みる余裕がなかったこと。
ブライアンはひとり娘のキム(マギー・グレイス)と
疎遠になっているのを何とかしたいと思っていた。
キムが友達アマンダと2人でパリへ旅行へ行きたいと言ったが
ブライアンは反対した。
未成年者だけで海外旅行なんて危険すぎる。
ブライアンの心配は的中した。
キムとアマンダは空港でピーターと名乗る若い男と知り合い、
タクシーをシェアしたために住所を知られてしまう。
ピーターは若い女を見つけて売春させたり、
人身売買をしているアルバニアマフィアの一員だった。
キムとアマンダは5-6人の男たちに拉致された。
拉致される直前にブライアンにそのことを告げたキム。
ブライアンはすぐにパリに向かった。
拉致された被害者たちはおよそ96時間以内に発見されないと
その後見つけることができなくなる確率が高いという。
空港でピーターを見つけたブライアンだが、
ピーターは逃走を図った際に轢死してしまった。
唯一の手がかりに死なれたブライアンは、
顔なじみのかつてのフランス諜報機関工作員で
現在はデスクワークにつくジャン=クロードを頼る。
売春宿を見つけたブライアンだったが
そこでアマンダが薬物投与の結果死んでいるのを見つけた。
ブライアンはこの後キムに再会できるのか。
この映画はこの後2作目3作目の続編が撮られることになる。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。