「オヤジ、ノンストップ!」96時間 mori2さんの映画レビュー(感想・評価)
オヤジ、ノンストップ!
リュック・ベッソン製作のノンストップ・アクション!この映画でノンストップなのは、“スーパー・親バカ・オヤジ”。愛する娘を救うため、パリの街を破壊…もとい疾走します。
最初、この映画の情報を聞いたとき、吾輩の第一印象は『はあ~?』って感じでした。だって“リーアム・ニーソン主演のアクション映画”ですよ。リーアム・ニーソンといえば、「シンドラーのリスト」のシンドラーや「SW1 」のジェダイ・マスター、クワイ=ガン・ジンですよ。どっちかといえば、“演技派俳優”さんですよ(あ、過去にサム・ライミ 監督の「ダークマン」なんてのもありましたが…(^^;)。『そんな人が主演の“ノンストップ・アクション映画”って、どうなのさ??』てな感じでございました。でもコレがアメリカで当たったんですよね。う~ん、どうやねん?そんなに面白いのか?“ベッソン印の映画”。てなことで、興味津々で見に行ってまいりました。
『いやあ~、面白い(^^;!』色々と、事前に失礼な不安を並び立てまして、大変申し訳ございませんでした!もう、最初から最後まで目が離せず、吾輩スクリーンに釘付け!リーアム・ニーソン、走るわ殴るわ蹴るわ…銃ぶっ放すわ、もおやりたい放題!そしてず~っと“ドッカンドッカン!”の雨アラレ(^^;。もお、無茶苦茶ですわ。アメリカからパリへ行き、大立ち回りをやらかしても、上映時間は非常にコンパクトな“1時間33分”!いやあ、イイ!飽きさせません!ず~っと楽しめます!!リュック・ベッソンは、監督よりもプロデュースに徹した方がイイ仕事するんじゃあないですか(一応、褒めてるんですけど)!
リーアム・ニーソン、頑張ってますね~。年齢を感じさせないアクションを披露し、『娘のためなら、他はどうでもいい!』と思わせるような、“スーパー・親バカ・オヤジ”を凄く説得力を感じさせる演技で、熱血的に演じています。リアルですね~。でも確かにあそこまで干渉しちゃうと、やっぱり年頃の娘は『オヤジ、ウザい!』とかって、言い出すんでしょうね!う~ん、オヤジ哀しい…。
しかし、最新技術を駆使しているとは言え、あんな携帯電話で喋った、たった一言から国際的に身元が判明しちゃうんですね。いやあ、恐いわ~。悪いことでけへんわ~(^^;。