テケテケのレビュー・感想・評価
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"見事な2分割!…"な映画
白石晃士監督作をVODにて色々遡って観ていますが、B級ホラームービーの面白さがまたひとつ分かった様な気がしています…笑
価値観というか心の寛容さがまたひとつ広がった様な…笑
『こわすぎ』を観て以来、白石監督から目が離せません!
このタイプの低予算ホラーをどうやって楽しむかよね~ 白石晃士監督が...
このタイプの低予算ホラーをどうやって楽しむかよね~
白石晃士監督が手掛けてるってだけでだいぶ甘めで見てるし、着眼点が分かってるから結構親しみやすい作品だったと思うんだよな…
漠然としたテケテケの都市伝説に人間ドラマや伝承と結びつけ、深みを持たせるやり方は全然嫌いじゃないというか。
役者さんの演技うんぬんはさておいて、序盤から伏線を貼っていて、ちょいちょい小出しにしつつ丁度いいタイミングで種明かし~は普通にびっくりした。
ストーリーの佳境で姉妹喧嘩勃発した時は思わずわらってもーたw
「この車が赤いじゃない!!!!」
教授の助手役の方は「メイちゃんの執事」でタミの無口な執事やってた人だ…!
「テケテケ2」にどう生かされてくるのか期待。
後味の悪い最後
都市伝説のテケテケを映画化した作品。
上半身だけで動き、走る速さは車並み。
振り返らず無視すれば一度は助かるが、
三日後には○されるという、どうあがいても絶望設定。
主演は元AKB48の大島優子(可奈:高校生)。
従姉妹の理絵とともに、
テケテケから逃れる方法を探すのだが…。
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目の前で従姉妹の○を見てしまったこと、
そしてテケテケに襲われかけたことをキッカケに、
可奈は赤い色が怖いというトラウマ持ちの
精神疾患者になってしまい、
家から一歩も出ることも
できなくなってしまいました。
赤い色が怖いのは、テケテケが赤い色を見ると
襲ってくるため。(理由は劇中にありますが、
痛々しいのでカット…)
元気で友達思いの優しい女の子だった可奈の
可哀想な姿を見て、とても残念になりました。
できれば、回避できるものがあれば良かった。
しかしこの映画は、
テケテケに一度見つかったら最期、
という話だから仕方ないんですけれども…。
(これからも、ちまちま白石晃士監督作品を
視聴していきたいです。)
ヒラヒラがついたテケテケを一体誰が怖がるというのか
クソみたいな脚本とかクソみたいなCGに関しては「これ以下の作品なんか腐るほどある」の一言で封殺できるので敢えて言わない。一番の問題はテケテケの肢体についたヒラヒラのパーツだ。こんなものをつけた奴は一体どこのどいつなのか。こいつのせいでテケテケの恐ろしさが半減している。この手の日本のバケモノがなぜ怖いかというと、それはその姿形が我々人間とあまり大差がないからだ。彼らは我々とよく似ている。にもかかわらずその行動や出没や存在様式には大きな隔たりがある。近いはずなのに遠いという矛盾。ゆえの不安、恐怖。テケテケの場合、彼女(彼?)は基本的には我々と同じ姿形をしているものの下半身がない。下半身がない人間はふつう生きていられないが、彼女は違う。彼女は生きている人間を見つけるなり物凄いスピードで近寄り、そいつの身体を真っ二つに裂いてしまう。人間なのに、しかも下半身を欠落させた人間なのに、彼女は人間以上のスピードと殺意で人々を次々に惨殺していく。そこがテケテケの恐ろしさだ。それなのに本作ではテケテケに意味不明のヒラヒラがついている。テケテケは意図的に「人間」から遠ざけられ、根本的に我々と異なるものとして作品内に配置される。しかし我々はホラー映画が見たいのであって、怪獣映画が見たいのではない。ヒラヒラによって怪獣化されたテケテケなどにもはや微塵も恐怖は感じないのだ。何をそんな細かいことを…と思われるかもしれないが、神は、少なくともホラー映画の神は細部に宿るものだ。たとえば『リング』の貞子がすげえ今風のボブカットだったらどう思うだろうか。お前もう歌舞伎町のトー横でクライナー浴びてろボケと唾を吐きつけたくなると思う。そういうことだ。
なにこれ?
見る前からなんだか嫌な予感はあったけど、まあ短いし見てもいいかと思ってみました。
ただ、後悔先に立たず。いいと思ったのは最初のテケテケが出てきた展開くらい。
主役や友人の演技力の低さ、なんの脈絡があるのか?と思うような姉の唐突なテケテケをみたという告白&謎のキレ芸。
突然出てきた赤い色を付けていたら云々の設定とか、唐突に出てくる謎の設定のオンパレード。
おい、さっきまでと話が合わないのではないか?というツッコミなんのそのの酷い展開でした。
前半の友人の恋の話も尺稼ぎか?と思うくらいに雑だし、不必要な描写。彼氏が付き合う理由も????
もう設定の節々からなんでこんなものがという感じの展開で、きつかったです。
この作品が世に出ている方が、寧ろ怪奇現象である。
視聴者置いてけぼりのめちゃくちゃな展開でした。
後、大島優子叫ぶ演技とか下手すぎですわ。
アウストラロピテクス
テケテケという可愛い足音。上半身のみの人間なのになぜ足音?しかも速い。上手く逃げることが出来ても3日後に殺されるという都市伝説。従姉の理恵とともに加古川大学にまで赴いてテケテケについて調べることにした加奈の期限はあとわずかになった。ミサカ町と三笠町を間違えるというミスをしながら、震災で倒れた慰霊碑を元に戻そうとするのだった。
狙われたら最後!もう一つ「赤いモノが嫌い」だというテケテケ。クライマックスはかなり緊迫。恐怖心を隠すためにアウストラロピテクスの話題を切り出すのがうけた。
テケテケ伝説を探るうちに、鹿島礼子という60年前に鉄道自殺をした話にたどり着く。自殺の原因はレイプされた(進駐軍?)ためだったが、その犯人は捕まらないまま・・・そうしてカシマレイコのテケテケ伝説が始まったのだった。下手なゾンビ映画よりも面白いぞ!
時間の大切さを知ることの出来る映画
従兄弟のお姉さんが美人だな〜と思っていたが何故か後半から電話でキレ始めたり、素手でカーナビをぶっ壊したりし始めてテケテケよりそっちの方が怖かった。
2もあるが…少しだけ観たい…。
前半のラブコメみたいなのは何?
てけてけ視点の映像や素早さが、良い感じに恐怖を煽っていた。
見る前にはあまり期待してはいなかったけれどそういった工夫によって結構怖かった部分もあり個人的にはホラーとしては満足でした。
ただ、前半ラブコメのような展開があったけれど、それも有耶無耶のうちに終わるのでしっかりストーリーに組み込むか、いっそそういった要素が無かった方が話としてのテンポは良かったと思う。
大島優子が主役の可奈。 都市伝説のテケテケを見てしまったので襲われ...
大島優子が主役の可奈。
都市伝説のテケテケを見てしまったので襲われ、追いかけられないようにするにはどうしたら?みたいな話。高速で体当たりして胴体真っ二つにするモンスター。造形はわりと良い、はっきりと姿もあらわす。
逃げるスピードと、テケテケが追いかける速度が全然あってない。追い越してそうなものだ。
従姉妹の姉ちゃん協力的だと思ったら実は自分もテケテケを目撃していたからだという、これは死亡フラグ。
ラストは可奈に突進してくるテケテケから子供達の噂で病院に入れられたとかいう場面転換。
赤いモノを異常に怖がる廃人みたくなってエンド。
そんなに変ではないけど普通の出来。
ホラー作品にしたら怖くない部類。
笑えるホラー
突っ込んではいけない系のホラー・・・というよりコメディ?テケテケの人体ぶったぎりがお見事過ぎて笑えました。
まっとうなホラー好きな人は観てはいけません。B級映画マニアと大島優子ファンにだけオススメできる作品でした。
B級臭半端ないっス!
都市伝説を題材にした、白井晃士監督作品のホラー映画。
つい先日観た『オカルト』がそこそこ面白かったので、限定上映だったグラビアアイドル多数出演の本作品を最終日に捕まえる。
題名の割に『オカルト』はホラー映画とは多少違う内容だったが、こちらは完全なホラー作品になっている。しかもB級キワモノの匂いがプンプン漂っている(笑)
とにかく強引極まりないとはこの事だ!
冒頭にて、友情出演の小島加奈子のエピソードが在るには在るが、登場する出演者達がテケテケの話をするとテケテケが登場。
「呼ばれて、飛び出て、ジャジャジャ〜ン!」
ハクション大魔王もビックリだろ(笑)
そう云えば冒頭のエピソードも子供が噂をしていたっけ…って。
大体、出現条件が物凄く曖昧…と言うよりも、都合の良い事この上ない。
この都合の良さは、更に『2』にて格段の進化を遂げるのだから恐れいる。
一応はテケテケにロックオンされてしまうと、例え逃げ切れても時間制限があるのだが、それを知った上で行動するならば新幹線を使えよ!と…怒る気にもなれんぞ。
一見怒って観ている様に見えても、結構「ひっでえなぁ〜…」等と、絶えず苦笑しながら楽しんでたりするものです。最後の強引さには椅子からずり落ちるかと思った程です(笑)
(2009年4月3日キネカ大森1)
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