劇場公開日 1955年1月29日

裏窓のレビュー・感想・評価

全50件中、1~20件目を表示

5.0主人公の目線は、観客のそれと絶妙に一致する

2019年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

知的

一言で表すと「裏窓から他人の暮らしを覗き見る」本作は、そう聞いただけでかなりアブノーマルで悪趣味な印象を受ける。が、何度か鑑賞していると、実はこれ、脚を怪我した主人公の目線は劇場観客のそれと完璧に一致し、向かい側に望むアパートはさながら劇場の舞台か、あるいは映画館のスクリーンのようにすら見えてくる。つまり、自分の気分や趣味嗜好に合わせて視点を自由に移動できる点も含めて、映画『裏窓』は、「映画鑑賞」という行為をメタ視点で見つめたような作品なのだ。

だが、いつまでも「こちら側」と「あちら側」と分離して守られているわけにはいかない。主人公はいつしか意を決して境界線を飛び出し、あちら側へとダイブ。客席から舞台やスクリーンへ飛び出していく(ような)常識破りの展開こそ、本作の最もダイナミックなところだと思うし、ヒッチコックの優れた発想力の賜物だ。世界をこれほどコンパクトにまとめあげた作品は他にない。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
牛津厚信

3.5【現代にも通じる、エッジの効いたサスペンス】

2025年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

舞台はほぼ一か所のワンシチュエーション。
それにもかかわらず、画面からは終始ヒリヒリとした緊張感が漂う。
こんな完成度の高い映画を今まで観ていなかったとは、正直勉強不足だった。
主演はイケメン、ヒロインは突き抜けるような美しさ。
それだけでも十分に“絵になる”のに、迫り来るスリルは一級品だ。
おそらく、多くのサスペンス映画がこの作品を下敷きにしてきたのだろう。
そう思わせるほど、構造も演出も教科書的で洗練されている。
とても面白い。
ただ一言でまとめるなら――要するに「覗き映画」だった。
その背徳感こそが、この作品の怖さであり、魅力なのだと思う。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
abu

4.0カメラワークの妙とグレース・ケリーの美しさと

2025年12月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

斬新

ドキドキ

まるで自分が覗いているかのような臨場感は、絶妙なカメラワークの賜物。背徳感と好奇心のせめぎ合いを味わえました。それにしてもグレース・ケリーの美しさたるや、筆舌に尽くしがたいものがありました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
wcitbn?

5.0グレイス ケリーの美しさよ!

2025年12月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

ドキドキ

カワイイ

ずっと昔にヒッチコック監督作品をテレビの深夜放送などで沢山みていて、その中でも一番好きな映画でした。この令和に映画館でみれるということで、有休使って鑑賞です。

正直、今みたらあまりの古臭さにがっかりしちゃうかな、昔の良い思い出のままがいいのかな?と少し躊躇する気持ちもありました。でもそんなことは杞憂に終わりました。
もう、もう、グレイス ケリーの美しさといったら!ファッションも小物も今の感覚からみるとおしゃれで素敵過ぎて。
アパートの一室だけでみせる作品ですが、ハラハラドキドキは当時と変わらず、最後のオチまで含めて最高の映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
まままるこ

3.5長屋物語

2025年12月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

江戸の長屋のようなニューヨークの暮らし。主人公の閉塞感に沿って、後ろ暗くもハラハラと見られるかどうかで、この映画を楽しめるかどうかが変わる。グレース・ケリーのアイドル映画でもある。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ouosou

4.025-144

2025年12月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ヒッチコック特別上映で鑑賞。
想像力を掻き立てる構成とカメラワーク。
ワンシュチュエーションならではのストーリー展開。

疑心暗鬼、見ず知らずの都会の隣人。
人間の内側を曝け出す
見事なサスペンスでした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
佐阪航

3.0名作なんだろうとは思うけど…

2025年12月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

裏窓から見える向かいのアパートメントの人生模様をリズミカルに見せ込む展開はすごいなー、とは思うのだけど…今、みるとここまで覗き込める設定がありえないからどうにもピンとこない。サスペンス展開のところどころにユーモアが入るセンスは最高。もっと前に見ればよかったかなー。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
peanuts

4.0やっぱり名作

2025年7月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

NHKの4Kシネマを録画視聴。
若かりし頃、ヒッチコック映画が何日か連続でテレビ放送されていた時があって、毎晩妻と一緒に楽しみに観ていた頃を思い出した。
当時はちっちゃいテレビで観たのだが、今は大きな画面で、綺麗な色で観られることに感謝。

前半はウトウトしてしまいそうになるけれど、中盤から後半にかけての急加速はやっぱりお見事。
ヒッチコックらしく、直接的な表現は避けて、狭めた視界や、目に見えない出来事や気配を音で表すなどで観客の感情を手玉にとってくる。
特筆は、ソーワルドの眼。正直、怖かった。

直接、ストーリーには影響しないと言えばしないのだが、周囲の人々の生活がバラエティ豊かに、かつ時間の経過と共に変化していく様子が楽しい。そして、何よりもそれぞれの着地点がオシャレ。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
sow_miya

5.0シチュエーション・サスペンスの金字塔

2025年6月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

舞台は終始、主人公のアパートの部屋だけなのに全く飽きることなく2時間弱 魅せ続けるアルフレッド・ヒッチコック監督の手腕には毎回脱帽、鑑賞2回目以降で筋がわかっていても面白いのが驚異的です

静かに淡々と進むストーリーに観入ってしまうんだけど、更にラスト20分ぐらいはハラハラ・ドキドキで盛り上がり前のめりになってしまう、何とも中毒性のあるサスペンス・スリラーの最高峰、大傑作です

グイグイ引き込まれる面白いストーリー展開だけでなく、グレイス・ケリーさんがメチャクチャ綺麗で最高に魅力的なのも本作の見どころでもあります

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Jett

4.5映画終活シリーズ

2024年7月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

1954年度作品
まさに、グレース・ケリーの美しさ化け物やね‼️
最高、NO 1のハリウッド女優間違いないわ

コメントする (0件)
共感した! 3件)
あきちゃん

4.0主人公が部屋から出ない!

2024年4月23日
PCから投稿

本映画は作られてから70年経過していますが、現在でも面白く見られる傑作です。
同じころに日本で作られた映画にゴジラ一作目があります。

本映画の一番の見どころは「主人公が部屋から出ない」ということに尽きるでしょう。
本作を元にして現代的の映画を作ればいくらでも面白い作品は作れるでしょう。

古典にして新しい一本。
ブラインドを閉めるような終わり方もシャレが効いていて素敵です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
みる

4.0ストーリーに難があります

2024年4月22日
PCから投稿

ヒッチの人気投票ではめまいと並んで常に上位にランクされる名作、というのが一般的な評価です。
確かに、住人毎のショートストーリーの絡め方、単一視点によるスリラーの圧倒的な醸成などヒッチのヒッチらしさが炸裂した傑作と言えます。

ただし、ストーリーに致命的な欠陥があります。要は本当に彼は犯人だったのか?というそもそもの疑問です。あんなことされたら犯人じゃなくたって逆上するんじゃない?中盤での刑事の捜査経過の説明は十分に説得力あったし、ってことです。

ヒッチは他の作品の説明で、何で逃げないの?何で警察に知らせないの?そんなの変じゃない?的な素朴な疑いを観客に持たせないように映像技術でたたみかけることが大事、と語っていますが、この作品もその好例です。

(参考)
ケリー先輩は波止場か裏窓かの選択を迫られてこっちを選んだそうです。
冒頭の主人公紹介のシーンは、セリフなしで登場人物のプロフィールを説明するモンタージュ理論の典型だそうです。
ヒッチは必要な時以外は説明的な俯瞰ショットは使用しない、今回は犬のシーン以外でアパートの全景は映さなかったそうです。
登場人物の属性を利用してスリラーを作るように心掛けている、今回はカメラマンの主人公なのでフラッシュや望遠レンズを重要な小道具として使用したそうです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
越後屋

4.0安定した面白さ

2023年12月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

 ヒッチコックの裏窓を久々に視聴。相変わらず、ヒッチコック映画に出演するのは美男美女。ジェームズ・スチュアートとグレイス・ケリーの二人を見ているだけで、ゴージャスな気持ちになる。ジェフがツンデレで、リザみたいな美女に言い寄られるから羨ましい身分だなって。裏窓から対面するアパートの住人を覗くっていったって、普通は、あんなに開けっぴろげでないから。それぞれの部屋の住人のストーリーが見えるようだから、更に覗きたくなる心理を上手く利用していた。
 犯人は、状況証拠から限りなく黒ってわかっているけれど、肝心の主人公のジェフが身動きが取れないのが利いている。女性二人に花壇を掘り起こさせ、リザは相手の部屋に忍び込む。覗いているのがばれて、身動きを取れない状態で、相手をどう撃退するかのあたり、もっといい方法がなかったのかなとも思った。フラッシュ連発だと、目をつぶられたらおしまい。松葉づえとかナイフとか、トイレに籠るとかの方がと思いつつ、ハラハラして見た。
 裏窓から見える一つの視点で、全編を撮影しているのが、卓越した脚本とカメラワークだなあと思った。また、テクニカラーも今とは異なる明るい発色が良い色調で、このような映画ではよい効果上げている。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
parsifal3745

4.0主人公が動かないサスペンス

2023年11月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

単純

ヒッチコック劇場を観ていた世代です(もちろん、再放送ですよ)が、監督の名前″だけ″で客を呼べるって、すごくないですか?

・怪我をして自宅アパートで療養中の主人公、
・主人公とアンバランスなくらい可憐な彼女、
・主人公の友人である刑事

を軸に物語が進んでいく。
自由に動けない主人公は、暇にあかせて一日中ずっと双眼鏡で向かいのアパート住人たちを観察している。

主人公が動けない、というシチュエーションが鍵で、主人公が司令塔、彼女や友人が手足となって推理ゲームが展開される。
ラストは、主人公が「動けない」ことが伏線となってハラハラドキドキが訪れる。

ヒッチコック作品の中でも大好きな一本。

他のレビューにもあるが、グレース・ケリーの可憐さが好奇心旺盛で危なっかしいヒロインのキャラ設定と相性抜群で、後半部分まで来ると主人公はどうでもよくなるくらい(笑)

アメリカのテレビドラマでリメイクされたようだが、誰か邦画で製作してくれないかな?

コメントする 1件)
共感した! 5件)
Haihai

5.0グレイスケリー

2023年10月11日
iPhoneアプリから投稿

ストーリーも面白くグレースも美しい。
最後の両足骨折のオチは面白かった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
alextm

5.0こんな映画は二度と作れないでしょう‼️

2023年9月10日
スマートフォンから投稿

楽しい

怖い

興奮

この作品はズバリ "のぞき" の映画です‼️足を骨折して車椅子から動けないカメラマンのジェフが、向かいのアパートを眺めるうちに犯罪の匂いを嗅ぎ付け、ある男が病弱で寝たきりの妻を殺したらしいと推測する・・・この作品は数あるヒッチコック作品の中でも完璧に計算されつくした作品ですよね‼️まず主人公が覗き見するご近所さん達の人間模様‼️いつも誰かしらに言い寄られている若い女性ダンサー、ペットの犬に入れあげる初老の夫婦、売れない作曲家の苦吟、恋人のいない淋しさを2人分のディナーを作ることでまぎらわせるミス・ロンリーハート、窓を閉めっぱなしの新婚夫婦などなど。ジェフの視線の動きに沿ってカメラが動き、これらのドラマが一望できる‼️ヒッチコック監督の「アクション!!」の声で、演技をカメラの動きに合わせてスタートさせなければ撮る事が出来ないわけで、70年前の製作であることを考えるとホントにスゴいですよ‼️またジェフがカメラで覗く光景が映画のスクリーンに映る光景なわけで、ジェフと同じ光景を我々観客も見ているというのも、この作品の臨場感が素晴らしい所以だと思います‼️グレース・ケリー扮する恋人のリサが容疑者の家に忍び込んでいる間に当人が帰ってきて、ジェフがそれをカメラで見ていながら知らせられないシーン、犯人が身体の自由が利かないジェフを襲うシーンなど、鳥肌が立つ緊迫感ですよね‼️特に真っ暗な部屋にタバコの火だけがポツンと見え、犯人が目覚めていることを示すショットは、背筋に冷たいものが走ります‼️ジェームズ・スチュアートはビリー・ワイルダー監督の「翼よ!あれが巴里の灯だ」もそうですが、上半身だけの演技が上手すぎる‼️グレース・ケリーは、初登場の大写しのキスシーンにドキッとさせられ忘れられません‼️でもおじさんカメラマンに何故こんな美しい恋人がいるのか、腑に落ちん‼️そしてグレース・ケリーと並んで魅力的なのが看護婦ステラ役のセルマ・リッターで、この作品のユーモラスな味わいは彼女の貢献度が大きいですね‼️初見当時、高校一年生だった私にのぞきの楽しさとスリルを教えてくれた作品であり、人間の覗き見心理をうまく利用したサスペンスドラマであり、のぞきにはお仕置きがあるぞと誰もが思い知らされる傑作です‼️世の中のすべてののぞき魔、盗撮犯に見せなければなりません‼️

コメントする 2件)
共感した! 18件)
活動写真愛好家

3.5サイコーのエンディング

2023年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

サイコーなのはエンディングですね(笑)。骨折した足のギブスが取れるまで残り1週間から始まるこの密室劇が、あんな風に終わるなんて(汗;)。スリラー巨匠のユーモアセンスにグッときました。部屋から一歩も出られないのだから普通なら退屈なだけなのに、覗き見でこんなにも色とりどりの世相をみて楽しめるとは!しかも、絶世の美女(グレース・ケリー)から猛烈なアプローチ!ジェームズ・スチュアートは大好きな俳優さんですが、羨ましい限りです。音楽もよかったのですが、なんだか古き良き時代の「あそび」を感じてしまいました。

コメントする 4件)
共感した! 4件)
赤ヒゲ

1.0グレイス・ケリーの美しさに★1つ

2023年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

終わった後、もやもやする。
好みではない(-_-;)

コメントする (0件)
共感した! 0件)
aboy

4.5ウイットに富んだ会話。ヒッチ・コックの演出・映像に満足する。

2023年3月9日
PCから投稿

足を怪我したプロカメラマン。
動けない彼は望遠レンズで窓の外を見る。
映像も観客も部屋の中、彼と同じ状態で進んでゆく。

窓の外の様々な人の生活、風景、その世界。
そこにある喜びや悲しみ、そして憎しみ。
彼が「ミス・ロンリー」と呼んでいた女性がいる。
(ひとり暮らしの孤独な女性)
彼女のパフォーマンスは滑稽で悲劇的、
同時に心痛むものがあった。しかし、、、
動けない彼にはどうすることもできない。
そんな時、窓の向こうの出来事に疑念を抱く。

彼は部屋から一歩も出られない展開。
協力するのは彼のフィアンセ(グレース・ケリー)
彼らが見た窓の外の事件は、真実は、、、。

窓の外の距離のあった人物の接近にドキドキ!!
「なんという効果のある演出なんだ」と驚いた。
しかしグレース・ケリーは素敵すぎて反則に近い。



何度も観たこの映画、ヒッチ・コックという監督は
なんて巧みで面白い映画を作る人なんだ、と感心する。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
星組
PR U-NEXTで本編を観る