劇場公開日 1955年1月29日

「主人公が動かないサスペンス」裏窓 Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0主人公が動かないサスペンス

2023年11月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

単純

ヒッチコック劇場を観ていた世代です(もちろん、再放送ですよ)が、監督の名前″だけ″で客を呼べるって、すごくないですか?

・怪我をして自宅アパートで療養中の主人公、
・主人公とアンバランスなくらい可憐な彼女、
・主人公の友人である刑事

を軸に物語が進んでいく。
自由に動けない主人公は、暇にあかせて一日中ずっと双眼鏡で向かいのアパート住人たちを観察している。

主人公が動けない、というシチュエーションが鍵で、主人公が司令塔、彼女や友人が手足となって推理ゲームが展開される。
ラストは、主人公が「動けない」ことが伏線となってハラハラドキドキが訪れる。

ヒッチコック作品の中でも大好きな一本。

他のレビューにもあるが、グレース・ケリーの可憐さが好奇心旺盛で危なっかしいヒロインのキャラ設定と相性抜群で、後半部分まで来ると主人公はどうでもよくなるくらい(笑)

アメリカのテレビドラマでリメイクされたようだが、誰か邦画で製作してくれないかな?

Haihai
LaLaさんのコメント
2024年4月20日

Haihaiさん
初めまして、
ローマの休日他にも
共感をくださり ありがとうございました。

ヒッチコック作品 好きなので嬉しいです。
グレース・ケリーの美しさは格別ですね。
住人の生活を覗くというドキドキ感
ある光景を見て
気になって仕方がなくなる主人公の心情
動けないだけに、更に覗いてしまうという
ハラハラ感もサスペンスです。
監督のカメオ出演も
楽しみですよね(^^)/

LaLa