劇場公開日 1955年1月29日

「ワンシチュエーションで魅せる最高峰。」裏窓 Noriさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ワンシチュエーションで魅せる最高峰。

2014年11月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

寝られる

初見。二回観て、二回とも落ちましたが、ヒッチコックは面白い。

元ネタ(原作)あるとはいえ、片脚ギプス固定7週間のため自宅療養→隣人ウォッチング、という設定がイイですよね。
主人公自体は、狭いアパートの一室から動かないし、中庭のあるアパートから見える住民の姿、それぞれの生活、ドラマを追いつつ、ある殺人事件にフォーカスしていく。

ストーリーもさることながら、キャストの力量、及び、演出の力が如実に感じられる作品。クライマックスまで、主人公と絡むの三人だけって凄くないですか。
当然ながら、G・ケリーの輝きはピカイチ。
黒いものも白くなる美しさ。男性ならJ・スチュワートに幾ばくかの殺意を抱くはず。

Nori