エスターのレビュー・感想・評価
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あの旦那はやっていい
いやー、夫のあのニヤニヤ顔が最高にイラついたなぁ。
何者か分からない恐怖に加えて、誰にも信じてもらえない恐怖。
さらに大切なものを失う恐怖に、命の危険を感じる恐怖。
ただ、怖いというより理不尽にイラつく方が勝ってしまった。
最後まで緊張感のある作品
悪魔の少女の正体は…❓
本作の前日譚が描かれた『エスター ファースト・キル』が先日公開され、王様のブランチでも紹介されていた。「14年前に公開された前作を観てから、新しい作品を観た方がよい」とリリコが言っていたので、改めて鑑賞。
最初、『キャリー』のようなホラー作品かと思っていたが、いやいやそんな超常現象的なモノを頼る内容ではなく、よく練られ、ラストにその意外な秘密が明かされていく、上質なサスペンス・ミステリーとして描かれている。ヒタヒタと、主人公の家族に迫る恐怖と人間の中に潜む猟奇的なエゴを見事に描いた作品だ。
3人目の赤ちゃんを死産で失ったケイトとジョンの夫婦は、その悲しみから抜け出すために、孤児院から女児・エスターを養子に向かえた。当初は、礼儀正しくて家族とも馴染んだエスターと、幸せな暮らしをしていたが、次第に、エスターの不気味で、理性を欠いた言動に、ケイトは苛立ちを募らせ始める。しかし、ジョンはケイトの心配をよそに、エスターを礫愛し、ケイトとの間に溝が生まれ始める。
ケイトはエスターの本当の正体を突き止めようとして、孤児院時代のシスターに協力を求めるが、エスターによってシスターは殺されてしまう。そして、エスターの魔の手は、夫と2人義兄妹までにも伸びてくる中で、魔性の少女・エスターの真の姿が明らかになっていく。そのあまりにも驚愕な正体にこそ、この作品の怖さが凝縮されている。
主演のケイトには、『死霊館』や『ゴジラ キング・オブ・モンスター』にも出演してるヴィラ・ファーミガが、子供を必死で守る母親を演じている。そして、エスター役には、小さい時から子役で映画出演を果たしていた、イザベル・ファーマンが演じてる。何と14年後に、先日公開となった続編でも、彼女が少女・エスタを務めているのは凄い。
こいつめ~~~!!
怖いというより…謎めきが
強烈な
怖さがある
怖さには恐さもあって
驚きの連続です
エスターの次から次へと
起こることの前触れがわかっても
殺していく仮定が想像できない
…面白さがある
エスターには謎が多いところも
…魅力
色々なことが分かっていく
背景もおもしろい
もう。主人公の母親に感情が
入いり込んでいるので
エスターを殴るときは
同じ気持ちになっていて・・
彼女の夫にも…
怖い映画は得意ではないけど
この映画は面白さを感じた
怖さの中に謎のオモシロさもあって
エスターがすごいキャラになっている
いま続編のエスターが上映しているので観てみようかな
アリ.アスター監督のミッドサマーや
ヘレディタリーに衝撃をうけて・・
怖さに免疫ができたのかも
宗教がかなり含まれる🎬ですが
エスターには出てこなかったと
思ったけど聖書をもっていた
聖書の意味するものとは。
**ゾンビの様なエスター
にドキドキ感がとまらない
おもしろかった
続編を観る前に観た。
日常に潜む恐怖
寒そうな世界の冷たい心のお話。親を無くした女の子。
内容は、どんな裕福な家庭にも色々な揉め事や悩みの種がある。ある夫婦の家庭に養子縁組でやってきたエスターが巻き起こすサバイバル生活。本当に怖いのは人間だったという話。好きな言葉は『冒頭すぐ化粧台の硝子引き戸を引く音が怖い。裏にある薬を💊出す為だが何でこんな音が?!ってぐらい怖い音がしました』好きな場面は、父親を手篭めにしようとエスターが一生懸命ベッドメイキングとムーディな雰囲気作りまでしていた所を未使用に終わり、緊急事態に自宅に駆けつけた母親に発見される場面。『何これ?!』発言で父親色仕掛け水泡に帰する場面。全体的に落ちが分かりやすく観やすかったのですが脚本の捻りが単調でもう少し🪢キャラクターの厚みなどが欲しかったです。五発装填式リボルバーでの六発打ちも残念でしたし、それだけ確信犯的存在なら拘束って手札もあったのでは?!ロリコン趣味の人なら上手にいったのではないか?!必要以上に幸せを突き詰める強欲が招いた自業自得ではないのか?!父親役立たず過ぎない?!などなどもう少し詰めて欲しかった様に感じました。とにかくホラー映画という事で冷たい雰囲気が味わえて冷んやり涼やかになる映画だと思います。
鑑賞動機:前日譚が制作されると聞いて5割、評判5割
ラスト30分の描き方が天才的。
今までホラーとかあんまり見ないタイプの人間でした。僕は。勝手に中身が無いものやと思ってたからね。ホラー映画って。というかそんなんしか出会ったことがなかった。だからこのエスターは僕のホラーに対する考え方を変えてくれたかな。
幽霊映画とかだとあんまり怖くないんです。呪怨とかリングとか。ありえないでしょ。井戸から人が出てくるってコメディやと思て見てましたから。
でもこのエスターちゃんはすごいリアル。こんなオンナ実際おるもんね(笑)男が鈍感なんもすごい分かる。友達同士でも女の中ではこいつなんか危ないとか分かってるもんね。こいつと二人きりにさせたら彼氏を取られてまうとか、そういう危機感がなんかリアルすぎて(笑)違う意味でのホラーでしたね。
最後の30分ぐらいの演出がすごく上手い。ああ、こうやって映画って作んねんなぁって。オチとかストーリーは確かに少し弱い。誰でも思いつくやんって感じ。でもそこにいくまでの伏線とかは見事としか言いようがない。脚本というより演出面での優れた映画です。
男ってバカね 、、が第一印象。 妻の方は過去に色々やらかしていて、...
【”裕福な夫婦が養子として選んだ”少女”が、大人びていた訳・・。”ジャウム・コレット=セラ監督の作品に外れなしの法則は今作品が端緒であったのだな・・・、と思わせるホラーの秀作。】
■赤ん坊を死産で失い、悲嘆に暮れるケイト(ヴェラ・ファーミガ)とジョン(ピーター・サースガード)夫婦は、表面だけでも普通の生活に戻そうと、新たな養子を迎えることを決意する。
地元の孤児院を訪れた夫婦は、少女・エスター(イザベル・ファーマン)に惹きつけられ、引き取ることに。
だが、ケイトは徐々にエスターの隠された本性に気づき始める。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・今作は、ジャンルで言えばホラーに属するのかもしれないが、私はエスターの視点で観ると、哀しきヒューマンドラマでもあるのではないかと思った。
・エストニアでその体質により、精神病院に収容されていたエスター。
ー 彼女が持っていた聖書に挟まれていた、数々の家族写真。-
・劇中で描かれている通り、彼女は見かけは少女だが、言動は33歳の大人である。
故に、ケイトとジョンのセックスシーンを見ても、顔色一つ変えない。
<今作は、歳を重ねても、見かけは成長しない特異体質を持った、一人の女性の自分の運命を呪いつつ、その思いを裕福な人たちに向けたダークテイスト極まりない、哀切な物語である。
マックスを演じた少女アリアーナ・エンジニアが実際に聾唖者である事も、この作品にある種の哀しき趣を与えている。
何故なら、エスターは彼女だけには、強烈には攻撃しないからである。
ジャウム・コレット=セラ監督作品は、リーアム・ニーソンを主役とした「アンノウン」以降、総て劇場で鑑賞しているが、今作の監督をしている事は知らなかった。
だが、配信で鑑賞すると、この監督の力量が良く分かる作品である。>
追い詰められる母の設定が好き
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