エスターのレビュー・感想・評価
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ホラー?サスペンス?たしかに面白い
面白いとの評価をよく聞く本作。
養子をもらうことにした家族の物語。「子どもに見えるけど実は大人」という超重要ネタバレ情報はどこかで聞いてしまったので、それ前提で観ることになってしまった。
でもその情報を知っていたとしてもあまり問題はなかった。エスターの異変をいち早く感じ取った妻、妻の言うことを信じてくれない夫・カウンセラー。このわかってくれないイライラと、妻と子どもたちに迫ってくる恐怖を楽しんだ。そしてエスター役の子の演技。この映画の評価を左右する素晴らしい演技だった。子どものふりをしていた大人という設定もキチンとしていた(入れ歯やメイク等)。
ただ、納得いかないこともある。序盤の暴行(同級生の女の子を滑り台から落とす)は癇癪持ちの子どもではなく大人がやることじゃない。あまりにリスクが高い。実は大人だったって真相を知らされて、ごまかされてしまいそうになった。
サイコ!最高
散りばめられた伏線と洗練された脚本
まず申し上げておきますと、私はホラー映画が大の苦手です。
幽霊も嫌いだしグロイのも嫌いで、何よりも突然大きな音と映像演出で驚かせるジャンプスケアという手法が大嫌いです。
そんなホラー嫌いの私ではありましたが、色々な人から「面白いよ」とオススメされて今作「エスター」を鑑賞いたしました。
結論から言えば、めちゃくちゃ面白かった。もちろんホラー映画なので怖がらせたり驚かせたりする演出や出血を伴うような痛々しいグロシーンもあるのですが、それらもストーリー上の必要性を持ったシーンとして出てくるため嫌悪感なく見ることができました。随所に散りばめられた伏線や無駄のない脚本、最後に明かされる衝撃の真実など、本当に面白いホラー映画でした。
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3人目の子どもを死産で亡くし、悲しみに暮れていた夫婦のケイトとジョン。悲しみから脱却するために孤児院から養子を迎えることを決め、孤児院で出会った不思議な雰囲気の少女エスターに強く惹かれて彼女を養子にすることにした。最初こそ家族と仲良くしていたエスターだったが、日に日に過激な言動をするようになったり彼女の周りで不可解な事故が発生するようになる。
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最初はちょっと不思議な雰囲気のある可愛い少女にしか見えないエスターが、日に日に本性を露わにしていく描写は本当に見事で、エスター役のイザベル・ファーマンの演技力やメイクの力が発揮されていたように感じます。
脚本も無駄がなく、エスターの首と手首のリボン・古い聖書に挟まった写真・エスターの年齢不相応な性知識やピアノ技術など、随所に伏線を張っているところも良いですし、登場した武器(ハンマー・拳銃・果物ナイフ)がしっかり活用されているのも良かった。「チェーホフの銃」という演劇における用語があるように、登場したアイテムや設定が無駄なく活かされていたように感じます。
各登場人物についても個性があり、エスターの本性に気付くタイミングが違っていたりそれに対する行動が違っていたり、そしてエスター自身にも悩みや葛藤があったり。エスターの行動により家族の間でどんどんと不和が生まれてくる描写は鳥肌が出るくらい素晴らしかった。
まだ観たことがない人は是非とも鑑賞してみてほしい。オススメです。
よく出来たサスペンス
怖ッ!
親の立場だったらどうするか?と考えてるしまう
★3.5
養子にもらわれた子供とその家族の話。養子にもらわれたエスターが徐々...
たまに観る恐怖映画
人間味のない恐怖
二度と見たくない
ただ、一人が全く信用されないという作品が嫌いで、この作品はそれの極地だと思います。胸糞悪すぎる。
でもエスターが実は33歳とか、豹変ぶりとか、目的のためなら機械で自ら骨折もするところとこ、面白いですね。すごい。
だけどもやもやが半端なかったのでこの評価です。合わなかったなぁ…と。
最後のシーン、別映画(これよりも後の作品)でもほぼ同じで、その作品のレビューに「エスターで……」みたいな文章があった気がするんですが、こういうことだったんですね。
エスターが全然可愛くないが楽しめた!!
エスター役(当時12歳)が老け顔過ぎて全然可愛くないです。ネタバレを知っていて単調な一発ネタ映画かとずっと思っていましたが、意外に退屈せずに観る事ができました。「フライト・ゲーム」でセラ監督のファンになったので、観て良かったです。ツリーハウス前で妹がお兄ちゃんを守る為、エスターを制止するシーンが良かったです。エストニア妖怪だからエスターなのかとすると、少しゾクッと来ました。お色気作戦が失敗したのは、エスターの境遇を考えると少し気の毒でした。
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