「そんなツボがあるなら…」母なる証明 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
そんなツボがあるなら…
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押してしまいたい。ラスト、キム・へジャは何を思ったのだろう。。全てを忘れたい、けど最愛の息子を守るため、生きなければならない、その一心だったろう。ポン・ジュノ監督のどんでん返しの後の更なるどんでん返し。ウォン・ビン演じる知的障害の息子の無実を信じていたものの、目撃者から殺人犯だったと知る衝撃。これには裏切られたが、目撃者を殺してしまった後、真犯人が出てくる。しかも息子と同じ知的障害を持つ。親もいないため、この子には自分が、そうしたように無実を信じて、奔走してくれる人もいない。この子の無実を知りながらも、息子のために罪をなすりつけるしかない。この重たい真実と共に生きてはいけない。忘れたい。そんな母親をキム・へジャが好演。韓国映画の警察はなぜ無能で、建物は陰気臭いのか。ウォン・ビンももう少し見たかった。
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