サマーウォーズのレビュー・感想・評価
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夏に見たくなる作品No.1
夏の魅力が詰まった作品だと思います!
スイカと花火と女。
見てて、ドキドキして温かくなれてとそんな作品です!
山下達郎さんの主題歌もこの作品にピッタリです^ ^
すごく好き
すごく好きな作品です。
絵も綺麗で内容も感動しました。夏には必ず観たくなる映画です。
大好きな作品なのですが、陣内家のキャラクターがかなり複雑でわかりにくいです。
ですが、数人程わかっていれば映画の内容にはついていけるので問題ないと思います。
ジブリだけがアニメじゃない!
映画館に行って観た当時、細田監督の世界観に圧倒されました。
食い入るように観たため、あっと言う間に終わっていました。
少年の頃のワクワク感を戻してくれるようなそんな作品です。
テレビで鑑賞。 絵はすごくキレイだし、今のネットワーク社会の 危険...
テレビで鑑賞。
絵はすごくキレイだし、今のネットワーク社会の 危険性と、それでも人と人との縁は変わらないっていうテーマは 伝わってくるけど、、
全体的にパンチに欠けて印象が薄かった。
時をかける少女が面白かったので過剰に期待してしまいました。
これは、すごい映画だ!
『おおかみこどもの雨と雪』を観て、まぁまぁな感じがしてたので、細田監督はこの後続けて観るかどうか迷っていたりしたのですが、これは観て良かったぁ!! まさか、こんなに素晴らしい作品とは!!
LOVE MACHINEのモンスター造形は、ここ最近では類を見ないほど圧倒的でしたし、脚本も良かった! 緊迫感と甲子園の同期するところなんか、演出も良かった!
いや、アニメのすごさを知りましたですよ。これは、見逃さなくて良かったと思える作品でした!
セカイ系にする意味がない
物語は、インターネット上の仮想空間が実社会と密に連携している世界で起きるハッキング事件を背景にし、テーマとしては、実社会での絆があってこそのバーチャルな世界の利便性であるべきだというところか。本作に登場する大家族や、終盤にインターネット上で交わされる大勢の交流=絆みたいなものを描いていると解釈するべきなのだろう。
さて、本作はSFファンタジーのような世界で展開する訳だが、そのSF的な要素には何一つ目新しさは無い。むしろ、この仮想空間の描き方はかなり雑な設定しか提示されていないので、イクラでも突っ込むことができてしまう。まぁ、それは制作者の意図としてあえて大雑把な概念しか提示していないのだろうが、だとしたら現実社会の方にリアリティがあるかといえば、何だかこの家族にも全くリアリティがない。
いわゆる「セカイ系」の作風ではあるが、セカイ系には主人公半径10メートルくらい描写に何らかの共感できるようなリアリティと、それとは相反するようなスケールの大きな世界的事件が共存するからこそ面白い訳だが、主人公の半径10メートルに起こる出来事も、世界的な事件も、どちらも共感できるような世界観が構築されていない。むしろ、無理矢理セカイ系にしないで、細谷監督には、真っ正面から家族や絆をテーマにした作品を作って欲しかった気がする。
もう一つ難点を言うと、人物描写が薄っぺら過ぎる。栄おばーさんだけは魅力を感じられ、主人公の一人である健二は何とかキャラが立っていたが、もう一人の主人公である夏希に至っては魅力あるキャラクターとしてまったく描かれていない。単に花札のコイコイが強いってだけだ。侘助なども重要なキャラなのに、全く薄っぺらい。同級生の敬は、なぜか常に絶対安全な状況にあるようで、俯瞰して状況判断できているがとくに説明は無い。他の登場人物もまた、それぞれ一応の設定があるのに、ほとんどモブ扱いに過ぎない。
まぁ、『時をかける少女』で大林宣彦に喧嘩を売り、本作の次に作った『おおかみこどもの雨と雪』で宮崎駿に喧嘩を売った細田監督なので、本作は押井守と庵野秀明に対してまとめて喧嘩を売ってるのかもしれない。それならそれで構わないが、この程度で勝負を挑んでも、勝負になってない。
細田監督作品としては凡作だ。
次回作も期待したい。
それで一体、何が解決したというのだ?
という、わだかまりが残りました。
この映画の主人公は実はヨネスケ・・・。
彼の心の中で一体、何が解決したというのだ?何が昇華したというのだ?何が進歩したというのだ?
この映画はアクションとしての面白さは大いに評価したい。
最後まで楽しんでみることもできた。
監督の過去作の焼き直しだけあってストーリーは良く練れている。
しかし、肝心の映画の魂のようなものが歪んでるんじゃないかと感じました。
もっと頑張って人の心を揺さぶるような作品を作ってほしいと思います。これじゃ宮崎作品にはとうてい適いません。
ただ、全体としてはいい点を付けてあげられるレベルだと思います。
時かけ も良かったです。
おおかみと・・・は駄作だったらしいですが。
駄作なんか巨匠でもバシバシ作ってるので気にしないでどんどん意欲を持って次の作品に挑んでほしいと思います。
色々な「?」は勢いでカバー(笑)
単純にエンターテイメントとして楽しめました。
ネタバレになるので具体的には記しませんが、
細かい「?」はいくつもあり、ストーリーが無理目な所も多々ありますが、
存在しない世界を表現し、その世界と交差し展開されるので
エンターテイメントだと割り切ってしまえば楽しいです。
又、割り切れるだけの世界観はあると思います。
物語の内容も、「絆」の表現が非常に明瞭であり
さらにドキドキ、ワクワクもあります。
「絆」の表現が非常に明瞭であるが為に
お寒く感じてしまう方も中にはいらっしゃるのかなとも思います。
自分的にはお気に入りの映画です。
細井守×貞本義行の傑作
相変わらずの絵の描写や脚本力ですね。
ただし少し気になった点を・・・
・コンピューターAIの暴走を食い止める話だが、夏にする必要はあったのか?
・陣内栄、死ぬタイミングが早いのでは?
現実と仮想空間の対比が楽しい
総合:75点
ストーリー: 70
キャスト: 75
演出: 85
ビジュアル: 85
音楽: 75
物語はかなり大袈裟だし無茶苦茶だし、真面目に考えるといくらでも粗探しは出来る。だけど新しい技術の流れに対応した設定が新しい時代を先取りしている。そして仮想空間の中の独特の画像とそこでの疾走感あふれる動き、それと現実空間のどこか懐かしさを感じる美しい夏の田舎の豪邸での人々の動きの対比などが面白い。 どこかゲーム感覚で世界を動かそうとするのも今時の価値観だろうか。それでも若い男女の純情さなども織り込まれているし、映像の楽しさもあって独自の世界を堪能出来たし、見ていて楽しかった。「時をかける少女」と同じ細田守監督作品だが、同様の若者の新鮮な疾走を微笑ましく見れた。
長野県・上田市を舞台にしたスタッフのセンスに感服!
ここ何作かの宮崎監督やジブリの作品よりも、はるかに見ごたえのある内容と絵作りを見せてくれた。細田監督の作品は初見だったのだが、評判どおりの演出力に感心させられた。
何より感心したのは、長野県上田市を映画の舞台にしていたことだ。それは、上田市の歴史と街づくりを知っていないとできないことだからだ。
この作品でも言われているように、上田市は戦国時代より真田氏の居城があった街だ。豊臣秀吉が死んだあと、豊臣の勢力を一掃させたい徳川家康は、上田の真田の城を大軍を率いて攻めた。それに対し、少ない軍勢だった真田氏は知能戦に持ち込んだのである。
真田は、上田のお城へと向かう道を直線にせず、すべて直角に曲がるコーナーを入り組んだ迷路にし、さらに城の周囲にお寺や墓地を点在させて、敵に簡単に城に入り込ませないという、幾何学的な戦法で徳川の大軍を迎え撃った。そのかいがあって、少ない軍勢ながら二度にわたって徳川軍を退けることに成功したのだ。
この映画では巨大なコンピューターウイルスにひとりの数学の天才が、上田市の真田ゆかりの家で迎え撃つ、というのは、まさしく、徳川相手に知能戦を挑んだ真田そのものの姿なのだ。おそらく、上田市の歴史を知っている者たちの中には、この映画の物語に、思わず「やるなあ」と言ってしまうくらいに感動し、見入ってしまった者が多かったはずである。ひとつの街の歴史に物語を一体化させる、という、なかなかできることではないストーリーテリングのセンスの良さがあったからこそ、この作品は成功したことは疑いもないことだと思う。
さらに、この作品で感心したのは声優のキャスティングだ。主人公の数学の天才と先輩の女子高生は、一歳違いという設定だが、調べてみると、数学の天才役の神木隆之介と女子高生役の桜庭みなみは、設定どおりの一歳違いの高校生くらいの年齢のようだ。だからなのだろう。お互いに声優の経験など浅いのにもかかわらず、若い一歳違いの男女の心の機微や恋心が、セリフの話し方に素直に出ていて、それもこの作品の魅力になっていたことには驚かされた。主人公二人の関係性がこの作品の肝であるにもかかわらず、プロの声優でなく、同世代のタレントに挑戦させ、見事にはまったのも、スタッフの大ファインプレーと言うべきことだと思う。つい最近、「僕の初恋キミに捧ぐ」という映画でのキャスティング・ミスに遭遇しているだけに、アニメでありながらもキャスティングに工夫をこらしたこの作品の良さは、余計に印象的なものとなった。
本当にいい映画をつくろう、というスタッフの姿勢があれば、アニメだうと実写だろうと、観客の共感を呼べる、ということを、この作品は実証しているように思う。
期待値が高いだけに。
ストーリーについて。
なんか話の中で主役がころころ変わってない?って思った。一体だれが真の主人公だか分らなかった。でも家族の絆っていうのを強調したいならいいか。
声優について。
桜庭ななみ本人は好きだけど、声優するのはダメだと思う。アニメって声で違和感感じるとけっこう萎える。
テリングについて。
良かった。未見性たるものはあったように感じる。でもおじさんとかおばさんが絡んでるのにこういった世界観って違和感あるよね。
“夏”映画の新たな代表作!
最初あらすじを読んだ時は訳が分からなかった。
田舎の大家族の話にバーチャル・テロの話が一体どうやって絡む?
でも実際見てみると、そんな違和感を全く感じる事なくスッと作品世界に入っていけた。
現実世界とリンクする仮想世界“オズ”。突然謎の人工知能“ラブマシーン”にジャックされ、事態は大混乱から世界の危機へ。
そんな危機に、田舎の大家族・陣内家が立ち向かう。
まるでデジタル対アナログのような構図だが、そのどちらの讃歌となっている。
“ラブマシーン”との戦いのピンチに、“オズ”を通して世界中の人々が協力する。
陣内家(と健二)は栄おばあちゃんを中心に“家族の絆”で固く結ばれ、最後まで諦めない。
デジタルとアナログのバランスの良さの描かれ方に好感。
細田守監督の演出と奥寺佐渡子の脚本が実に巧み。
この作品も何度も見たけど、何度見ても飽きない。
テンポの良さやハラハラドキドキ感、楽しさや満足度は秀逸で、心地良さを感じるほど。
栄おばあちゃんの手紙には心打たれる。
“夏”を描いた映画の新しい代名詞。
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