「夏の戦=花鳥風月」サマーウォーズ yoshinodeboさんの映画レビュー(感想・評価)
夏の戦=花鳥風月
◎どこにでもある8月田舎の風景
(群青の空、スイカ、氷、犬、駐在さん、子供たち、民家の瓦屋根、御親戚)と
◎デジタル仮想都市のモニター映像
(最新ストラクチャーアバター、カラーグラフの躍動、俊敏自在な処理能力)
が、いろんな『絆=ネットワーク=つながり』をもって話が展開していきます
全編を通して、漂う空気感、テーマの処理
描き方(物語も絵も色彩も)、がほんとうに気持ちよく
手に汗握る部分もあり、ユーモアもあり
終始、爽快清々しく、見終わったあとの余韻が長く残ります
映画を見終わってから何度も
映画チラシをみるているのですが
(書込み密度が高いので、鑑賞後に見ると新たな発見あり)
そのたびに 爽快感とか、清々しさとか、夏休みのソーダ感とか
うらやましい感が、こみあげてきます
『時をかける少女』も素晴らしいのだけれど
今作はよりテーマに普遍性があって
前作以上の評価を得ることになるんだろうなあ
いいなあ大家族と夏休み。
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