「ありがちな話を…」おとうと harukitaさんの映画レビュー(感想・評価)
ありがちな話を…
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どこにでも有りそうな話を、ドラマチックにしたのは監督の力なのかな?姉さんが甘いとか、いい大人が弟の尻拭いなどとか言った見方はこの映画の場合、違うと思う。
“ダメな弟でも愛しい弟なんだ”この一言なんだと思う。きっと。
たった一人の弟を最後まで看た姉(吉永小百合)と、投げ出した兄(小林稔侍)、鶴瓶が息を引き取る場面にその対比がうかがえます。
どちらが正しいとかじゃなく、どちらも愛なのかもしれない…どちらを選択するかだけで…
本当にどこにでも有りそうな話を感動作にしてしまっています。
脇を固める俳優陣が素晴らしい
特に祖母役の加藤治子とホスピスの所長役の小日向文世、この二人はピカイチです。
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