「どうにもならん弟」おとうと プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
どうにもならん弟
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吉永小百合の弟のツルベが最悪な弟。
いつも世間に迷惑をかけて、優しい姉はいつもその尻拭いをしている。
ろくでもない、でも憎めない人。
結局大阪で死ぬが、連絡を受けて姉とその娘が見取る。
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うーん、感動作なんだろうけど、弟が馬鹿すぎた。
あまりに馬鹿すぎて、知的なおれは感情移入しかねたわ(場)
気のいいおっさんなんやけどな、あそこまで馬鹿だとなあ。
不器用な奴は嫌いじゃないが、不器用を通り過ぎて馬鹿すぎる。
吉永小百合は相変わらずで、妻としても母としても姉としても最高。
演技力もさることながら、あれが彼女の地なんだと思う。
本当に偉大だと思う。
あと蒼井優が相変わらず昭和くさくて好きだった。
まあまだ青いなって役どころだったけどね。
その意味で最も感情移入できたのは吉永小百合の役だった。
愛情深くて、馬鹿な弟の面倒を見捨てられない優しい姉。
そして弟の純粋さも感動を与えるべき要素なんだろうけど、
かえすがえすも、あまりにも馬鹿すぎて、どうしても共感できず仕舞い。
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