南極料理人のレビュー・感想・評価
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真剣な生活に潜むボケはそれだけで秀逸なコント。
家族愛も一部は含んでいるが、それはこの作品を締めるため。
食べることを焦点に当てた真剣な生活というボケを散りばめたコントは秀逸だ。
海老フライの天丼やラーメンの天丼はしつこくなく、且つあっさりしすぎず、クスクスと笑える。
2回も“天丼”で引っ張るということは、この“天丼”も料理にかかっているのかな、なんて思ってしまう。(ちなみに作品中に天丼は出てこない)
最後の長回しでの食卓シーンはアドリブなのか、堺雅人は頭突きされてるようだし、きたろうは“隊長”役から離れ“きたろう”そのもので、面白い。
爽快な読後感(いや、観後感)で、そして良い作品を堪能できた。
最後に、ビーチバレーのシーンだけは納得がいかない。
日本に帰ってからのシーンなんだから、ヒゲや髪はさっぱりしておいてほしい。空港についた時はキレイになっていた生瀬勝久もボサボサだったし、時系列的にオカシイ。
ましてや付けヒゲはプロピアが協賛しているんだから、それをとればすんだのになぁ。
とにかくラーメンが食べたくなる!!
久々に、布教して回りたい作品。
あったかい
うまい!
料理ってすばらしい
“食”の大切さを感じる
“南極”と言う極寒地に、家族や恋人と離れ赴く隊員達。
曜日感覚がまったく無い日々が続く中、楽しみは“食事”。
“食”で綴られるユーモラスな物語は、時に切なく、時に滑稽に映る。
それらの言動には人間味と親しみがわく。
“限られた食材”故に、調理法やパフォーマンスを駆使して変化を生み出そうとする〈西村淳/堺雅人〉の苦労は大変の一言。
その過酷な状況を押さえながらの描写と演出は中々のモノ。
出てくる料理が実に“美味そう”に見える。それをまた隊員達が旨そうに喰うのだ…。
キャスティングが巧く、演技派な俳優陣が素晴らしい演技を魅せる!
主人公〈西村/堺雅人〉は、料理の訓練を積み見事な手捌きを披露。
〈本さん/生瀬勝久〉、〈タイチョー/きたろう〉、〈ドクター/豊原功補〉…
皆、味わい深い演技を魅せる、そして最後には“愛おしく感じる”…中年男ばかりだが…。
美味しくてもマズくても“味”は思い出となり、心に刻まれる。
人間にとって“食”が大切であると感じさせるてくれる作品。
のんびり。のほほん。
題材と役者は期待どおりの素晴らしいさ。ただリズムがイマイチ。のほほん作品で二時間オーバーはきつい…臨席の人は途中から大いびきで寝ていた。面白いのにちょっと残念。作り手の立場ならば、どのシーンも思い入れがあって切りずらいのかもしれないが…編集も大事なんだなあとつくづく思った。
やっぱり、堺雅人はいい!!
とにかく、料理人西村君が作る料理全部がすっごく、おいしそうっ!
ちょうど昼食にかかる時間帯に観ていた私は腹鳴りがヤバかった。
それに、一口に南極と言っても色々あるんだなぁと勉強になった。年間平均-50度でウイルスすら存在しない僻地南極(?)では風邪ひかないなんて、初めて知りました。そういえば、風邪ってウイルスだもんね。
キャストもみんないい味出してました。
私的にはドクター役の豊原功輔が面白かった!何故かドラマでは二枚目役をすることが多かったりするのに、燃える肉を持って、雪原を走り回ったり、裸で-70度の中をマウンテンバイクで走り回ったり。きたろうもよかったけどね。
淡々と、南極での日常が、山もなく谷もなく描かれていただけの映画なんですが、とっても良かったです。
南極での料理人の役割って、絶対大きいと思うんですが・・・
だって、食べることぐらいしか楽しみないやん。
私も伊勢海老の巨大エビフライ食べたい・・・でも、どうやって揚げたんだろう?あんな大きいの。
原作読んでないのでわかんないのですが、せっかく作った料理を、もっと「おいしい」って言えとか、もっと味わえとか、味も確かめないでイキナリ醤油かけられたりとか(←作った人に超失礼!!)腹立たないんだろか?
堺雅人だったら怒りそうにないけどね。
だんだん観測メンバー内に敬語が減ってきて、髪&髭が伸びて外見がむさ苦しくなってきて、ほんとの家族っぽくなってきて・・・・
ほんわかできる映画でした
おもしろかったです
暖かい家族を感じる映画です
ホントになんにもないんだね
西村がかなり気を使ってつくったたくさんのおいしそうな料理を、そんな気を知ってか知らずか、ガツガツ食べる隊員達を観ていれば、そりゃ唾もでるしお腹も鳴る レイトショーで周りに殆ど人がいなくてよかった 連れにはバレてたけど(恥)
作品に散りばめられた笑いどころの殆どが面白かった 個人的に声に出すのを我慢して心の中で爆笑したのは、「ワルキューレ」がかかっているシーン また感動できるところや考えさせられるところもあって退屈しなかった 日本に帰りたいと思って外に出てみても360度が果てしなく続くと感じさせるような同じ景色だと途方にくれるより外ないのだろう
基地を去って終わりではなく帰国後の日常生活も描かれていて、また観測生活中での伏線も回収されていてよかった
久しぶりに面白い作品に出合った
エンドロールを最後の最後まで観ることをお勧めする
ご飯を食べてから観に行きましょう
特別に盛り上がり部分は無いのですが、全編に渡って楽しめました。
ずっと小ネタを仕込まれ続けた感じで、「クスッ」「クックック」って感じの笑いが最初から最後迄続きました。隣りのおば様はそこまで声を出して笑うかってほど声を漏らして笑っていたくらいです。(笑)
内容が内容だけに、食べ物が沢山出てくるのですが、昼御飯前に観に行った為、終わった時には食べ物の事ばかり考えちゃいました。(^^;
極寒の中での仕事は、きっと想像を超えたものなのでしょうね。
少ない人数での人間関係、閉塞感、家族や恋人から離れた孤独感。
それらも上手に盛り込み、笑いの中にもホロリとさせられたり、考えさせられたり、でも苦悩の部分も笑えたりと、とても観ていて飽きない素敵な映画でした。
この役に堺雅人さんは、とてもピッタリの配役だと思います。
もちろん他の配役も、素敵過ぎるほど素敵な配役です。
是非沢山の人に観てもらい、笑ってもらいたいです。
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