南極料理人のレビュー・感想・評価
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食事は心を豊かにする
料理人によって元気づけられる南極探査隊。
遠く離れてた家族愛が描かれています。
探査の大変なところは描かれず、楽しいところだけが描かれています。
料理人のみんな想いで、怒らないところが素敵だと思いました。
何人にも勧めた映画
南極観測隊
と聞いて知っていたのは昭和基地なんだけれど
ここは そこからも遠く離れた内陸の観測所。
そう、南極大陸ってめっちゃ広いんだった。
この映画の見所はもちろん ご飯。
でも ちゃんと研究(仕事)もしてる。
極地なので 冬はずっと夜だし
夏は ずっと日が沈まない。
ムサイおっさんがいかに暇をつぶすかの物語。
そう言えば最近 宇宙船で過ごす人材についての適性が書かれた英文を読んだ。
人とのコミュニケーションを得意とする人は、実は向かないのだと言う内容だった。
うちに篭るタイプの人の方が向いていて、社交的な人はそのうち 他の二人以上から仲間外れにされる傾向があると、研究結果が出ているらしい。
え?逆じゃないの?と思ったが よくよく考えると
なるほどそうかもと思う。
多分 ウザい のだ。
こういう観測隊という閉鎖された環境もきっとそうに違いない。
これを勧めて ハマらなかった人はいなかった。
そしてもれなく「エビフライとラーメンが食べたくなった」と言った。
名人芸の応酬
全体まったりしてます。
それが南極観測隊の実態なんでしょう。
一日の唯一の楽しみが食事。
当たり前の食事の重みを感じる、
何でもないことが幸せに感じる、そんな話。
話自体は1年間の観測隊の日常で、
それを事件毎に見せるカットが上手い。
南極に行く前の話の入れ方も上手い。
映像に無駄がないような気がしたが、
ちょっと間延びしてる気もした。
堺のいい人ぶりや、生瀬のとんがった感じ、
きたろうのイライラさせる感じ、それぞれ名人芸。
好きな日本映画
ほのぼの系です。自分は普段アニメや漫画見てる人ですが、何処と無く雰囲気がそれに似ています。
特別何かずば抜けて良い所とかそういうのはまぁ無いです。でもそれが良いんです。そこらへんのおっさん達が一つ屋根の下、あの手この手で小さい喜びを獲得していく。だれも不幸になりません。
10人が観たら9人は良い映画と言うでしょう。だが最高の映画かと言われれば恐らくそうではない。しかしその最高の映画は全員を満足させられるだろうか?恐らく10人中5〜8人って所だろう。これはそういう映画です。複数人で何となく観るには最高の映画です。
評価高いですね。久しぶりに世間的評価と私の中での評価がかなり乖離し...
評価高いですね。久しぶりに世間的評価と私の中での評価がかなり乖離した作品。
ダメなんですよねー、こういう何も起こらぬゆるゆる系。声を上げて笑えるわけでもない。
・ラーメンは最強の食べ物ってこと?
・何気ない日常こそが幸せってこと?
料理はみな美味しそうです。南極でもあんな素晴らしい献立を味わえるんですね。
パンチやキックを父親にかましてる娘、でも好きって感じが出てて良かった。彼女が一番の芸達者でした(笑)
肉焼いてるだけなのに楽しいです。
(録画)
南極でむさい男たち8人が仲良くキャピキャピしてる話です。ずっとクスクス笑いながら見ていられます。時には吹き出すほど(笑)
南極という極寒の地、昭和基地より寒くペンギンもアザラシも菌もいません。そんな土地でほっこり暖かい気持ちになれます。
おそらく鑑賞後ラーメンが食べたくなるでしょう
8人のおじさんがひたすらわちゃわちゃする話
特に大きな事件やこれと言った山場などはなく、8人のおじさんたちが飯を食ったり騒いだりたまに調査っぽいことをしたりするのを、ただだらだらと眺める映画。
とりあえず夕食食べながら観始めたら開始10分でおじさんのトイレシーンが出てきたのは食欲が失せた。
カチンコチン新聞
友花のナゾナゾコーナーの答えが知りたい。
良い作品だとは思ったけれど、笑いのとり方にあまりなじめなかった。ゆるいコミカルなのはいいとして南極仕事の大変さみたいのは伝わってこないし、夜中に勝手に食ったり、水使いまくったりをオジサンがやるもんだからほっこりしなかった。おじさんの仮病とか。
男達が協力して成し遂げてる感じや仕事の厳しそうなところが全くわからなくて余暇タイム充実してる人たちみたいに見えてしまったのが期待と違っていた。ラーメンのエピソードも 麺とスープがあればもう他に何もいらないとか切実な感じで言っていたが、麺食い尽くしたのお前だろうがと思った。仕事で来てるのに違和感多かった。電話オペレーター何故か来たし。
料理はどれも素晴らしく良かった。
食と大切な人
ぼーっとAmazonプライムでみました。
映画って起伏があるものが楽しいって思ってました。
この映画は良い意味でずーっと、ぼーっと見てました。
大変な環境で作る料理って美味しそうに見えます。塩むすびさえもご馳走に見えます。
堺雅人さんが演じる料理人はどれも美味しそう。みんな美味しそうに食べます。
見ていて気になるのは誰も美味しいという言葉を一切口に出さない。
変だなと思いながらも、がっつくさまで表現しているのだなぁと勝手に解釈をしていましたが、どうやら違うのかもしれません。
遠く離れた土地で家族とあえず、好きなことも出来ない。まるで監獄のような生活でポップに明るく描かれていましたが、実際はもっと大変だと想像できます。
そんな生活がやっと終わり家族と対面し、遊園地で最初に食べた、袋にタレがこぼれたテリヤキバーガーを食べた時に出た「うまっ」とついこぼれた言葉。鳥肌がたちました。
南極大陸に行く前に奥さんに作ってもらったベチャベチャのからあげ。南極大陸でふてくされて隊員の仲間が自分達で作ったベチャベチャの唐揚げ。その唐揚げを食べて奥さんの唐揚げを思い出し涙を流してしまう。
やはり大変だし、家族に会いたい。
タレが袋に付いていてベチャベチャのテリヤキバーガーを食べてようやく南極大陸に行き、帰ってきたのだと実感し、家族との幸せを噛み締める一言だったのではないかなと思います。
南極大陸では一切でなかった「美味しい」という言葉、あんなに美味しそうなのに出てこない不思議な感覚は最後の一言により全てを成立させ、物語がより深く胸に入ってきました。
とてもおすすめの作品だと思います。
やっぱり大切な家族と食べるご飯が1番美味しいんですね!
初っ端南極の厳しさから逃げ出したかと思いきや、麻雀からって笑笑 伊...
初っ端南極の厳しさから逃げ出したかと思いきや、麻雀からって笑笑
伊勢海老のエビフライ♪もおもしろかった。
序盤は小ネタが多く、中盤から南極の暮らしの人間の卑しさが多くでてきます。
帰国したときに、オペレーターが迎えにきてたところが気に入らなかった。
ハンバーガーを食べて「うまっ!」で終わるとこはエンドロールを見ながら意味を考えてました。
食事って大切
南極観測隊員のメンバー・西村淳の任務は、南極大陸のドームふじ観測拠点(標高3810メートル)で越冬する隊員8名分の食事を用意すること。物語自体は終始大きな変化も無く、たんたんと進んでいくのですが、その中で振る舞われる食事が本当に美味しそうに食卓に並びます。南極という閉鎖的な地の為、隊員のストレスも極限に達したり。そんな中でも食事を楽しむことが皆のエネルギーになっている事は間違いないですね。食事だけでなく、食卓を囲む8人のメンバーの存在も南極では支えになっているのが良く伝わって来ました。大きな感動とかはありませんが、ほっこりと当たり前の幸せが当たり前ではないことに感謝しなくてはと思わせられる作品でした。
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