「やっぱり泣く・・・」なくもんか kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり泣く・・・
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金を持ち逃げした父親(伊原剛志)。残された祐太はバカみたいに働いて、やがて2代目山ちゃんとして店を任される。その先代(カニング竹山)も死に、痴呆症の安江(いしだあゆみ)を介護しながら、金にならないどんなことでもやってきた。
徹子(竹内)には不倫相手との間に出来た連れ子がいた。それでも結婚した祐太(阿部)。家族がいなかった男がなんとか家庭を持ちたいという気持ち。お人よしの八方美人と自他ともに認める祐太であったが、この決意はよくわかる。いや、男なら子どもがいたって竹内結子だったら結婚したい(笑)。
数々のエピソードはあるが、ストーリーの大きな流れとしては阿部サダヲを中心としたコメディであるためお人よしでの笑いをとるために時間を割いたものだ。お父さんと呼ばれたい、お兄さんと呼ばれたい、そんな家族の絆が中心。もう一つのテーマはなぜか“エコ”。最初から祐太と徹子のエアコンのスイッチのオン・オフ合戦。もしかすると、認知症と認知ということも洒落たかったのかもしれない。
子役の山口愛ちゃん。やっぱり上手い!芦田愛菜が陽なら、この子は陰・・・て言ってもいいのかな・・・
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