パニッシャー ウォー・ゾーンのレビュー・感想・評価
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前作と主人公の役者が違う
だいぶ映画の雰囲気も変わった。
前作では人を殺すのを躊躇していたが、この映画では、バンバン殺しまくる。
アクションに振り切った映画になっている。
警察にも協力者がいるのはやり過ぎに思う。
最初の映画の方が笑いもあって、自分の好みである。
2009年 アメリカ映画
午後ロード 録画視聴
原作に最も近いパニッシャー
悪を制裁するフランクはギャングの処刑の際にFBIの潜入捜査官を殺害してしまい…。
レイ・スティーブンソン主演版。3回目の映像化にしてパニッシャーの大敵ジグソウや協力者マイクロが登場し、過激な処刑やビジュアルに特化した映像で原作に最も近い作品でした。
パニッシャーがセガールに見えて仕方ない
セガールみたいな無敵な感じで颯爽と殺しをやってのける感じで爽快感はあった。
グレース役の子可愛かったね
エアポートアドベンチャーのグレース役の子も可愛かったので、
グレース役を務める人は可愛いという共通点があるのかこれから調べようと思います。
ちょっとグロいです
期待していなかったけど面白かった!
マーベル作品って知らなかったんですが、主人公人間ですし、すこしスティーブンセガールに似ていてアクションバリバリだし、クールだし、苦み走ってるしなかなか楽しめました。しいて優ならキャラの設定と音楽かな。キャラがもう少し立ってると(どくろっぽいマークだけでなく)
良かったのですが他のマーベル作品はそもそも人間じゃないので(笑)がんばんないと・・。
でもDVD観る価値のある映画です。特にスティーブンの映画のファンやガンマニアの人にはお勧め。
三度目の正直か!?
実は映画化は3度目。
一応、ストーリーは前回の続きのような感じ。
(残念ながら、ドルフ・ラングレン版はカウントされていないようだ)
主役も変更、でも、パニッシャーな感じはそのまま残存。
のっけから悪人を殺しまくる。
特にマフィアの晩餐会でのシークエンスは秀逸だ。
人体破壊ショーかと見紛うばかりの惨劇。カップルでデートムービーで使った人たちはここで後悔。
アクションはこれで良い。ノーテンキに銃をバンバン撃ってもらい、人間がボンボン吹っ飛べば良い。
しかーし。
悪役がいけなかった・・。せっかく「ジグソウ」をだしてるのに、「ジョーカー」の2番煎じの感がありあり。
しかもタチの悪いことに劣化版。コミカルの中に恐怖を入れようとするあまり、本当に滑稽になってしまった。
残念ながら3度目の正直もやや消化不良といったところ。
三度目の正直は大正解のパーティームービー
全裸で正座したドルフ・ラングレンがむにゃむにゃとポエムをつぶやき、ニンジャと戦う「パニッシャー」。イタズラ電話をかけて、貧民アパート住人に金をばら撒く、ちょっとイイ話的なトーマス・ジェーン版「パニッシャー」。
アン・リー版「ハルク」を無かった事にして以来、コミック界では当たり前な“仕切り直し”を映画界に持ち込んでいるマーベル社の「パニッシャー」三度目の仕切り直しが本作「パニッシャー:ウォー・ゾーン」である。
今まで、特にトーマス・ジェーン版の反省を活かして、キャストを安くコストを落とし、リスクを減らして高いレイティングにして目指したのは、ウルトラ・ゴアな大殺戮祭り!これこそが本来の「パニッシャー」である。
“悪い奴”に限ってだが、殺しをまったく厭わないというアメコミ界において特出したキャラクターであるパニッシャーを描くには、このスタイルがベストであり、当然のように本作は清々しいまでに“悪人”がガンガン殺される。
その分、演技に奥行きは無いし監督も「人間の深淵を見せよう!」などという気も無いのだが、世の中にはそういったジャンルの映画があってしかるべきだし、そのジャンルにおいて本作は大傑作である。
劇場にビールを持ち込み、パーティー気分でワイワイと楽しむべき映画。
ド迫力の銃撃シーンも・・・
久しぶりにスッキリ目覚める映画です
法律無視のブッ放しド迫力シーン満載の展開で
見ていて痛快でしたね
ただCGがかなり雑ですw
シリアス路線で行きたいのかゲーム感覚で作りたいのか?
主人公はシリアスタッチで描かれているんですけど、ボス
とか脇役、やられ役がなんともゲームチックな感じがする
頭をぶち抜かれる時のCGも明らかにガン物ゲーム的な感じ
それでも序盤は随所にマジで痛そうな、目を背けたくなる
リアルな流血、銃撃シーンもあったのですが、銃撃が派手
になればなるほど作りが・・・雑で笑えてしまう
こんな痛快映画は「Vフォー・ヴェンデッタ」以来かな
いまの世の中、法律が甘かったり、刑に納得がいかない事
が多いから、こんな仕置き人が実在してくれても良いかも!
さすがにマーベル作品だけに、ヒーローものとして楽しめます。ガンアクションが痛快そのもの。
同じガン・アクションものでも、今週見た『マックス・ペイン』と比べて、ストーリーがシンプルで、理屈抜きに楽しめるところが良かったです。さすがにマーベル・スタジオ製作作品だけに、ハードボイルド臭くせずヒーローものとしてエンターテイメントに徹しています。
旧作とは設定を元特殊部隊の指導教官に変えているだけに、処刑方法は豪快そのもの。マシンガンから、特殊な毒矢、そして必要なら小型爆弾で部屋ごとぶっ飛ばすことも。全身を防弾着に包み込んで、圧倒的な数の敵に単身で向かっていくラストのシーンは、痛快でした。
やはり特殊部隊出身だけに、その動きにも説得力があります。これを見てしまうと『マックス・ペイン』でのマックスの不死身さが嘘っぽく見えましたね。
ところで、パニッシャーことキャッスルは、マフィアたちを正義の名の下に処刑することにおいて、『ダークナイト』のバットマンのように全く躊躇しません。刑事が目の前にいて逮捕しようとしても、こいつは悪だとキャッスルが判断したら、即刻処刑してしまうのです。
けれども超人的なヒーローでも激しい戦闘のなかではミスもするもの。誤ってFBI囮捜査官を殺してしまったとき、パニッシャーを引退することまで決意してしまうほど憔悴する姿が意外でした。
その時フラッシュバックするキャッスルの家族が殺されたシーン。やはり彼にとって、かけがえのない家族の命を自らの手で奪ってしまったことが余程答えたのでしょう。
残された妻子に謝罪に行ったとき、未亡人なったそのアンジェラからは簡単に許しはもらえませんでした。けれども父親を失った娘と、娘を殺されたキャッスルの間で、お互いの孤独な気持ちが繋がるところはジンときましたね。それと、いろいろなプロセスを経て、この奥さんが最後に、パニッシャーは正義だったと認めるところも思わず感動しました。
実はキャッスル神学校で学んでいたこともあって、意外と信心深いのです。その信仰心が、目には目をと強烈な正義感の源泉になっているようでした。
あと笑えるところは、地元の警察が、パニッシャーの殺人行為を黙認しているところです。潜入捜査官の同僚を殺されたFBIのホールは、パニッシャー逮捕に奔走します。しかし地元警察の刑事や『パニッシャー対策室』の担当官が、すっかりパニッシャーと連んでいることを知って唖然となるところが可笑しかったです。
そんなポールが徐々にパニッシャーに対して、見方を変えていくところも見所です。
そしてラスト。何度も捕まっては、法取引で保釈されてしまうジグソウとパニッシャーの最終対決が待ち受けます。
人質になったパニッシャーの友人で、武器供給の支援をしているマイクロか、彼を父親のように慕うアンジェラの娘か。ジグソウとパニッシャーにどちらの命を救いたいか、究極の選択を迫ります。
さて、パニッシャーは選んだのは・・・。
ところで、生身の人間の肉をかじるジグソウの弟とパニッシャーの対決では、パニッシャーが急所を蹴られても平然としています。女性監督だけに、痛みがよく分からなかったのでしょうか。
●旧作について
旧作の『パニッシャー(2004)』では、裏社会を支配する資産家の溺愛する息子がFBIによって殺されたことにより、その復讐としてFBI潜入捜査官フランク・キャッスルの一家を虐殺したことになっています。
家族を失ったキャッスルは、闇の資産家が法律では十分に罰しきれないことを知り、闇の私刑執行人パニッシャーへと生まれ変わるということで、本作と同じ流れとなるわけです。
もともとコミックではなんと『スパイダーマン』の脇役だったようです。スパイダーマンを犯罪者と思い込んで彼の命を付け狙うという設定です。
悪人とはいえ罪状にかかわらず私刑に処してしまうパニッシャーは、見方を変えれば殺人鬼とも言えるダーティなヒーローです。そんなパニッシャーがマーベル・コミュクで主役の座を掴んだのも、アメリカの犯罪が凶悪化していった世相と連動しているようです。
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