マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたことのレビュー・感想・評価
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最後あっさりすぎないか?
内容的には、犬を飼う大変さや、子育てをしながらの犬のお世話が大変という、ただ可愛いだけではなく、大変さなども伝わってきました。
犬も可愛くて、お馬鹿な感じも面白かったのですが、最後犬が死んだというのに、子供達は、対して泣かず、あっさり冷静に犬への手紙を読んでいる。
ありえない。あんな小さい子が、あんなに冷静に犬の死を受け入れるなんて。
私が飼っていた犬が死んだときは、家族みんなボロボロ泣いていたのに。
あまりにも、冷静な感じだったから、泣けるシーンも少し萎えました。
犬が病院にいってるときも、家にいる家族は何故あんなに冷静なんだ?
違和感かんじるし、犬を大好きって言うのをもうすこしだしてほしかった。
マーリーが愛しくてたまらない
総合 :90
ストーリー :18
キャスト :16
テンポ :16
演出 :20
見返したい度:20
子育ての練習のつもりで飼ったらものすごいバカな事をする犬だったけど色々な出来事を通じて代え難い家族になるという話です。
とんでもないいたずらというか周りから見たらお茶目な事をしまくるマーリーと仕事、子育てに悩む2人とのやり取りが何とも軽妙で面白いです。
本気で怒って追い出される事もありますがマーリーとの思い出がよみがえってきて大切な存在だと認識する。
でもやがてはこんな可愛いマーリーとの別れも来ます。
僕はこの映画を何度も観てますがいつも同じ場所で涙腺崩壊します。パトリックがマーリーにバイバイと伝えるシーンです。
あんな小さい子供が体をマーリーに預けそして体を震わせ精一杯の声でお別れを伝える。これは我慢出来ません。
まだ観た事ない方は是非何度も観て欲しいです。
実話だと知って更にまたマーリーを好きになってほしいです。
家族全員に見せたい作品
犬を飼うということ、その素晴らしさ、家族全員の人生に深く刻まれる犬の存在感が存分に表現されています。犬を飼った事があれば愛犬との生活とまるごと重なるはずだし、飼った事がない人にはぜひ見て欲しいです!
これが扱いやすい犬なら愛玩犬映画で終わってしまうけれど、マーリーが非常に飼いにくい犬なのにも関わらず、マーリー以外の犬を飼う毎日と同じように、最初から最期まで家族の一員として大きな影響力を持ち、必要とされていて、「犬を飼う生活」のリアルさが伝わってくるポイントだと思いました。犬を飼うのは手をわずらわされる時も沢山あるし、良い事ばかりではないけれども、それ以上に素晴らしい。そして子供を持つ事はその上をいく。
新婚夫婦が犬を飼い、仕事や家族計画を立て、妊活し、親になり、夫婦ともにワークライフバランスに悩み、子育てに追われ怒涛の日々を過ごし、家族になる約10年間に、マーリーは生涯一員として全て参加して、都度都度家族の気持ちに寄り添っています。
登場人物の性格が皆とても真っ直ぐで、好感を持てました。主人公より大きなキャリアを手に入れたセバスチャンとの対比が、仕事では補えない、家庭を築く素晴らしさをより一層引き立たせています。
子供達とマーリーの描写がもっとあっても良いような、、子供が産まれる前からマーリーはいたから、夫婦とマーリーの関係性が子供達とマーリーより深いのは当たり前なんだけれども。
ジェニファーアニストンがとても魅力的です。マーリー役の犬がマーリーの成長に応じてちょいちょい変わって、最期は全く違う顔になります。
マーリー
✴︎あらすじ
新婚のジョンとジェニーは子育ての予行演習としてラブラドール・レトリバーの子犬を飼い、マーリーと名付けた。名犬として育て始めるが、マーリーは数々の騒動を引き起こすおバカな犬になってしまった・・・
✴︎感想
夫婦、特にお嫁さんがおおらかで優しくて穏やかですごくいい夫婦で憧れる。
思ったのは、マーリーが教えてくれたことっていうタイトルを前提に見ると、うん?教えてくれた??ってなる。マーリーのおかげで仕事がうまくいったことは確かだけど、マーリーから教わった要素0。
あまり面白いとは感じなかった。
一番泣いた映画。
数多の映画を見てきましたが、この映画が史上最も泣きました。
そんな理由で満点評価とさせていただく。
というのも、僕自身この主人公家族とまったく同じ経験をしたからです。なので自分の体験と照らし合わせて見ているうちに、とんでもない量の涙を消費する事になった。
特に終盤。死期が近いマーリーに対して言葉を掛けるオーウェン・ウィルソン。その言葉の一つ一つがとても良い言葉で、感心したし、納得した。
「お前がこんなに素晴らしい犬になれた、何があっても、毎日僕ら家族を愛してくれたからさ」とか
「お前は本当にバカなワンコだったけど、僕らにとっては掛け替えのない家族だったよ」とか。
こーゆうシーンもありましたよね。夜、マーリーが家の中から居なくなって、大雨の中家の周りを捜索するシーン。ここでマーリーは離れた木下で休んでいる。愛犬の死を経験した事がない人は何の事やら分からないと思うが、犬は自分が苦しむツラや弱ってる姿を見られるのが嫌みたいだ。自分の犬も、普段は行かないような場所で寝たりしていた。
ここはかなり細かい演出だと思う。全編で言える事だけど、犬を飼った事がある人が唸るような細かい演出が散りばめられていて、その結果がラストの大号泣に導かれる理由なんだと思う。
馬鹿な子ほどかわいい
よくある動物お涙頂戴映画だと思ってたら、家族の物語だった。
まあ、動物お涙頂戴映画でもわるのだけれども。
要するに、純粋で、馬鹿で優しいマーリーを含めた、家族の話。
かわいかった。
バカがつくほど可愛い。
一説には、ブラピとの子供を望まなかったJ・アニストンが
子供大好き!なアンジーに彼をとられたという噂もあり^^;
では、そんな彼女が母親役をどう演ずるか、を期待していた。
米のランキングで、しばらく1位をキープしていた作品だが、
おバカな副題(誰がつけたんだ?)がかなり観る気を削いだ。
そして鑑賞後。。。
いつものように、原作をまるで知らなかった私が、これは
まるでコラムorエッセイのような語り口の映画だと思ったら
本当に主人公が描いたコラムが原作だった^^;
そして好き好きは分かれると思うものの、個人的には号泣、
意外に「犬」映画というのでなく「家族」映画としてだった。
とにかくツボにハマるポイントが多くて、身につまされっぱなし。
私は犬が大好きなのだが、飼っていない。
だから飼育の大変さはもちろん分からない。でも出産をした。
だから子育ての大変さならよーく分かる。特にそのあたり…。
確かにマーリー(ボブからとったというのが面白い)はかなりの
やんちゃ犬ではあるが、彼に振り回される生活はまだ序の口で、
子供が生まれてからは限りなく子育てに振り回されていくのだ。
(そりゃ3人ともなれば、、大変なのは目に見えてますが)
当たり前の夫婦の変遷が、今振り返れば懐かしくて(T_T)泣けた。
あの頃どうしてあんなに神経過敏でイライラしては八つ当たりし、
子どもなんかいらない!こんな子どっか行ってしまえばいい!
なんて思ったりしたんだろう…(爆)簡単に思っていた子育てが、
こんなに大変だったなんて…と妻が怒鳴り散らすシーンで思った。
この言い争いは素晴らしくリアル^^;お見事なまでに二人は争う。
うんうん、私もそうだった。あの時はホントにそう思ったよ。
だけどそんな辛い時期は、今思い返せばほんの一時で、
過ぎてしまえば、こんなに可愛い子はどこ捜したっていやしない!
とまで思うおバカな親へと成長するのである。
ちなみにマーリーは、いつも通り行動しているだけで悪くない^^;
彼ら家族が成長していくその傍らで、マーリーが彼らを見守る。
この言い方は可笑しいかもしれないが、彼らは壁にぶち当たる度、
マーリーと話をしているのである。どんなやんちゃ犬でも歳をとり、
飼い主の癖や行動を把握して、それなりの役割を果たしてくれる。
子育て予行演習のつもりで飼い始めた犬が、苦労をものともせず、
頑張って前へ進もうという彼らの精神を鍛え上げてくれた格好だ。
マーリーは、手はかかるけど、いい子なのである^^;
子供達がマーリーに対して向けるそれぞれの想い。
特に長男の動物の死を悟った態度が素晴らしく、そこでまた泣く。
夫が自らの仕事や年齢で悩んだり、妻の不安と向き合う部分も
自身が語っているだけあって、かなりリアルで共感できた。
この歳になったから?それを経験してきたから?それもあるだろう。
だけど、いつの時代も変わらない家族の絆が、たまに絵日記を
めくるように癒される心の成長を促してくれてはいないだろうか。
そしてその傍らに可愛いペットがいてくれたから、幸せだったのだ。
(コラムニストの才能を彼に教えてくれたのがマーリー、ってことね)
以外に、感動・・・!
「おもろい映画かな・・・?」の気持ちで乗り込みましたが、これが以外に感動・・・!! 犬は「ペット」でなく、「家族」なんだと再認識させられました。常に家族の中心にいて、様々な思い出を与えてくれた大事な”人”ですね、マーリーは。また、観賞前に名前から想像してメス?ぃや、”女性(笑)”だと思ってたんですが、以外に”オス”でした! 命名の由来も「ヘェ~~~」って感じで「そこから来てるんだ!」と思いました。私はアラフォーのオッサンですが、一番最初に子犬で登場した時はギャル並に「キャわいぃぃ~~~~~☆☆☆」って、心の中で叫びました(笑)! 最後のお別れ時に「世界一おバカな犬なんかじゃない、、、世界一最高な犬だ!」とパパがマーリーに語った時は涙出そうになりました。改めてペットって素敵だなぁ~と思いました。
いい子にしてた? マーリー
映画「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」
(デヴィッド・フランケル監督)から。
しつけがうまく出来なかった我が家の愛犬、ジェイクと
この映画の主人公マーリーが、だぶって仕方がなかった。
本当に、驚くようなハチャメチャをやらかしてくれたが、
それが、私たち家族の宝物になっていることは、間違いない。
たぶん、作品の中で、犬のしつけのトレーナーが言っていた
「犬の主人(リーダー)は1人」であるべきだったのに、
我が家は、年代、生活の時間帯などによって、
娘、妻、母、そして私と、彼にとっては4人も主人がいたからだろう。
これでは、誰の指示に従えばいいのか、迷うはずである。(笑)
しかし、その4人が共通して口にした台詞を、作品の中でも見つけた。
それが「いい子にしてた? (マーリー)」
私たちも帰宅して、彼の顔を見るたびに、
なぜか「いい子にしてた? ジェイク」と繰り返すのだが、
それとまったく同じシーンが登場した。
留守番が多く、犬として幸せだったかどうか、気になるところであるが・・。
マーリーが胃捻転を起こして死にそうになったシーン、
飼い主のジョンが、事実だけを伝える新聞記者なのに、
経験をもとに書くコラムの方が、読者の人気を博してしまう設定など、
メモは、驚くほど集まった。
犬好きにとっては、久しぶりに涙が溢れ、なかなか席を立てない作品である。
PS.
[原題] (MARLEY & ME)を、
邦題「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」と訳した方、
尊敬と感謝でいっぱいです。
お馬鹿なわんちゃんと有る有る経験談
犬を主題に据えた映画って、色々あるけれど
その物語りの最後にくるものは、犬の寿命が短かくって、
飼い主に看とられて死んでいくと言うもの。
ごたぶんにもれず、この「マーリー」も、そんな作品です。
だから、クライマックスシーンでは、ぐっと来たのでしょう
隣に座ったイマドキのお嬢さん、グッスングッスン
鼻をススっておりました。
今回の主人公のワンちゃんが余りに、
色々な事をしでかしてくれるものだから、
犬を飼ったことがある人なら誰でも経験がありそうなこと、
例えば、
リードを引っ張られ、引きずられかけた事や
人前でウンチされたことや
あるいはマウンテングポーズを取られた事等、
あるある経験噺で
取っ付き易かった事もあるせいか
ノリ易い設定で、年に数本しか映画を観ない人には
面白かったかも、ですね。
私としては、
犬のご主人様のジョンと
独身主義を通す彼の友人と対比して
家族という厄介だけどかけがえのないものを
持とうとするものと、持とうとしないものの対比を
犬を絡めて描いても良かったと思いました。
マーリーで毎日があふれてる
2時間の映画でマーリーの暮らした13年間を笑いながら一緒に過ごしてきたかのような映画です。
話相手になってくれたり、笑わせてくれたり、マーリーがおバカでヤンチャでひたすら自由奔放な奴でへとへとに疲れても、それを癒すのも彼なのです。
共に過ごした日々が一秒一秒愛おしくなる。
子供達が産まれた時からそばにいたマーリー。子供達にとっては立派なお兄さんだったのだろう。
長男のお別れの一言葉にグッときてしまいました。
すべての人にマーリーを観てほしい。
犬を飼った事がない人でも観てほしい。人それぞれ動物のパートナーって猫だったり、ウサギだったり、小鳥だったり違うと思うけど、人生でぶち当たる障害(?)は同じ。
マーリーだって動物達だって飼い主を最後の最後まで見ているのだから。
MOVEIWALKERでも同レブー投稿。
久々に穏やかになれた気がします・・・。
犬と飼い主のドタバタ劇を描いているのは意外と前半部分のみで、後半はハートフルな展開がメインになっていきます。
あくまで話の主軸は夫婦二人の生活で、味付けみたいな感じでマーリーがお馬鹿なことをしていきます。
前半の暴れっぷりとは逆に、どんどん衰弱していくマーリーの姿は、演技とはいえ観ていられませんでした。この映画で一番の名演技です。
犬がお好きでしたら是非。
マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと
退職で時間があり、大好きな映画に没頭。試写会応募に明け暮れてるなか、過去の35年の会社生活の反省です。僕もやれること、やれないこと、いろいろあったが、彼と同じように出来ないとか、他の仕事をやらせてほしいとか、はき違い人生を反省しました。僕の上司も困ったことでしょう。そんななかで、おバカな犬が気を紛らわせてくれてたのですね。いなかったら、家庭は維持できていたかな?涙のワンちゃんでした。最後の老化のくだりも他人事でないです。深い作品でした。
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