マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたことのレビュー・感想・評価
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マーリーが愛しくてたまらない
総合 :90
ストーリー :18
キャスト :16
テンポ :16
演出 :20
見返したい度:20
子育ての練習のつもりで飼ったらものすごいバカな事をする犬だったけど色々な出来事を通じて代え難い家族になるという話です。
とんでもないいたずらというか周りから見たらお茶目な事をしまくるマーリーと仕事、子育てに悩む2人とのやり取りが何とも軽妙で面白いです。
本気で怒って追い出される事もありますがマーリーとの思い出がよみがえってきて大切な存在だと認識する。
でもやがてはこんな可愛いマーリーとの別れも来ます。
僕はこの映画を何度も観てますがいつも同じ場所で涙腺崩壊します。パトリックがマーリーにバイバイと伝えるシーンです。
あんな小さい子供が体をマーリーに預けそして体を震わせ精一杯の声でお別れを伝える。これは我慢出来ません。
まだ観た事ない方は是非何度も観て欲しいです。
実話だと知って更にまたマーリーを好きになってほしいです。
コメディではなかっけど素晴らしい
ベートーベンみたいなコメディかと思って見始めると、何だこれ?微妙だなぁと思ってしまうけど、早めの段階でこれはコメディではなくて、犬と歩んだ人生のコラムなんだと気付き、主人公たちと一緒にマーリーと長い年月を過ごしたかのように身近に感じ引き込まれて行った。 長い人生良いこともあれば悪い時もあり、それを夫婦や家族そして愛犬と乗り越えて行く様は他人事じゃなく自分の物語でもあるのだなぁと思った。 別れは辛いけど、最高の思い出をありがとうという気持ちでいっぱい。 オーウェンウィルソンと犬だとベートーベンよりだと思って見てしまいがちだけど、普通にとても良い映画だった。
家族全員に見せたい作品
犬を飼うということ、その素晴らしさ、家族全員の人生に深く刻まれる犬の存在感が存分に表現されています。犬を飼った事があれば愛犬との生活とまるごと重なるはずだし、飼った事がない人にはぜひ見て欲しいです!
これが扱いやすい犬なら愛玩犬映画で終わってしまうけれど、マーリーが非常に飼いにくい犬なのにも関わらず、マーリー以外の犬を飼う毎日と同じように、最初から最期まで家族の一員として大きな影響力を持ち、必要とされていて、「犬を飼う生活」のリアルさが伝わってくるポイントだと思いました。犬を飼うのは手をわずらわされる時も沢山あるし、良い事ばかりではないけれども、それ以上に素晴らしい。そして子供を持つ事はその上をいく。
新婚夫婦が犬を飼い、仕事や家族計画を立て、妊活し、親になり、夫婦ともにワークライフバランスに悩み、子育てに追われ怒涛の日々を過ごし、家族になる約10年間に、マーリーは生涯一員として全て参加して、都度都度家族の気持ちに寄り添っています。
登場人物の性格が皆とても真っ直ぐで、好感を持てました。主人公より大きなキャリアを手に入れたセバスチャンとの対比が、仕事では補えない、家庭を築く素晴らしさをより一層引き立たせています。
子供達とマーリーの描写がもっとあっても良いような、、子供が産まれる前からマーリーはいたから、夫婦とマーリーの関係性が子供達とマーリーより深いのは当たり前なんだけれども。
ジェニファーアニストンがとても魅力的です。マーリー役の犬がマーリーの成長に応じてちょいちょい変わって、最期は全く違う顔になります。
よくある動物もの映画とたかをくくっていたが
総合:75点 ( ストーリー:75点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) 邦題も今一つだし、どうせ人の言うことを聞かない馬鹿な犬が適度に悪戯をするちょっと楽しいだけの内容の薄い話なのだろうとたかをくくっていたが、若い夫婦の生活を面白おかしく描いていて予想を超える良さだった。いいことばかりでもなく、犬を絡めて2人の過ごした時間と家庭を見つめる真剣さもあった。ただの犬の映画にしては物語がしっかりとしすぎていると思ったら、実際の話を基に映画化したとわかり納得。主演の2人に加えて犬が素晴らしい働きをしていた。
イヌを飼ったことのある人なら誰もが共感できる映画
マーリーが可愛い。 ジェニファー・アニストンの演技がとても愛らしい。 オーウェン・ウィルソンは相変わらず男前。 内容はイヌを飼ったことのある人なら誰でも共感できるあるある話。 イヌを飼ったことのない人にはイヌを飼うとこんな面白い事があるんだと思える。 イヌを飼った時の必ず自分の愛犬が家族の中心になる家族の温かい姿がとても上手く表現されていると思う。
マーリー
✴︎あらすじ
新婚のジョンとジェニーは子育ての予行演習としてラブラドール・レトリバーの子犬を飼い、マーリーと名付けた。名犬として育て始めるが、マーリーは数々の騒動を引き起こすおバカな犬になってしまった・・・
✴︎感想
夫婦、特にお嫁さんがおおらかで優しくて穏やかですごくいい夫婦で憧れる。
思ったのは、マーリーが教えてくれたことっていうタイトルを前提に見ると、うん?教えてくれた??ってなる。マーリーのおかげで仕事がうまくいったことは確かだけど、マーリーから教わった要素0。
あまり面白いとは感じなかった。
犬が主役なら大抵は
それだけでもう退屈な映画であるはずはない。 愛らしいお馬鹿なラブ、見ているだけでもう楽しいよ~。癒されるよ~。 あんな風に広い家で庭で、リード使わずに自由に飼ってみたい。アメリカでは(ヨーロッパも?)聞いたことは会ったけど、やはり安楽死が一般的なのかしら。
一緒に過ごした時間の積み重ね
マーリーは、新しい家族のそばに、いつもいた。特別なことをするわけではなく、家族を楽しませ、ともに遊び、ときに苛立たせ、家族が悲しいときには寄り添っていた。だから、家族の思い出には、マーリーがいつも登場する。そして、いなくなるときは、みんなが悲しむ。 それが、家族なのだと思う。 そうやって、ともに時間を積み重ねることで、家族が生まれる、ということを実感する。 思い出せば、悲しみや、楽しい気持ちを残すから、その分戻らない時間を大切に思う。特別なことをしなくてもいいけど、家族と寄り添えたらいいと思う。
一番泣いた映画。
数多の映画を見てきましたが、この映画が史上最も泣きました。
そんな理由で満点評価とさせていただく。
というのも、僕自身この主人公家族とまったく同じ経験をしたからです。なので自分の体験と照らし合わせて見ているうちに、とんでもない量の涙を消費する事になった。
特に終盤。死期が近いマーリーに対して言葉を掛けるオーウェン・ウィルソン。その言葉の一つ一つがとても良い言葉で、感心したし、納得した。
「お前がこんなに素晴らしい犬になれた、何があっても、毎日僕ら家族を愛してくれたからさ」とか
「お前は本当にバカなワンコだったけど、僕らにとっては掛け替えのない家族だったよ」とか。
こーゆうシーンもありましたよね。夜、マーリーが家の中から居なくなって、大雨の中家の周りを捜索するシーン。ここでマーリーは離れた木下で休んでいる。愛犬の死を経験した事がない人は何の事やら分からないと思うが、犬は自分が苦しむツラや弱ってる姿を見られるのが嫌みたいだ。自分の犬も、普段は行かないような場所で寝たりしていた。
ここはかなり細かい演出だと思う。全編で言える事だけど、犬を飼った事がある人が唸るような細かい演出が散りばめられていて、その結果がラストの大号泣に導かれる理由なんだと思う。
犬ってすごいです。日常にある奇跡的なこと(日常生活全部かもしれないけれど・・・)かもしれないです。
マーリーの暴れぶり以外は、日本でもありそうな、特にめずらしくもないストーリーで、何がおもしろいのかよくわからなかった。 子供と犬が、かわいいということなのか?という程度でした。 コメディーだろうと思って見ましたが、特に笑えるところもなく、いたって現実的な映画でした。 でも、見終わった後、よく考えたらすごくおもしろくなってきた。 題名のとおり、マーリーのバカで言うことをきかないところがポイントなんだと気づきました。 犬の映画っていっぱいあるけど、利口で従順な犬が出てきて、その利口さと従順さで、涙をさそうみたいなものがほとんどでした。 でもこの映画ではバカで、言うことをきかないので、そのパターンに入っていない。 利口で従順だと、犬ってそんなものか?と流すところなんだけど、この映画ではバカで言うことをきかないので、いったい犬って何?と思えてきます。 でも、マーリーはバカで言うことをきかないけれども、主人や家族は大好きで、いつも一緒にいるし、それは生涯かわらない。 アメリカ人は家族、家族と言うけれど、現代では環境が変わると割と簡単に崩壊します。 恋人は言うに及ばず、友人だって同じです。 でも、犬は違う、犬には大きな家や高い車は関係ないし、あくまで飼い主の愛情が一番です。 環境が変わってもどこまでもついてくる。 南極物語とか考えると、餌をもらえない劣悪な環境に捨てられても、あくまで飼い主の愛情を忘れず、待っているかもしれない。 これってすごく奇跡的なことで、死んでしまえばもちろんなくなるけれど、哲学的に言えば「存在」に近いものと言えるのでは?と思いました。 このストーリーは、ありふえれた日常にある、奇跡みたいなものを表現しようとしているのかもしれない。 テーマが素晴らしいし、言いたいことはわかるんだけど、、映画としてはあまりおもしろくないのがちょっと残念です。
マーリーと家族の物語
久しぶりに泣く寸前まで来てしまいました。こういった作品に巡り合うことは本当に少なくなりましたね。見終わった後“映画はやはりこうでないと”と思いました。 主人公は新婚ホヤホヤのグローガン夫婦(後に一家) 二人は偶然バーゲンプライスで売られていたラブラドール レトリバー犬のマーリーと一緒の生活を始めるのですが、何と彼は人の言う事をまったく聞かないコントロール不可能なバカ犬だった事が判明します。 注目は久々に復活したオーウェン ウィルソンとジェニファー アニストンを初めとするキャスト陣の最高の演技、おバカだけどどこか憎めないマーリーの愛くるしさそして、ハートォーミングで予測不可能なストーリー展開です。特に主演二人の演技は最高にリアルでどこにでもいるような普通の夫婦を上手く演じています。脇を固める俳優陣もいい味を出しているのですが、この作品の1番のサプライズだったのが本作に登場する子役たちの演技力です。きっと彼らがいなかったら、ここまでの作品にはならなかったと思います。本当に素晴らしかったです。マーリーも表情豊かでいい味を出していました。(しかし、彼のような犬が現実にいたら正直、困りますけどね。) それから、何と言っても予測不可能なストーリー展開もこの作品の魅力です。原作を上手く表現した最高のものになっていると私は思います。最終的にマーリーがどうなるかはわかっていましたが、まさかあんな終わり方になるとは思いませんでした。もう完全にやられてしまいました。また、「レボリュショナリー ロード~」のように重くなりすぎず、子供からお年寄りまで楽しめる作品に仕上げたと私は思います。 ただ、細かい事を言うならば、演出面にちょっと問題を感じました。何処とは書きませんが、映画がまるで私たち観ている側に“はい!ここで泣くんだよ。”と言っているような場面が後半1ヶ所だけありました。ヒントはマーリーが獣医さんのところへ連れて行かれるの2度目のシーンです。 しかし、この作品は老若男女を問わず、誰でも楽しめる傑作だと私は思います。是非、多くの人に観てほしいです。
動物ものって。。。
映画の予告編からは、マーリーがもっと暴れて、とんでもないことの、オンパレードかなと思っていたけれど、そうじゃなかった。 新婚夫婦の成長物語、家族ってイイなという物語でした。 そう思って見ると良いかも。 犬を飼っている私にしてみれば、そうそう!! そうなのよ~! ということがたくさんあり、共感でき楽しかった。 けれど、もっとおバカなことをして欲しかったな。 せっかく、オーウェン・ウィルソンが出ているんだし。 最後の選択は、日本人にとっては、ないかもしれない。 最後の最後に、泣かされたわ。 だから・・・ 動物ものって・・・ 良いけど、映画館で見るには、ためらってしまうのよね。
ごく普通の幸せ
自ブログより抜粋で。 -- サブタイトルや予告編のイメージから、バカ犬・マーリーに振り回されるドタバタ・コメディを予想していたんだが、実際はちょっと違っていた。 しかし、犬好きの人なら大いに共感できるであろうエピソードがいっぱい詰まっていて、そういう意味では期待を裏切らない。 (中略) この映画の中で描かれるのは、一見幸せそうなカップルがそれぞれに悩みを抱えながらも苦楽を分かち合い、ごく普通の幸せを紡いでいく、まさに人生そのものの機微。 映画の中のジョンとジェニーは、その生活スタイルから日本の大多数の庶民の感覚よりは少しばかり裕福そうに見えるのだが、新婚生活や仕事の選択、子育てなどにまつわる悩みは万国共通なようで、最初に受けた印象よりずっと身近に感じられた。 人生いろいろ大変なことや思い通りにいかないこともあるけれど、それでも家族でいるって幸せなことじゃない?そんな優しい気持ちにさせてくれる映画だ。 ただ、ラストのマーリーに対する選択だけは日本人には共感しづらいかもしれない。これが日本映画だったらまずこういう結末にしないだろう。 映画的にはこんな辛口な終わり方もありかとは思うんだけど、いざ自分がその立場だったらなかなかこういう選択はできない気がする。 そこも含めて楽しいことだけじゃない人生の苦みとして共感するなら、この映画はきっとまたとない珠玉の作品となるだろう。 そんな懐の深さも持ち合わせたハートフル・コメディの良作。
馬鹿な子ほどかわいい
よくある動物お涙頂戴映画だと思ってたら、家族の物語だった。
まあ、動物お涙頂戴映画でもわるのだけれども。
要するに、純粋で、馬鹿で優しいマーリーを含めた、家族の話。
かわいかった。
やられた!そういう映画やったんや(>_<)!
全米No.1ヒットの犬映画。犬が好きな方は必見!そうでない方も必見!!とても心温まる1本です。 “おバカな犬が巻き起こすドタバタコメディ”くらいの予備知識しか持たずに観に行ったのですが、これが何とも心温まる映画でございます。最初の方は、確かにただただ面白いドタバタシーンが満載なのですが、ラスト近くには、吾輩思いっきり泣かされてしまいました。う~ん、そういう映画だったんですね~。いやあ、ヤラレちゃいました。もちろん、イイ意味で! マーリーは、確かに“おバカ”な犬なのですが、その存在がやがて、家族の中で無くてはならないものになっていきます。でも、ペットってそうですよね。言葉が話せなくても、何も出来なくても、そこにいてくれるだけで、癒されてたり、励まされたり、慰められたり…。作中ジョンとジェニーにとって、マーリーはまさにそんな『君がいるだけで』的な存在になります。更にこの映画では、ジョンとジェニーの子供たちにとっても、マーリーが“かけがえのない存在”へとなっていく過程が描かれています。この子供たちとマーリーの絆に、吾輩泣かされてしまいました。世代を超えて愛される…。きっとマーリーは幸せだったんだろうな~と思います。特にラスト近くのマーリーを送るシーンでの、子供たちの演技にはヤラレちゃいました。犬好きな方には、堪らないシーンですよ。 ただの“動物出演、お涙頂戴映画”ではなく、キチンと人間のドラマも描かれていて、1本の映画として、観た人を、優しい気持ちにしてくれる“ハートウォーミング・ムービー”です。決して派手な映画ではありませんが、ホントに心が和む“良作”だと思います。聞けばこの映画、実話がベースなんだそうですね。う~ん、世の中まだまだ捨てたモンじゃないな…。 俳優陣も、主役(?)の犬に負けず、イイ演技を見せてくれます。オーウェン・ウィルソン、ジェニファーアニストン共に嫌味が無く、とても爽やかに夫婦役を演じています。観ていて、何の抵抗も無く感情移入することができました。何てことない演技に見えますが、コレって結構大事なことだと思います。だから何気にスゴイな!っと。あとジョンの上司役で出ていたアラン・アーキンがイイですね。効いてます!この人が出てくると、作品が締まります。シリアスでもコメディでも。オスカー獲ってから、益々意欲的ですね。ホントイイ役者さんです。あと、キャスリーン・ターナーには、驚きました。だって吾輩、誰かわからんかったから…(^^;。
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