「一番泣いた映画。」マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと 三遊亭大ピンチさんの映画レビュー(感想・評価)
一番泣いた映画。
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数多の映画を見てきましたが、この映画が史上最も泣きました。
そんな理由で満点評価とさせていただく。
というのも、僕自身この主人公家族とまったく同じ経験をしたからです。なので自分の体験と照らし合わせて見ているうちに、とんでもない量の涙を消費する事になった。
特に終盤。死期が近いマーリーに対して言葉を掛けるオーウェン・ウィルソン。その言葉の一つ一つがとても良い言葉で、感心したし、納得した。
「お前がこんなに素晴らしい犬になれた、何があっても、毎日僕ら家族を愛してくれたからさ」とか
「お前は本当にバカなワンコだったけど、僕らにとっては掛け替えのない家族だったよ」とか。
こーゆうシーンもありましたよね。夜、マーリーが家の中から居なくなって、大雨の中家の周りを捜索するシーン。ここでマーリーは離れた木下で休んでいる。愛犬の死を経験した事がない人は何の事やら分からないと思うが、犬は自分が苦しむツラや弱ってる姿を見られるのが嫌みたいだ。自分の犬も、普段は行かないような場所で寝たりしていた。
ここはかなり細かい演出だと思う。全編で言える事だけど、犬を飼った事がある人が唸るような細かい演出が散りばめられていて、その結果がラストの大号泣に導かれる理由なんだと思う。
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