劇場公開日 2009年3月27日

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「マーリーはおバカではありません」マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0マーリーはおバカではありません

2019年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

 飼い主の名前と原作者の名前がジョン・グローガンであることや劇中で「コラムを本にしたら」という妻のセリフから実話と暗示されますが、調べてみたらマイアミ時代のコラムでなくマーリーが13歳死んだ2003年にフィラデルフィアのコラムに思い出を書いたのがきっかけで本にしたとのことでした。ワンコが出てくる映画の大体はお利口さんでしたが本作は人間の都合から見れば残念なワンコが主人公というリアルさも頷けます。ワンちゃんがいたずらをした時に騒ぐのは逆効果、受けたと誤解されるらしいです、低い声でNoというのが正解の様です。共同生活する以上しつけは仕方ないのですがドッグトレーナーに見放されたからといって何もしないのは飼い主の怠慢でしょう。マーリーが悪いわけでもおバカでもありませんね。反面教師というのも大袈裟でしょうが思い通りにならいことを体験することでコミュニケーションや問題解決能力の大切さを飼い主さんの方が学んだ点は収穫だったかもしれません。グローガン家は子供たちのためでしょうかマーリーの2代目としてグレーシーというメスの子犬を飼ったようです。ご本人はドッグトレーナーのシーンでコッカースパニエルの飼い主としてカメオ出演しています。

odeonza